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医療が本当に健康を守るためには
(6月30日)

 CILわらじ総合協議会「市民福祉講座」は、堀の内病院の副院長木村健一さんによる「まち・ひと・医療」について。
 木村さんは「今のままでは、まちがいなく健康保険は破綻する」とキッパリ。確かに国民皆保険制度は、だれでもが病気になったときに医者にかかれるようになった、という恩恵をもたらしたことは事実ですが、ある時期から「医療行為」も「投薬」も”カネの成る木”になってしまった一面も、否定できないと思います。検査漬け、薬漬けの医療が、果たして本当に健康を守るためのものになっているのか?
 たとえば終末医療。私の父は、脳梗塞で何度か緊急入院した後、1年半前から意識が戻らないまま、チューブ栄養と導尿などの措置を受けて、ベッドの上で過ごしています。
 生前、父が娘の私によく言った言葉は「自分で考えたのか? 誰かがそう言ったからか?」でした。管理職になることを望まず、一平教員で終わった父、教え子と一緒に山に行き、あるいは家で大いに語らうことを楽しんでいた父が、果たしてこのような状態になって、若い世代に負担を強いることをよしとするのか……。「リビング・ウィル」を残すことなく、救急車で運ばれてしまった父の意思は、身内が推し量るしかないのですが、かと言って、身内には父の命の幕引きの決断はできないのです。
 終末医療にしても、不妊治療などの生殖医療にしても、臓器移植にしても、生命倫理の上に成り立たないことには、医学は真に人の命を守るためのものにならない、と思うこのごろです。
 そして医療制度の改革の前に、国民一人ひとりが、自分の健康を、家族の健康を守るためには何が大事なのか、それを問い直す時期にていると思います。

来年の春には、市民派の新しい風が一回り大きくなる予感が!(6月29日)

 「女性と政治スクール」第3期の3回目のテーマは、「政治を楽しくしよう!仲間をふやそう」。車椅子の熊本県議、平野みどりさん、私とスクール同期生の船橋市議のさとうももよさん、そして北九州市の若手のホープ森本由美さんの3人のパネラーを中心に、やはり衆議院議員の若手のホープ、原陽子さんの的を得たキビキビした司会で、小気味よく展開されました。
 次々に浮き彫りになる議会の中のあまりにも常識とかけはなれた事大主義の世界、議会でありながら議論軽視の慣例・根回しが幅をきかす世界、なにしろ14日間の空転という非常事態を経験した直後だっただけに、うなずくばかり。
 印象に残ったのは、平野さんの「当事者が決定の場に参加することが大事、いろんな議員がいていいよね」、という一言。早く平野さんから「車いすの」という形容詞がとれる時代になるといいなと思いました。
 ももよさんの、堂本知事を誕生させ、補選で一人仲間を増やしたとたんにかけられたさまざまな圧力の報告が生々しく、しかしそれに負けずに敢然と立ち向かっている姿はさすが、と思いました。
 また、西船橋駅にエレベーターを、という要望が議会の中だけではなかなか通らないことを知り、同じ会派の人とJR東日本の株を買って株主総会で発言、実現に向けて大きく前進した話もなるほど、と。
 地方議会で少数派の市民派・女性議員は、少数派であるゆえに様々な知恵を絞って、がんばっている姿に感動しました。
 知恵をしぼると同時に、みんなものすごく勉強し、行動し議員としてまっとうな働きをしているのも印象的です。
 それぞれに、次の選挙は、組織がなくとも、お金がなくとも、4年間の実績と人の輪で闘おうとしています。このような議員や新人候補者が、来年はきっとまた大きく議席を伸ばすだろうという確信が持てます。そして、このような地方政治の新しいうねりが、きっと永田町に波風を立てる日も、そんなに遠くはないと思うのですが……。

17年3月までに合併? スケジュール優先の進め方には大いに疑問が!(6月28日)

 全員協議会で、市町村合併についての、市長の意向が具体的に示されました。
 新聞報道にもあるように、三枝市長は春日部・岩槻・庄和・杉戸・宮代の2市3町の合併を目指して、春日部がイニシアティブをとって話をまとめたい、との意向です。
 そこで疑問が。今まで、市町村合併の目的については、1.地方分権をすすめるために足腰の強い自治体となるために、2.合併による行政改革で、スリムな行政組織にし、財政改革を、3.新市による新しい都市構想によって、財政基盤を強くする、この3点が挙げられてきました。
 ところが、2市3町と春日部が名指した相手の市町は、必ずしも春日部市との合併を望んでいるわけではありません。その点を質された市長の答えは、平成17年の3月というタイムリミットから逆算すると、来年の4月には合併に向けての「法定合併協議会」を設置しなければならず。そのためには今年中に協議会設置のための条例を議決してもらわなければならない、だから、相手の市町のうち色よい返事がもらえないことがあったら、まず春日部と合併するという意思表示をした市町とのみ、合併協議会を設置する、という無茶苦茶なものです。
 「新市構想は、合併の相手となる市町がどこかによって、大きく変わってくるはず。市長は新市構想を明らかにして、市民説明会や懇談会を、と言っているが、合併の枠組み如何では、構想が変わってくるのに、どのようにするのか」と質したところ、「説明会を開催する9月までには、合併の枠組みが決まるはず」との答弁に絶句。中味よりもスケジュール優先で、合併という春日部市の将来にとっては大きな問題が決められるのは言語同断。
 庄和町、杉戸町、宮代町ではすでに、地区ごとに町民説明会・懇談会を開く準備を進めています。その上で、合併の枠組みをどうするのか、これからのまちづくりの上では合併することがいいのかどうか、もし合併するのならどことするのがベストなのかを決めるのでしょう。これが本来の在り方です。
 以前の私の質問に対する答弁では、「市民の皆さんにはきちんと情報を提供し、市民の皆さんの意見を尊重する」と言っていたのに、大枠が決まってかの説明・意見聴取では、その意味が半減してしまいます。
 さらに市長がたびたび口にする、「合併特例債を活用して、春日部の今の財政ではむずかしい都市基盤整備ができる」という点に関しても、厳しいチェックが必要です。総務省は合併特例債については責任を持って、後年70%を地方交付税に算入する、と言っていますが、それに対して財務省の裏付けがないばかりか、毎年、地方交付税の見直しが行われている現状の中で、特例債という借金を増やすことは非常に不安が残ります。
 合併問題については、新しい情報が入り次第、逐次ご報告いたします。是非、一緒に考えていきましょう。

除名処分に異議あり!
(6月27日)

 埼玉東部地方政治改革ネットの勉強会に参加しました。メインは各市町の6月議会報告です。近隣の市町村の例は、とても勉強になります。特に今回うらやましかったのが、吉川市の一般質問の改革。質問回数の制限をなくし、質問時間を一人40分という制限するのみ。二回目以降は自席で一問一答の形でできるというのは、とてもうらやましい限りです。是非、議会運営委員会の視察は吉川市に、と思ってしまいました。
ところで、緊急提案されたのが、横浜市の議場に国旗を掲揚することに反対して議場占拠した2名の議員に対する除名処分の件です。いきさつはいろいろあっても、あれで議会の議決で除名できるという先例を残しては、今後、乱用されたら議員としての活動に責任が持てなくなる事態も生じるのでは、という危機感で一致しました。共同アピールなどの行動をとりつつ、全国の地方議員で行動を起こしたいという点で一致しました。
 それにしても、「国歌・国旗法」が制定されたときには、「個人の思想信条の自由を侵すモノではない」と、決して強制しないとの政府見解が示されていたのに、学校でも、そしてついに地方議会でも、大っぴらに強制力をもつようになってきているというのは、どういうことでしょう。
 これでは政府見解の重みがなくなってしまうのではないかと思うのですが。

みたび、ビバ! 若者たち
(6月24日)

 24日、フリースクール「りんごの木」で、7月から20歳以上の人たちが集まるフリースペース「ほっとりんご」がオープンすることに。その開室記念イベントに参加しました。ゲストの「ダメ連」を立ち上げた神長恒一さんのお話しを、是非聞きたかったからです。
 神長さんは、大学を卒業してデパートで働くうちに、ほとんどの時間を仕事に費やし、自分したいこともできない生活はいやだ、と思うようになり、退職して「箔をつけたり」、「うだつの挙がる人になろうとしたり」する生き方に背を向けて、1カ月5万で暮らす生活を支えるだけ働いてきたとのこと。そのうち、人とつながることの大切さを感じてコウリャー(交流する人)となって10年間のお話しは、とても面白いものでした。
 「先延ばしされる生活はやだ」という神長さんの言葉に、私が常々感じている子どもたちの問題がオーバーラップします。中学生のときは「高校受験が終わってから」と言われ、高校時代は「大学に入ってから」と言われ、大学生になるともう就職が待っている、それだけでなく、いつも自分以外の何者かになることを求められている成長期、これがとても気になっていました。
 長男が高校3年の秋、モヒカン刈りにしたことがあります。「校則では長髪とパーマしか禁止されていない」と主張する長男に、「高校卒業してからだったら、いくらでもできるでしょう」とたしなめたところ、「今やることに意味がある」と言われ、その一言で、そうか、と納得したものです。
 最後に、「必要以上にもうけるために、必要以上にモノをつくって、必要以上に売りつけ、環境を汚し、資源をムダにし、大切な時間を失う今までの大人達の生き方はしたくない」という若者が増えていること、ここから世の中が変わっていくような気がします。


市民参加の必要性を痛感する、谷原親水広場
(6月23日)

 埼玉県生態系春日部支部の皆さんと、谷原の親水広場の様子を見てきました。先の市の担当の方との話し合いでは、体育館の運営が軌道にのるまでは、そちらが手一杯で、なかなか広場の整備までは手が回らないという様子がありありでした。
 この広場、調整池という目的もあり、「ビオトープ型の広場」という位置づけもあり、また、近くに公園がないことから近隣の人たちの憩いの場という思いもあり、なかなか管理も整備もむずかしい課題がありそうです。
 整備から半年足らずで、すでに市が植裁した植物と、勝手に生えた在来種の植物どこでも我が物顔に繁茂する外来種の植物が混在し、とてもいい感じの広場になってきましたが、多分、広場を散歩やジョギングに活用しているみなさんからは、すでに管理が行き届かないとの小言が届いているだろうと思われます(確認したところ、そうだとのこと)。
 手のないところで、何とか草刈りを試みた痕跡がありました。コチドリが巣作りし、抱卵している場所に入らないよう、ロープを張り、注意書きも貼ってくださっていました。
 しかし残念なことに、早く刈ってほしかった場所(外来種が実を落とす前に刈ってほしい、というのが大前提でした)は手つかずのままで、刈ってほしくなかった(鳥が巣作りしている周囲)場所を刈ったり、水辺の植物が遊歩道近くに植えられていたり、気になる点が多々ありました。
 様子見だけのつもりが気になって、これから幅を利かすであろうオオブタクサを引っこ抜いたり、涌水池の表面を覆っているアオミドロをすくい上げたりしながら午前中を過ごしました。
 ガマや萩の仲間が一面に生い茂る中で、懸命にネジバナが咲いていたり、タデの仲間も競って花開いたり、これだけの空間でも、自然の営みの豊かさには目を瞠るものがあります。
 ツバメが涌水池で水浴びし、セッカ、ヒバリ、キジの囀りがにぎやかで、とてもよい親水広場になりそうな予感がするだけに、今後の管理は、「友の会」でもつくり、行政と専門的な知識のある人とが協力し合って、環境教育の場にもなる、貴重な空間という位置づけで整備してほしいと願わずにはいられません。 
 ところで、前に抱卵していたコチドリは、巣立ちも確認できず、もしかしたら巣が踏みつけられて、孵化できなかったかも知れません。
 望遠で新しい巣と卵を確認しました。都会の厳しい環境の中で巣作りする野鳥たちに、エールを送りたい気持ちでいっぱいです。
<遠目には石ころと見分けがつかない、巣と卵。踏みつけられてしまうのもムリはありませんが……。今度は何とか孵化して巣立ってくれますように!>

最終日、ドタバタ劇の後、何とか流会せずに終了
(6月21日)

 最終日の朝、副議長が辞職願いを提出していなかったので、一波乱あるのかと心配していたのですが、無事開会、やれやれと胸をなで下ろしていたのもほんの一時。各常任委員会の委員長の報告が終わって、質疑に入る前の休憩後、なかなか再開されず、「各派代表者会議」の招集。また蒸し返されたのが、「最終日には辞表を出すと言っていた副議長がまだ辞表を出さない。信頼できない副議長の元では、審議に応じられない」というもの。これは一度使って失敗した手口なのに!
 他会派からは口々に、「もう討論採決を残すだけなのだから、とにかく市長提出議案と請願の討論採決を終えて、そのあとゆっくり話合おう」という申し入れが。「持ち帰って、午後1時の再開まで検討する」との約束が、結局1時に再開されてすぐ休憩動議が出され、結局、再開されたのは午後5時半。ずっと待ち続ける執行部の方々、控えている職員の皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。もちろん、ムダに税金を使っていることで、市民の皆さんにも、お詫びいたします。
 再開に応じたのは、公明党の庭野議員を監査委員に、という提案を、他会派が了承したからですが、これって、「副議長には公明党の菅原幹事長を、監査役に庭野議員を(共に今回で引退の予定)」という条件で、公明党が彩政会に協力した、ということを裏付けているようなものでは。
 さらに、庭野議員が建設委員長を辞した後、副委員長が委員長に昇格し(彩政会の一期目の栄議員)、副委員長には公明党の栗原議員が、おまけに亡くなられた厚生委員長の星野議委員の後任に副委員長が昇格(同じく彩政会の一期目の小松議員)したのはなんとか納得できますが、副委員長には公明党中川議員が!
 各派代表者会議で「あれだけ慣例を守れ、と主張していたのに、二つの委員会で委員長、副委員長が一年生議員というのは、余りにも普段言っていることとちがい過ぎるのでは」という発言が出るのは当然です。
 もちろん、4人と十分力量のある方ですし、一年生議員でも実力が認められ、選挙で選出された抜擢なら、なんら問題はありません。しかし、ポスト争いでゴタゴタしただけに、何とも後味の悪い思いです。
 それにしても庭野議員と共に16日に前議長宅を訪れ、「何とか副議長に」と頼んだ、と暴露された公明党の菅原幹事長が、庭野議員が辞任した後の、農業委員の席にすわりました。しかし、これで満足するのかどうか。9月議会に再燃、ということのないようにしてほしいものです。
 今回の件を教訓に、来春行われる選挙の洗礼を受けて、新議員が誕生する来年の6月議会には、公正な選挙で人事が行われるよう、今後も折を見て話し合っていきたいと思っています。

 それにしても9時近くまでかかって無事(?)終了し、私が紹介議員となった「食の安全を求める請願」が採択された意見書と、みどりのネットワークとして提出した「有事法制の慎重な審議を求める意見書」の2本が採択され、ほっとしました。

持ち時間30分、不消化の一般質問
(6月20日)

 昨日、今日と、一人持ち時間30分(答弁も含めて!)と制限された一般質問が行われました。驚いたことに、「一般質問なんかやらなくてもいいじゃないか」とボイコットを続けていた方々も、しっかりとなさっています。内心「やってもやらなくてもいい質問は、やめてほしい」と思いつつ、1時間のつもりで用意した質問原稿、項目を減らすか原稿を縮めるか、最後の最後まで迷いました。
 項目は4つ、1.絶対評価について(もうじき、1学期の通知表の時期)、
2.高齢者の介護予防、健康体操について(チェアクラブがもうじき取り組みます)、3.支援費制度に関わる条例について(9月議会までには制定しなければなりません)、4.有事法制について(意見書をあげています)。
 というわけで、重点は「支援費制度の条例について」とし、1.2.は簡単にまとめ、残った時間を有事法制に当てる、という作戦で臨みました。
 しかし、やはり時間は足りず、「有事法制」は3分の1の内容しか質問できず、答弁を用意した市長と政策課の皆さんには、申し訳ないことをしました。
 ところで、昨日、数名の議員が行った市町村合併に関する質問で、市長は「2市3町(春日部・岩槻・庄和・宮代・杉戸)」を対象とし、年内には法定合併協議会を、と明言。しかも市民に対しては「合併の枠組みが決まって、具体的な新市構想がまとまってからでないと、キチンと説明できない」とのこと。
 これって話が逆ではありませんか? いつもの例で、何事も大枠が決まってから、議会や市民に提示するということなのでしょうか。市町村合併については、そういうわけにはいかないと思っています。皆さんの声、お寄せ下さい。

正常化しないまま、やっと議会の審議再開
(6月18日)

 17日月曜日。ボイコットしている会派から、全員協議に応じるかどうか、10時ころまでは返事をもらえることになっていたのに、「協議中」ということで、いつまでも返事はなし。請願を出していた市民団体の方や、直接当事者の話を聞きたいということで集まった市民の皆さん30人余り。面会を申し込んでも、誠実な態度で応じてもらえないことが怒りを倍加させているようでした。
 午後2時半ころ、やっと「議長・副議長の不信任動議を出すので、議会再開」ということになりました。3時半開会。不信任動議の理由は「14日間議会を空転させた責任をとれ」というもの。開会を求めていた12人の質疑は延々と続きましたが、「審議を拒否したおは、これが最善の方法だと思ったから」、「不信任決議を今日まで引き延ばしたのは武士の情け」と全く反省の色なく、「見解の相違」で押し通す始末。傍聴していた市民の皆さんは、もうあきれるばかりでした。
 ところで、議長の不信任動議が可決されたとたんに、副議長の不信任動議が出されました。議長選挙の前だったので、何と「信任できない議長の元では審議できない」と言っていたはずが、その議長の元で審議をすることに。
 「どうして退席しないのか」という厳しい追及を、「せっかく正常化したのに、また空転させたいのか」と逃げの一手。これではご都合主義と批判されてもしかたがないと思うのですが……。
 今日から実質的な質疑がはじまりましたが、4日間の予定だった一般質問が2日と短縮されたため、質問原稿は大幅に見直し、答弁も念入りに打ち合わせて、という状態で、形骸的なものになりそうな気配濃厚です。

 午後は常任委員会。私の所属する「厚生福祉委員会」の星野弘之委員長が逝去されたため、委員長、副委員長選挙が行われました。先の各派代表者会議で、彩政会から、「是非、委員長ポストは同じ彩政会の小松副委員長の昇格を」という申し出があったのですが、副委員長には元議長の中村議員に、という仰天人事に、他の会派は同意できず、選挙に。
 小松委員長、公明党の中川議員が副委員長に選出されました。

 質疑に入るとき、教育環境委員会から「食の安全について」の請願の提案説明と質疑を受けるため呼び出しがかかり、厚生福祉委員会を暫時休憩にしてもらってそちらに移動。請願の質疑は、どんな質問が飛び出すか見当がつかず、緊張します。ちょっぴり執行部の気分を味わいつつ、今回も結構的を得た鋭い質問の連続が。
 助かるのは、インターネット。現在進められている「食の安全性アクションプログラム」をしっかりダウンロードして、問題点をチェックしていたこともあり、「食品の安全性は、食品を商品や工業製品のように取り扱うことから崩れてきた」という視点から探ってきたライフワークと重なる部分が多く、何とか切り抜け、全会一致で採択されてほっと一安心でした。

6万人の人の波の中で考えたこと
(6月16日)

 「Stop 有事法制 6万人集会]に参加しました。会場の代々木公園は、さまざまな幟旗の元、びっしりの人、人、人。
 自民党と政府の失態が加速をつけてくれたけれど、この6万人の人たちの声が、そしてここに集えないもっとたくさんの人たちの声が、有事法制の今国会での成立を断念させる力になったことを実感しました。
 大学生や若い人たちの参加が目立つのもうれしいことです。
 私は、「百万人署名運動」の人たちの中に混じる。百万人署名は、全国の連絡会の人たちも集い、その数、3千人以上。継続審議になったことをチャンスに、今後も廃案にするまで署名活動を続けることを確認しました。署名活動は、一見無意味に見えますが、だれでも反対の意思表明をできること、そして署名をきっかけに、さまざまな人と「有事法制」について語り合えること、それがとても有意義なことだと再確認しあえました。
 集会に先立って、「地方自治体議員・共同アピール」行動をしている仲間で、渋谷の駅前で街頭宣伝をしました。全国各地の自治体議員400人近くが賛同したアピールのビラを手渡しながら、若い人とと語り合ったり、街宣車の上からリレートークで呼びかけたり……。街宣車の上でマイクを握っているとき、通行中の人の流れの中で、足を止めて聞いてくれる人がいると、うれしいものです。「どうやって、国を守るのか」とくってかかってくる人と話あっているうちに、最後は握手で分かれたり、行動することの大切さもしっかり実感した1日でした。
 種々の平和行動も続く夏、もっともっと、いろんな人たちと「有事法制」について一緒に考えて行こうと思っています。
 
<延々と続くデモ対の列の中に、「だれでも入れるデモ」の旗が目に付くのはとてもうれしいものです>


当事者は議員全員のはず!
(6月14日)

 市長の調停も不調に終わり、今日の午後には、という期待もむなしく、本日も空転。
 午後1時半に開催された、各派代表者会議で、「もうここまで議論を重ねて、先に進まないのであれば、全員協議会を開いて、一人一人意見を出し合おう」と提案しました。彩政会と公明党は、会派に持ち帰って協議するとのこと。30分の休憩ののち、持ち帰った返事は「議長が招集する全員協議会には応じられない」とのこと。また、「そんなことをしても、ののしりあいになったら、お互いに傷がつく」という発言も出て絶句。
 良識ある、市民に選出された議員同士が、議会の正常化に向けて話合いをするのに、最初から「ののしりあいになる」というのも問題なら、それで「傷がつく」というのも! 私たちは自分たちの思惑で動くのではなく、市民の代表としてどうあるべきか、ということを一義として動かなければならないはずです。各派代表者会議に出ていても、いたたまれない思いです。
 それなら他に、何か案は、というと「何もない、とにかく議長、副議長が辞表を提出したらいつでも出席する」との返答。思わず、「今まで10日以上、良識ある18人が協議を続けて、その返答はおかしい」と言ったのですが、とにかくそれしかないとのこと。
 共産党から「議長の招集に応じられないのなら、しかるべき人が声をかけて、正式なものでなくてもいいから、全員が協議する場を」との提案が出て、また持ち帰りに。このときすでに3時を回り、もう月曜日からの議会日程の協議をする時間も迫っています(5時までに議会を開いて延会の手続きをしなければならないため)。
 4時半から、議会日程を決める議会運営委員会。この席で日程調整し、一般質問日を1日カットすることになりました。ということは、一人の持ち時間、通常1時間のところを30分にカットし、休憩を短縮して連日2時間程度の時間延長をして、なんとか会期内に終えることができるどうか、という日程になります。
 今まで、審議時間や一般質問の時間をカットするのは本末転倒、その事態はなんとか回避する方向で、と主張してきたのですが……。
 私の場合、今議会では「有事法制と地方自治法との関係」、「障害者の支援費制度に関わる条例の制定」、そして夏休み前に渡される通知票に関連して「評価絶対評価になるにあったっての評価基準」と、6月議会でしなければならない質問の準備を重ねてきました。他の議員の方も同様でしょう。議員として果たさなければならない責務を、どう考えているのか???
 延会の手続きの本会議を終えた後、各派代表者会議を開くことになりましたが、「月曜日から正常化されなければ、リコールが起こりかねない事態だということを、どのように認識されているのか。今日は夜を徹してでも正常化への道筋をつけるべき」と申し入れを。ところが、彩政会から「今日は星野議員のお通夜がある(星野議員は彩政会に所属されていました)」との発言。思わず、「議会日程も、星野議員のお通夜も告別式も、あらかじめ分かっているはず。この後に及んで、そんなことを持ち出されても、市民の皆さんが納得できるはずはない。お通夜から帰られるのを待っていてもいいから、一歩でも前進を」と申し入れました。
 ところで、5時半からの各派代表者会議、「先ほどの全員協議に対するお返事は?」と聞いたところ、幹事長に代わって出席した副幹事長から「意味がないだろうということ」との返事。共産党の秋山議員が、なぜ全員の協議をということになったのか再度説明したところ、「そういうことなら、月曜日の9時半から集まることになっているから、再度、会派ではかってみる」という悠長な返事に、「さっきの各派では、とにかく月曜日からの正常化に向けて、という案で出されたもの。それなのに、月曜の朝9時半から彩政会が協議して、その後全員の協議が開かれたとして、10時の開会予定はムリなのは分かるはず。少なくとも月曜の開会前まで全員協議ができるようにするべきではないか」と迫ったのですが、そんなことを言ってももう残っていないし、ムリ」との返事が。
 「もう何度も提案をして、いつも彩政会と公明党が協議してくる、との返事待ち。そしてその返事がいつもNoということで先に進まない。一体どうやって正常化するお考えか」と質すと、「議長、副議長におやめいただくしかない」という返事が。
 結局、このまま協議しても前には進まないだろう、という結論で散会しましたが、残った各派で協議を続け、8時過ぎに役所をあとに。
 市民の皆さんの怒りの声は十分に分かります。同僚の新部議員など、「中にいて、何もできないのか!」といたたまれず、彩政会や公明党の議員と議論したりしていますが……。これがごく当たり前の感情でしょう。もう一人一人の議員の良識が問われて事態なのに、ボイコットを続けている彩政会と公明党に、当事者意識がまったく感じられないのは、一体どうしたことなのでしょう。と言うと「連日真剣に協議しているし、話し合いにも応じている」とおしかりを受けそうですが。
 午前中、請願を出している市民の代表の方たちが、しびれをきらして説明を求めにこられました。各派の代表にもあって、説明を求めていましたが、そういうこともどのように考えているのか?
 「市民の皆さんの怒りを」というと、「それは片山さんの支持者の声でしょう。こっちの支持者はがんばれ! と応援してくれている」との返事が返ってきます。市民=支持者??? 私のところには、「あなた方も議員として当事者、春日部市議会にもはや自浄能力はないのか」というお叱りの声はあっても、「がんばれ」という声は届いていません。
 彩政会と公明党が席を立ったあとの議論の中心は、「議長が辞表を提出しさえすれば、開会できるのだが」という一点です。それが開会するための一番の近道だとしても、果たして正常化と言えるのか。これでは、議会規則に違反して退場した議員が18人の多数、というだけで、違法行為を議会が認める、という矛盾した結果になってしまうのです。こと問題は、議長・副議長のメンツや、大人の解決を、などという安易な妥協のできるものではないのだということを、市民の皆さんには分かってほしいのです。

  

決めたことは守る、これは双方に求められることでは?
(6月13日)

 すでにタイムリミットとなった今日も、議会は開かれず。すでに、埼玉県内で、市町村の定例会で、期間延長の例はなし、と事務局から話されているにもかかわらず……。これには理由があります。会議の開催に当たっては、議会運営委員会で協議して日程を定めています。会議中、あるいは審議の中で、よほどのことがない限り、時間延長などで日程をこなす努力をして、会期内で審議するのが通常の例です。
 しかし、今日はボイコットしている側から、「28日まで時間がある」との声も、もれ聞こえるようになってきました。こうなると、議会ばかりか、議会の開催に併せて日程を調整している執行部・課長職以上のことを考えると、市役所の業務も私物化、とみられても仕方がありません。
 今日は、「議会運営委員会は毎日開催され、次の日10時からの開催を決めているはず。その席で反対せずに日程を決めている議会運営委員長、彩政会と公明党の議運委員は、少なくとも自分の議決に責任をもつ以上、会議に出席すべし」と事務局を通して申し入れしてもらいましたが、結局、延会を告げる会議の出席にも応じません。
 「みどりのネットワーク」としては、「議長などの人事問題は棚上げして、予定の議案審議を行うこと」という立場をとっています。
 ところで議会に会議をボイコットし、委員会室にたてこもっている、彩政会・公明党から、「一方的な報道がされている」として次のような声明文が報道各社に手渡されました。私たちは、各派代表者会議や議会運営委員会以外のところで話されたこと以外は判断材料としない、という立場をとっていますが、事実と異なる点もあるので、全文を紹介し、私の意見も交えて補足(青細字)します。

●声明文 
・ はじめに
   
 今回の議会空転についての今までの経過等についてご説明申し上げます。
 市民の皆様に対して申し訳ない気持ちを常に持ちながら、早期正常化にむけ一致団結して邁進しているところです。

・ 議場退場理由
 議会開会前から、慣例・先例に従って正副議長の辞任を求めていたが、結局その返事がないままに強行に開会したため。(議会の開会は、彩政会も公明党も出席している、4日前の議会運営委員会で決定している。その証拠に、初日は彩政会も公明党もお亡くなりになった星野議員以外は全員出席して開会された。日程の申し渡しもあり、議案審議のための上程説明が始まった段階で退席したもの。
 この日程が分かっていたのだから、議長問題
は、少なくとも開会予定前までに決着をはかるべき。決着がつかなかったのなら、少なくとも各派代表者会議などを開いて、オープンに論議すべき。水面下や会議外の当事者間のやりとりでは、判断のしようがなく、ここが水掛け論のスタートになっている。従って、次の一文は、ある意味で一方的なもの)
 前回の支持者は1年ということで応援をしたという事。その方々がこれ以上支持が出来ないと言っている以上、正副議長はその意思を尊重すべきである。

・ 現状
 その後、各種役職を欲しいとの要望あり(会議の席では、議長、副議長は1年交代、というのが慣例、先例なら、他の人事も慣例、先例に従うべし、という話があったのみ)。
・都市競艇議会議員
・建設委員長
 慣例というが、都市競艇は議長をやったからできると言うものではなく、話しあいの中で割り振っているのが現状で彩政会に割り振られた役職(都市競艇議会議員は、議会の選挙を経て選出するもの。議会全体で話し合って、彩政会に割り振っている事実はない)。
 あくまでも発言をしている人は2年続けてやっているし、それは十分理解しているはずである。

 各常任委員会の役職の割り振りは、3年前の各派代表者会議で、全員一致の中での割り振り(役職は割り振りではなく、あくまでも委員の選挙によるもの!)であって、それをひっくり返すような発言はいかがなものか?
 結局は、役職欲しさに慣例・先例を守れず、ごねて何かとろうという姿勢は正副議長としてあるまじき行為。
 ゆえに彩政会・公明党の求めていることは、慣例・先例にならっての正副議長の1年での辞任。しかし、何か役職をよこさなければ辞任をしない(会議の席の話し合いで出ているのは、正副議長の一年交代を主張するなら、他の人事も慣例にならうべし、というもの。ポストを渡せ、というものではないはず。何のために会議を開き、出席しているのか)の一点張り。
 議長は、昨年、彩政会の一員であったが、決定したことに不服で、裏切り行為を行い、数の暴力によってひっくり返した(会派の決定に納得できず、会派を割って、新会派を結成したことを裏切り行為と称し、正式の声明文に書くことに、今回の問題の本質がすけてみえているように思う)という経緯がある。
 また、副議長に関しても、共産党を巻き込み(公明党もそのとき賛同して、現副議長が当選したという経緯がある)何とかして彩政会には渡さないということで当選をした人間であり、その時のしこり(しこりのための議会ボイコットが許される?)は大きい。

     春日部市議会 彩政会 、公明党 春日部市議団

 市民の皆さんには、来年の選挙まで、この経過を忘れないでいてほしいと思います。


議会崩壊、パート
(6月12日)

 もう、議案調査や、事務局が委員会の議事録を作成するための休会日を全部つぶして、連日議会を開いて、やっと議会日程が消化できる、というぎりぎりの本日になっても、議会は開かれませんでした。あちこちで、「議案や請願の委員会付託を省略して…」、「一般質問はやめよう…」などのささやきが。これでは本末転倒。今日は延会のための議会運営委員会が開かれただけで、各派代表者会議も開かれませんでした。 

議会崩壊!
(6月11日)

 朝から各派代表者会議。議題はただ一つ、「議会の正常化について」。

 まず、公明党から、「信任できない議長から招集されても応じられない」という発言がありました。なぜ信任できないか、という理由は、「昨年の議長選挙では、過半数の議員から信任されて議長になったが、その後、彩政会に4人戻った段階で過半数割れしているから……」というもの。自分達が選んだ議長でも、多数派でなくなったとたんに信任できない、ということでしょうか???

 午前中の議論で、議長、副議長は一年交代というのが慣例、だから辞表を出すべき、という当初の主張が崩れ、信任できないから招集には応じられない、という論になってきました。

 「市民に選ばれ、付託を受けている議員の仕事は、議場で議論することのはず。それを退席して議場に出ないのは、ボイコットしているとしか市民には見えない。議長が信任できないというのなら、不信任案を出して堂々と議論すべき」と主張しましたが、「それはそっちの市民の考えで、こっちの市民はまた別」という暴論が飛び出しました。また、「私達はたくさんの市民の信頼を受けて議員を務めているのだから、何をやっても市民はわかってくれる」というニュアンスの発言も飛び出してびっくり。

 もう1点、議会運営委員会は、「議会運営委員会の決定はひっくりかえせない」ほど本会議に継ぐ重要な会議のはずなのに、その場に出席し、次の日の議会日程を決めるときに反対意見も表明しない人たちが、自分の決定をくつがえし、次の日出席しないというのは、自分の行動に責任をもっていないとしか思えないが、と疑問を投げかけましたが、ノーコメント。

 1年交代の慣例に従って、議長は辞めるべき、という意見は今の議会構成ではやむなし(本心はこれもおかしなことだと思っていますが)と、議論の推移を見守ってきました。しかし昨日からの議論を聞いていると、慣例なら他の人事案件も慣例どおりに、ということを彩政会と公明党が納得できないというのは、結局、黙って議場から退席したことの正当性を主張するために「慣例、約束の履行を迫る」という図式をとっているとしか思えません。正常化を急ぐ気持ちはありますが、こんなむちゃくちゃな理屈を通してしまうのは問題です。    

 膠着状態を打開するために、彩政会から冷却期間をおきたい、という申し入れがあったので、「冷却期間を置くなら、議事は正常に進め、会期末までゆっくり人事案件を議論したらどうか」と提案しましたが、これも却下。結局、慣例どおり、議長を退いた人が都市競艇組合議員に、という人事はむずかしいのであれば、その代わりの案を協議してもらうことになりました。

 午後の各派代表者会議、彩政会から、「議長と副議長が辞表を書いたら、しかるべきポストを用意するつもりはある」(これって、最大会派の人事の私物化?)という発言がありました。これでは議長と副議長は、慣例どおりか、あるいは代案が納得できたら辞表を出す、と各派の代表者と事務局の前でいっているのに、言葉だけでは信用できない、といっているのと同じこと。つまり各派代表者会議そのものを認めていない、という発言と受け取られても仕方がないと思うのですが…。

 午後、本音として、「昨年、みんなで議長候補を決めたのに、その男と男の約束を裏切って会派を割った人間に、競艇組合議員のポストは渡せない」というのが発言。20万市民すべてに、これは知らしめてもいい、という発言も。

 平行線のまま、彩政会と公明党は、「このままでは各派代表者会議を開いても意味がない」と各派代表者会議も退席。

 正常化につながるたった1本の線をとぎらせてしまっては、という意見もありましたが、こういう無茶苦茶な理屈の前に、単に正常化だけをもとめて屈するのも問題です。焦りつつも静観するしかない、という状況で、今日も1日虚しく時間が過ぎました。
 

週が変わっても、議会は空転のまま!
(6月10日)

 木曜日の議会運営委員会で、月曜日からは仕切り直しで心機一転、議会が正常化できるように、終末に関係者が努力する、ということになっていたはずなのに……。
 今日、朝一番に議会運営委員会が開かれ、執行部が議場に入ってから定足数を満たさず、休会になると、執行部が待機していなければならないため、今日は開会時刻を延ばす、ということで、招集のブザーを鳴らさないことになりました。終日折衝が続き、各派代表者会議が開かれたのが、午後3時! 
 「この間、どういう話し合いが行われたのか」と質しても、彩政会からも公明党からも明確な説明はありません。やっと春日部21の幹事長からの経過説明ののち、彩政会、公明党から補足の説明がある、という始末です。各派の意見を、と求められたので、「この会議の場で事実関係を明らかにしてもらわないと、判断のしようがない。最初から言っているように、なぜ、退場すると議会が開けないということが分かっているのに、理由なく退場し、議会をボイコットしているのか、理由を明らかにしてほしい」と述べました。
 公明党の説明は、「すでに多数の議員からの支持が得られていない議長の元では、正常な議会運営が期待できない」というもの。「だったら不信任案を出すなりして、議会で論議を」と求めたところ、共産党から「議場に入らないこと自体が、事実上の不信任」というわけのわからないフォロー。とにかく、できるだけ透明性を図ること、市民の皆さんにきちんと説明のできる行動をとること、それ以前に、市民の付託を受けた議員が軽々しく審議拒否を続けて議会を空転させることの責任はどうなるのか、問題は山ほど。しかし当事者に当たる会派の面々に、その自覚がないことには事態が進展するはずはありません。いらだちばかりが募り、控え室で質問の資料調べをしていても、結局身が入りません。
 4時20分に再度議会運営委員会が開かれ、今日の延会と、明日以降の議会日程が決められました。延会ののち、再度各派代表者会議。議長、副議長の、「議長、副議長は一年交代、という約束の履行を迫るのなら、辞任した議長が都市競艇の議員を務める、という約束も守ってほしい」という申し出では、「競艇組合議員に関しては取り決めがない」と突っぱねられるだけ。自分たちの主張を一歩も譲ろうとしないかたくなな態度では、正常化に向けての話し合いなどできょうはずがありません。
 新政会からの、あっと驚く起死回生の案が提示され、休憩をとって彩政会、公明党に持ち帰って議論してもらったところ、これもNO!
そこで、「4日からずっと、議会運営委員会で日程を決める際、誰一人反対はいなかった。私は出席する意志があるから賛成しているが、賛成して出席しないのは、自分の議決に責任をもっているとはいえない」と主張しました。しかし、「出席したい気持ちはその時点ではある」の一点張り。自分たちの議決に責任をもたない人たちに、なんだかんだいう資格はないと思いませんか。
 「議会の約束事をもっと勉強しろ」と説教する先輩の議員の皆さんには、是非、議員の仕事は何か自覚してほしいと思わずにはいられません。

再び「ビバ! 若者たち」 既成概念の落とし穴にはまっていた自分を反省(6月9日)

 このところ「有事法制反対」の動きから、少し距離を置いていました。今回提出されている「有事法制関連3法案」に対して「反対」の気持ちに変わりはありませんが、「じゃあ、いざというとき、どうやって国を守るの?」という声に対して、どうしても自分なりにきちんとした反論ができないもどかしさがありました。
 たくさんの人たちが「反対」の声を上げている集会に参加して元気をもらってきても、じゃあ自分は地域で何ができるのか、と自問自答し、「対テロ」問題のときに「平和的な解決を」と求めて動いたときの勢いが持てないまま、時が流れていきます。
 とりあえず自分でやれる範囲として、地方議員として、ネットワークの仲間と「反対のアピール」行動をすること、6月議会で「反対、または今通常国会での成立を阻むための意見書」をあげること、反対の声を大きくするために署名集めをすること、そして反対集会に参加して反対の輪を大きくすること、この4つが精一杯でした。その集大成として、6月議会の一般質問で、市長に「首長としての見解を問う」という質問を投げかける予定になっています。
 というわけで、今日はあえて春日部で行われる反対集会に出席せず、「学習会」に参加しました。9.11のテロ事件後、いち早くインターネットで呼びかけて、「ピースウォーク」を続けた「チャンス」の報告がある、というので、是非、その話を聞きたかったからです。
 「チャンス」の報告の前に、朝日新聞編集委員の田岡俊次さんの解説がありました。話の中で「ではいざというときに国を守るための法律が必要だというけれど、自衛隊が専守防衛を目的として武器使用するために自衛隊法があるではないか」という下りで、目からうろこが落ちました。反対運動の大方のイニシアティブを握っている人たちが、自衛隊そのものの専守防衛のための武器使用も疑義を唱えているため、議論になりにくかったこの点を検証すること、有事法制が必要かどうかの議論はここからスタートしなければならないのだということを。私自身、もう一度、自衛隊法の見直しからやり直してみようと思いました。
 続いてチャンスの人たちがどのように有事法制の問題に取り組んできたのか、という報告は、とても参考になりいました。チャンスというのはきちんとした団体でもなく、その時に集まった人たちで次の行動を決める、というゆるやかなネットワーク、ただし同じ思いの人たちが集まる場として「ピースウォーク」をはじめたとのこと。有事法制に関しては、最初から反対運動を展開すべき、という意見も強い中、「反対」と言ったとたんに「引いてしまう人たち」にもきちんとメッセージを届けるために「Who is Yuji?」というポスターを作成し、若者の集まるイベントなどでキャンペーンを続けてきたとのこと(チャンスのホームページはhttp://www.nowar.jp/です)。
 今までの「平和運動」の延長で「こんな危険な法律は反対!」といっても輪は広がりません。広げるためにどうするか。若者たちらしい知恵を絞って運動しているチャンスの人たちに多くのことを教えられました。
 今国会での法案成立を阻止する、ということが大きな課題ですが、それができたら次にしなければならないこと、それを考えてみたいと思いました。

議会運営の透明性はどこへ
(6月6日)

 昨日、一般質問の聞き取り調査日で休会。
 一昨日の空転から丸1日たち、せめて今日の午後には正常な開会を、と望んでいたのですが、結局、朝に引き続き、午後、開会のベルが鳴っても、彩政会と公明党は議場に入らず、議会運営委員会を開いたのち延会に。この議会運営委員会で今後の日程を調整する際、議論が分かれました。休会日である明日9日に開会する、あるいは予定通り、10日(月)に4日と6日の日程を消化し、11日の休会日に常任委員会を開く、という2案です。結局、彩政会と公明党が、冷却期間をおいて、週明けの10日に仕切り直しを主張して9日は予定通り休会に。
 10日まで待って正常化できるという保障はない、ということから、明9日に各派代表者会議、もしくは議会運営委員会を開いて、正常化へ向けての協議をしたらどうか、という意見もあり、散会後再び議会運営委員会が開かれました。
 私は「みどりのネットワーク」として、きちんといずれかの会議を開いて協議することを求めました。しかし、彩政会は「その必要はない」とのこと。このとき、共産党の秋山議員から、「では、10日に開会できるよう、水面下で折衝してくれるのか」という発言が! 全体のムードとして、3日間の間に水面下で動いて、10日まえには決着をつける、と言うことでお開きになろうとしたので、一言。「議会運営委員会の席上で、水面下で動いて解決するという発言することを認めるわけにはいかない。あくまできちんと市民の皆さんに説明できる形で解決を」と主張。水面下発言は撤回され、会議以外のところで話合いを続けて解決に向けて努力する、ということになりましたが、結局同じことです。議運の席で「水面下」という発言が堂々とされることも驚きなら、正式の会議で打開策を探るのが当たり前だ、という意見が通らないことも驚きです。
 新人の新部議員はこの話を聞いて憤慨すること仕切り。結局、「議会の中で何をやったって、市民には分からないだろう、と高を食ってるんだろう。全く情けないよ!」全く同感です。
 それにしてもボイコットしている方々の態度は、いかに言い分があろうと、主張が通らないからとだだをこねているとしかうつらないのですが……。他の方法で主張することはできないものでしょうか。
 

またまた、議長選でもめました
(6月4日)

 6月議会の初日、例年なら議長選挙があるのに、今年はそのままでいいのかと思っていたところ……。
 議長、副議長は1年交代というのは、内部の取り決めですが、今まで特別な例外を除いては、1年交代でずっときていました。と同時に、最大会派が議長職についたら、第2、第3の会派から副議長を、という約束にもなっていたとのこと。
 ところが前回の1999年の選挙ののち、それまでの第1会派と第2会派が一緒になり、16人の大会派となったため、一昨年に引き続き、昨年も最大会派の彩政会が議長と副議長を独占しようとし、さらに他の役職も、ということになったため、これはおかしいともめました。
 結局、彩政会以外の全会派が結束し、それに同調して彩政会を出た二人の議員のうちの一人、山口保議員が議長に、春日部21の山崎進議員が副議長になりました。
 で、今年は、と言えば、1年交代の約束を果たすようにと主張する彩政会に、去年は山口議長を選んだ公明党が「約束は守らねば」ということを表向きの理由として加わって、議長に辞任を迫ったのですが、「約束は昨年で反古にされているはず」と議長、副議長とも辞任せず、初日を迎えました。
 初日の議会が開会し、議案審議に移る直前に、彩政会の議員がそして続いて公明党の議員が退場し、定足数を割ったため休会、開会のブザーが鳴ること3度、しかしその都度定足数には達せず、各派代表者会議が開かれ、議会運営委員会を開いて延会ということになりました。
 どっちもどっち、という意見もありますが、各派代表者会議の議論を聞いていると、すべて個人的にあるいは密室の中でのやりとり、いわゆる根回しで議長、副議長が決められてきたようです。議会運営に大きな権限をもつ議長職、副議長職を決めるのに、こんな不透明なやりかたは納得できません。
 新部議員とも話し合い、次の各派代表者会議には、立候補制を提案することにしました。それにしても、自分たちの主張を通すために、議会開会後の退場で、市民の皆さんや執行部に迷惑をかける、というやりかたは、どうかと思います。
 延会ののち、一般質問の順番を決める抽選は行われ、私と新部さんは共に、17日(月)の午後から、ということになりましたが、日程の変更の可能性もあり、流動的な状況です。日程が決まり次第、お知らせしたいと思います。

倚りかからずに……
(6月2日)

 「有事法制」関連の動きと6月議会の準備、そして「風のたより20号」の配布と、あわただしい日々が一段落して、6月議会の一般質問に向けての資料の山を整理していたら、とたんにすとんと力が抜けてしまいました。昔からの持病のようなもので、ライターの仕事をしていたころも、大きな仕事の締め切りをやり過ごすと、具合が悪くなったものです。
 今回は、電車に乗ることが多かったせいで、夫に勧められて、久しぶりの小説、宮本輝の「草原の椅子」を読みました。男と女の感性の違いはあっても、私と同世代の、阪神・淡路大震災を経験した二人の主人公の心の動きはずしりと重く……。政治って一体何なんだろう、と考え込んでしまったせいもあるのでしょう。
 朝、ゆっくり寝ていようと思ったら、郭公の声で目がさめました。こんなところに? と起きたらもう、声は聞こえず、メールを開くと知人から「無名の民が一人の人としてまっとうできるように、お互いに頑張りましょう」という激励メールが。
 6月議会からの任期最後の一年は、肩に力を入れず、しがらみよりも支えてくれているみんなの思いを忘れず、やっていこうと思いました。支援費制度の問題で、私の尊敬する大先輩が「支援費制度になっても、何も変わらないと思うくらいがちょうどいいのです」と言っていました。法律・制度、それらは無名の人々のごくごく当たり前の支え合いのようなものを補完するべきもののはず。しかし、補完どころか、分断し、ぶちこわしかねないものが跋扈しつつあることに、少し腹を立てすぎたのかも知れません。
 茨木のり子の詩にある、いかなる権威にも倚りかからずに、「じぶんの耳目 じぶんの二本足のみで立っていて なに不都合のことやある」という境地に達することができない、まだまだ未熟な私ですが。 

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