●「母さんの視点」過去ログ
●自伝風の長めの自己紹介
●活動日誌
●活動日誌過去ログ
●風のたより(片山いく子の議会報告)
●議事録・発言集
●メールフォーム
●メールありがとう
●リンク
●更新履歴
トップ>>>このページ

●2003年10月

ボランティアによる公園整備の第一歩が
(10月29日)

 午前中、「緑の地球クラブ」の呼びかけで、市役所裏の中央公園の花植えのボランティアに参加しました。
 公園内の2カ所にパンジーを植えたのですが、最初は「4色の配列をどうするのか」、「20cm間隔と指定されているけれどくっつきすぎでは…」、「いや、バラバラになってはおかしい」、「植えた後の土を押さえちゃいけない」、「軽く押さえるべき」といろいろ意見が出て、どうなることかと思いました。
 しかし作業している中で自然にそれなりの意思統一ができて、2時間を予定した作業も1時間余りで終わりました。
 住民参加は、こういったゴチャゴチャからスタートするのが当たり前。本当は、どういう公園にしたいのか、というコンセプトを話し合い、どういった樹木、草花を植えたいかという所から話し合って公園整備ができるといいな、と思いました。

 花植えが終わってまだ時間が早いので、せっかくだから一寸草むしりをし

ようということになりました。花壇の外縁の草を移植ごてで掘りとっていたところ、なんと下に煉瓦が敷かれているのを発見。上に分厚く土がかぶさっていて、気がつかなかったのです。
 がぜんみんな張り切り、煉瓦の上の土をきれいに取り除いて、落ち葉と混ぜて、ケヤキの根元に運びました。一体、何年間、整備されていなかったのでしょう。
 土を除くとき、アリの巣を二つも壊し、かわいそうなことをしてしまいましたが、一雨降ったら、きっと、見違えるような雰囲気になることでしょう。
 
 以前から、公園整備は地元の人たちのボランティアで、と要求してきたのですが、今日の作業を通して、その必要性を実感しました。

知らされていないのか、知ろうとしないのか…
(10月26日)

 わらじの会の「第26回大バザー」が、旧谷中小学校のグラウンドで行われました。
 1カ月以上も前から、献品集め、仕分け、値付けと、大変な労力を費やすこのバザーも、ここ数年、若い世代が中心となって、着々と準備から後かたづけまで進められていきます。
 私もここ数年は、子どもたちにバトンタッチし、当日のお手伝いだけ、という参加になってしまっています。
 今年はさらに、「フリーマーケット」スペースをお借りし、白土議員、渋田議員と一緒に、「旧谷中小学校跡地問題を考えるコーナー」を設置し、活動資金稼ぎのための「クリップすくい取り」などもやったので、朝の準備しか手伝えない状態。
 しかし、30年近く、地域で地道に活動した結果が、このバザーに集約されるように、住民パワーも、集約しようとすれば十分力を発揮する、ということを行政は信用してほしいと思います。

「考える会」コーナーは、11月15日のワークショップのビラを手渡しながら、いろいろ話しましたが、「え、この学校なくなるの?」「いつからなくなったの?」という反応も多く、改めて、もっともっと、知ってもらう努力が必要だと実感しました。そういう意味で、今日はずいぶん若い世代にチラシを渡すことができて、よかったと思っています。
 「一部の問題」にしないために、できることを、皆さんと一緒に考えたいと思っています。
 お昼過ぎからは、二男の「卒業アンサンブル発表会」をみるために抜けてしまい、孤軍奮闘してくれた白土さんに感謝! です。

 

勝手連選挙が、大きな選挙で勝つためには
(10月25日)

 県知事選挙で、坂東まり子さんを応援した勝手連「さわやか埼玉」の選挙報告会がありました。
 今頃? と不思議に思われるかも知れませんが、組織の無い、勝手連選挙の後始末は、それだけ時間がかかるということなのです。
 それにしてもため息が出るのは、会場に集まった様々な顔ぶれ。支持政党もしくは属している政党の枠を超えた、県内の元気のよい女性を中心に、こんなに多彩なメンバーが中核となって、150以上の勝手連グループができ、集まった寄付・カンパが2千500万円弱。
 しかし、これが大きなうねりにつながらなかったのはなぜか、その原因をきちんと分析することが、今後、首長選挙や、国会議員の選挙などの大きな選挙に、市民派・無所属議員を送るために必要になってきます。

 国政選挙では、政権交代可能な、2大政党論が大きくクローズアップされています。その重要性は認識していながら、民主主義が正しく機能するかどうかの鍵を握る、「少数意見の尊重」という視点から、2大政党以外のプラスαがどこまでこの小選挙区制度で生き残ることができるのかも、考えたいと思っています。
 そういう意味で、今、注目しているのは、東京21区から無所属で立候補する川田悦子さんです。川田さんとは、直接の接点はありませんが、障害者の支援費の問題でも、「9.11」以降の平和の問題でも、シンパシーの持てる発言をずっと続けてこられました。国会議員としても、発言の機会が本当に限られる中で、質問状を提出し続ける、という形で議員活動を続けてきています。
 川田さんが今度の総選挙で勝てるかどうかは、市民派・無所属層の力量のバロメーターになりそうです。
 
 知事選で応援してくださった方々へ、坂東さんからの挨拶文が届いています。お目にかかれない方、私の知らないところで応援してくださった方もいらっしゃると思います。以下にご紹介いし、お礼に替えさせてください。

拝啓
 空の色、雲の動きにも秋の深まりを感じますが、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 埼玉県知事選挙の際に賜りました厚いご支援に心より感謝申し上げます。
 頂戴いたしましたご激励とご期待にお応えできず申し訳なく感じるとともに、私の不徳のいたすところと真摯にうけとめております。
 しかしながら、皆様方の熱意にお支え頂きまして、すべて手作りでしがらみのない、文字通りの「ボランティア選挙」ができたことは、終生忘れられぬ宝です。
 今後は皆様方のご期待にお応えするためにも、この得がたい経験をプラスとして「共同参画研究所」を設立し、共同参画社会の実現に向け、講演、研修、調査などを行って参りたいと思っております。
 今後ともご指導ご鞭撻のほどをお願い申し上げます。
 皆様の益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、略儀とは存知ますが、御礼の挨拶に代えさせて頂きます。 
                               敬具
平成15年 秋

                         坂 東 眞 理 子

 

市の財政分析、むずかしいけれど、取り組みます
(10月24日)

 近隣の市・町の無所属議員のネットワーク、「地方政治改革ネット」の例会。14年度決算の各市町の財政分析のポイントを、仲間の公認会計士をしている、三郷市議からレクチャーしてもらいました。
 しかし、果たして「公債」を歳入としていいものかどうか、人件費の中に「臨時職員賃金」が省かれていなかどうかは把握できるとしても、委託費の中からどう人件費部分を抽出するのかなど、疑問は残ります。
 1市3町の合併で、合併後の財政シュミレーションが示されました。こちらも、合併事務局が示したシュミレーションの問題点をしっかり把握するためにも、1市3町の財政分析に取り組みたいと思っています。
 企業会計・公会計に明るい方、是非、お力を貸してください。


合併協議、佳境に入ってきました
(10月20日)

 第8回目の「合併協議会」の傍聴に出かけました。
 今回は、14日の「母さんの視点」で、ご紹介した「新市建設計画」の検討、「事務事業調整について」等、合併論議の核心に当たる問題の協議が行われました。
 そのせいもあってか、議論も活発になり、しかも各委員がそれぞれ、合併協議の根幹をなす点に触れた意見を展開する場面も多くなってきました。
 そこで、この議論をどう集約していくのかが問われてきます。今までのように、次回まで事務局が調整してまとめる…、というわけにはいかなくなってきます。
 私が気になった点が委員からも発言があり、次回までに各員の意見を集約して、再度検討、ということになり、一安心です。
 もう一つ気になっていた「新市建設計画」は、今後、3回の「住民会議」で検討するとのこと。どんな議論が起こるのか、見守りたいと思っています。

 ところで、事務事業調整のところで、お二方の委員さんから、「IT関連」のシステム統合について質問、意見が出されました。
 この件に関しては、春日部市が市役所のコンピュータシステムを構築する際、「合併論議が起こっているこの時期、せめて、近隣市町と統一したシステムを検討するべきではないか」、と予算案審議の折、提案したのですが、「それとこれは別」みたいな感じで、相手にしてもらえませんでした。
 今になって、もしかしたらシステム統合に何十億という経費がかかるかもしれないと思うと、まったく残念な限りです。
 「先見性」ということも、改革のキイワードにしてほしい、と願うばかりです。

「発達障害」というレッテルを貼ること
(10月19日)

 「教育を考える会かすかべ」、今年度のテーマは、<「ADHD」などの発達障害について考える>です。
 今日の例会は、新聞が取り上げてくれたこともあり、県内の遠い地域から当事者の参加があり、問題を深めることができたと思います。
 ところで、この発達障害という概念、一昔前まで自閉症と言われていた障害が実は認知に関与する脳の一部の障害が原因であると分かるなど、医学的にはさまざまに分類されるようになってきましたが、それだけに、症状だけ聞いていると、「こんな子、どこにでもいるじゃない」、「あ、私も当てはまる」と思ってしまいます。

 前回、「ADHD」についてご指導くださった、都立梅ヶ丘病院医師の尾崎純子先生は、「障害そのものはごくごく軽いもので、本来なら治療の対象にならないかもしれないが、その障害によってひきおこされるいわゆる『問題行動』が、『問題のある子』、『ダメな子』とレッテルを貼ることにるながっておこる二次的障害が、その子を傷つけ、ますます問題行動を助長することになる。その二次的障害を防ぐことが大切」とおっしゃってました。
 長崎の幼児殺害事件がきっかけで、アスペルガー症候群がクローズアップされました。報道でしか分かりませんが、あの少年の両親は、我が子が同年代の子ども達と同じように行動できるよう、必死になって我が子と向かい合っていたと聞きます。

 今日の議論の中で、「この子にはこういう障害があるんだ、ということをその子の個性として理解する手がかりにすることができれば、レッテルを貼ることにも意味があるけれど…」、「往々にして、この子は障害があるから、と差別や排除に繋がる危険がある」という点が問題になりました。
 障害をもって生まれたことが不幸なのではなく、障害があるゆえに制限されて生きなければいけないことが不幸なのだ、と誰かの言ったことがふと思い浮かびます。
 障害を一つの個性と考え、その人とどう付き合うのかということは、私たちが周りの人を理解し、どう付き合うか考えることの延長線上にある、と思うとき、私には、いわゆる障害のない子も、「自分を認めて、理解して」と訴えているような気がするのですが……。皆さんはどうお考えでしょうか。

今こそ、子どもたちの悲しいまなざしを胸に刻みたい
(10月18日)

 アムネスティー・インターナショナル日本の、「ロシアキャンペーン」の一環である「全国スピーキングツアー」のプレイベントに出かけました。第2次世界大戦の後半、ロシアがチェチェンなどの少数民族国家を弾圧し、50万人ものチェチェン人を強制移住させた時代、1944年の状況を描いたロシア映画 、『金色の雲は宿った』の上映会です。
 その弾圧がきっかけとなって抵抗運動が起こり、後の1994年、1999年のチェチェン戦争へとつながっていくのですが、映画の後半で、孤児となった双子の弟をチェチェン軍の攻撃で失った少年が、そのチェチェン人の村に攻撃に向かうロシア軍を見て、「僕だったら殺さない。僕だったらバカヤローっていうだけだ。攻撃されたら報復する、だからいつまでたっても戦争は終わらないんだ」とモノローグする場面が、いつまでも印象に残っています。
「ロシアキャンペーン・子どもの物語にあらず チェチェン紛争がもたらした悲劇 」は、ロシアからの分離独立を求める武装勢力とロシア軍との間で激しい戦争が続くチェチェン共和国で、激しい空爆やミサイル攻撃にさらされる中、子どもたちは何を見、何を感じたのかを、チェチェン人ジャーナリストのザーラ・イマーエワさんが、自作ドキュメンタリー・ビデオ『子どもの物語にあらず』を通し、全国各地で伝える企画です。2003年10月25日〜12月3日まで、全国17カ所で開催されます。
 詳細は、「ロシアキャンペーン・ホームページ」をご覧ください。

呼吸の大切さをからだで感じて
(10月16日)

 丈夫なだけが取り柄、といわれている私ですが、寄る年波を無視して体を酷使したツケが回ったのか、腰痛に引き続き、腱鞘炎と、この秋は絶不調!
 こんなときこそ、サボっているヨガでからだの調整を、と思っているのに、なかなか時間がとれず、今日やっと、小さくなって教室に。
 できるところだけ、みんなと一緒に体を動かし、辛いポーズは休んでいる間、先生に体の調整をしてもらいます。不思議なもので、呼吸と一緒に先生の力を借りていると、どんどん体が伸びていくのが分かります。また、先生の手は、的確に気が詰まっているところを探り当て、ほぐしてくれます。
 そんなこんなで、熱をもって腫れていた右手首でしたが、終わるころにはすっかり熱が引いていました。
 「生気」、「元気」、「病は気から」等々。呼吸をきちんと整えて自分の体とつき合っていると、人間は動物、自然界の一部として生かされていることが実感できます。
 「生きていること」は実は、こんなことなんだろうと、そしてこんな基本的なことを大事にすることから、いろんなことがはじまるのだろうと思ったとき、せめて1週間に2時間、自分のからだのために時間を割く努力をしなければ、と反省しました。

マニフェストは錦の御旗?
(10月15日)

 朝の雨がうそのように晴れ上がった日中、久しぶりに自宅で仕事を片付ける合間に、自転車で銀行や買い物に。 
 ご近所の商店街を2、3軒回っているだけで、あっという間に小一時間はたってしまいます。そうなんです。あっちこっちでひっかかって、おしゃべりしてしまうから……。でもこういう時間が、私の議員活動の原点の一つです。いつもお役所の人や同僚議員に「片山一派」とレッテルを貼られますが、心の中では「それはちがう」と思っています。『井戸端会議』は本音の聞けるチャンスですから。
 ところで、参議院選挙、総選挙、とすでに選挙戦モードの埼玉。話題はそっちに向くことも。
 以前から北川前三重県知事の提唱していた「マニフェスト」に関心をもち、春日部でも市長選の折、みんなと「逆マニフェストを」と企てたこともあり、話題は「マニフェスト」に。
 今度の衆議院選挙で「マニフェスト」が示されることに期待はしていたのですけれど、どうも何かしっくりきません。
 真っ先に出た民主党のものにしても、もちろん、現在政権政党である自民党のものにしても……。
 具体的な目標設定を示されても、なんだか、現在抱えている問題点を、どう解決するのか、という観点に主眼が置かれているような気がして、ストンと胸におちないのです。
 改革が求められている今、もちろん現状の打破が大事と言うことは分かっても、政権を目指すのであれば、現代社会のもつ根本的な問題点をクリアにした、大胆な構造改革こそ、私たち庶民の心の奥底に潜む願い、という気がします。
 そういう意味で、高度経済成長に支えられてきた競争原理の見直し、あるいは大国が主導権を握る国際社会の在り方、といった大きなところから説きおこし、それを軸にして、社会保障制度、あるいは環境問題、経済問題を、真に国民の命や暮らしを守るものにするための根本的な指針を示すといった点が見えてこないのは、私の理解力不足?
 地方自治体議員なり自治体の長が、住民の命や暮らしを守るため、現実的な課題解決のための指針を模索しているとすれば、国は、国会は、それを集約した上での大局的な視点から、政策を提言してほしいと思ってしまいます。
 いずれにしても、マニフェストだけに限定せず、政党間の基本的なスタンスを見極める感性を鋭くせねば、と思っています。

公務員って? お役所って? そして住民は?
(10月14日)

●合併検討委員会
 午前中は、議員有志でつくっている(といっても、共産党以外は参加)「合併検討委員会」に出席。先月からやっと、合併協議会の前に、検討委員会が開かれることになりました。検討委員会で出された質疑を、協議会に反映させてくれることになるだろう、という期待がちょっぴり生まれました。
 反映させて当然と思うのですが、当の協議会委員にその意識がなければ、反映させてはもらえません。しばらくは、協議会を傍聴して、春日部市議会選出の委員の発言を、見守りたいと思っています。
 20日に行われる第8回目の協議会では、いよいよ「新市建設計画」の素案が示されます。しかし…、素案には、人口推移、財政見通しなどにきちんと数値がちりばめられているものの、その根拠が非常にぜいじゃくです。
 「合併することにより、このように推移するモノと思われる」と言われても、「合併してどういう施策をとることによって、どのように推移するのか」その具体策と合わせて示されなければ、春日部を含む1市3町合併の「新市建設計画」とはいえません。
 総務所の示す、あるいは県の示すモデルに沿って、数値をなぞるだけでは、真の合併論議とはいえないことでしょう。
 12月議会までに、その辺の研究をしようと、思いを新たにしました。
 大きな問題点として、「新市建設計画」に、1市3町の総合振興計画」なり、「都市計マスタープラン」がどのように反映されているのかについて質疑したところ、「1市3町の具体的な総合振興計画に対するつけあわせは、合併後」とのことです。これでは、合併の是非を住民に問う際、合併以前のそれぞれの総合振興計画が、合併することによってどう変わるのか、という具体案を示すことはできない、ということです。
 合併することによって、まちづくりの方向性がどう大きく変わるのか、これは、新市の名称や、住民の負担とサービスのレベル以上に大きな問題と考えています。
 この点については、是非、合併協議会で議論して欲しいと考えています。

 14日で締め切られた、2万人対象の「住民意識調査」の回答率が、なんと17.7%とのこと。これには愕然! 思わず、「関心を高めるよう、努力すべき」、「住民説明会の出席率は?」等々の質疑が出ました。住民説明会は、どの地区でも20数人とのこと。相変わらず平日の夜間に時間を設定した、市の説明会の持ち方には異議申し立てをしましたが、このように議論ガ盛り上がらないまま、合併を進めてはいけないと、議員としても今まで以上に行動しなければ、との思いも新たにしました。

地方公務員制度
 午後は、「虹と緑の500人リスト」の政策研究会に出席しました。
 今日のテーマは「公務員制度改革」です。
 (財)地方自治総合研究所の三野さんの基調講演は、総務省の示している「公務員制度改革大綱」の柱である、「能力・業績を重視した人事管理の確立」を検証しつつ、「そもそも公務労働とは」、「様々な地域特性の差がある自治体職員を、一律に法律で縛れるのか」、「地方独立行政法人との絡みで、自治体職員の身分はどう変化していくのか」といった観点を基盤にしつつ、持論である、「価値観や生き方の多様化した市民社会へ対応できる公務員制度とは」、「役所における人的資源の限界を克服できる公務員制度とは」といった根本的な問題提起があり、とても刺激的でした。
 それを引き継いで、小金井市の漢人議員から、「個人情報漏洩事件」をきっかけに明るみに出た、「民間への委託」、「非常勤職員」についての問題提起がありました。
 春日部市でも、9月議会の決算の質疑で明らかになったように「行政改革=人件費の削減」という観点から、どんどん業務委託、非常勤雇用の促進が進んでいます。これも監視が必要です。
 その後の総務省の公務員制度改革担当の方の説明は、特筆すべき点無し。要は、「地方公務員制度改革」は「国家公務員制度改革」に沿って、ということであり、「地方分権を進める上で、受け皿となる地方自治体職員の質の向上」と言いつつ、「では、地方公務員と国家公務員のちがいは?」という大きな視点がすっぽり抜け落ちています。
 市町村合併も、地方公務員制度の改革も、国からの大局的な見方だけで進められること、の恐さを改めて思ったに留まりました。

悪天候も親睦を深めるチャンス
(10月12日)

 今日は武里地区の体育祭がありました。
 
朝、結構雨足が激しいのに、狼煙があがったので、雨の中を会場の武里小学校へ。
 校庭は所々に水たまりができていて、役員さんたちを中心に砂をまいたり、大わらわでした。開会を1時間遅らすというので、ボーっとしていても仕方がないので、スポンジで校庭の水を吸い取る作業を手伝いました。同僚の白土議員と一緒に、最初は、「雨が上がらなかったら、この作業を、地区対抗競技にしてもいいね」などと冗談を言ってたのですが、吸いとっても吸い取っても、時折激しく降る雨で濡れる、という状況に、作業がむなしいものになり始めたころ、雨が上がり、たくさんの人たちの手で水たまりは消えて、どろんこ状に。
 その後、砂がまかれて、10時にはなんとか競技のできる状態になって、体育祭は始まりました。
 地区のテントに戻る途中、あちこちにスコップで刻まれた細い川ができていて、水を校庭の外に流しています。まるで、校庭中が大人の砂場になっていたんだなと思いました。
 開始が遅れて、地区対抗にならない自由参加競技はだいぶカットされましたが、「縄跳び徒競走」と「二人三脚」に参加。久しぶりの縄跳びしながらのかけっこは、3等賞でした。
 白土さんは果敢に800メートル競争に挑戦。中・高生の現役も混じる中、20数人中9位と健闘。私も来年は、ウイングハットのランニングコースでトレーニングして、参加できるくらいゆとりを持ちたいモノだと思いました。
 優勝は備後須賀地区。我が大場・増田新田チームは5位でした。若い人の参加が多い地区は、成績がよいようです。
 12自治会が協力して行うこの地区体育祭、役員の方々は本当に大変な労力を費やして準備を整えてくださっています。それだけに、もっと幅広い層が参加して下さることを期待したいと思いました。

公共施設は役所の財産ではなく、市民の共有財産のはず
(10月11日)

 旧谷中小学校跡地をどうするか、という問題についての住民説明会が行われました。午前中は大場地区を対象に、午後は団地を対象にしてと、2度に分けて。
 午前中、市の説明に対して、数人の方から「売却は納得できない」「三分の二を売却しても、4億あまりににしかならないのなら、なんとか校舎もそのまま残して、住民が有効活用できる方向で検討はできないのか」などの主旨の発言があったにもかかわらず、市は再三、「この苦しい財政事情の中で、売却せざるを得ないという事情にご理解を」というのみ。

 驚いたのは、午後の説明会で、「すでに市の方針については、午前中の参加者の方には同意を頂いています」と言い切ったことです。
 挙手によって賛否をとったわけでもなく、単なる「説明会」で、市の方針を説明しただけなのに!
 この問題については、9月議会の一般質問の議事録をご覧ください。 
 夜、新米が出る時期恒例の「きりたんぽパーティー」を我が家で。炭をおこしてきりたんぽを焼き、大船渡から取り寄せた秋刀魚とホタテを焼き、話は谷中小学校の問題に。
 廃校になった学校は、市民の共有財産のはず。それを市が一方的に売却してしまう、という方針を出すことはなんとしても納得がいきません。財政が厳しい折だからこそ、今こそ市と住民が知恵を絞って、財源の問題も含めて、納得がいくまでの話し合いをすべきではないでしょうか。

 それにしても、午前中40数人、午後は20数人。「もう売ることは決まってるでしょう」「市が決めたことに対して、いくら意見を言ってもむだ」とあきらめず、声を上げていきませんか!
 私もこれから、どんどん動くつもりですが、議会の中では売却やむなしという雰囲気が濃厚です。是非、皆さんの力をお貸しください。

学ぶ点が多かった、先進地視察
(10月10日)

 8日から10日までの3日間、総務委員会の行政視察に出かけてきました。
 
 初日は岩手県の水沢市、ここは、住基カードと、それまで市が独自に開発していたIDカードをドッキングさせて、総合サービスを提供するというものです。1枚のカードで、住民票の交付だけでなく、市民病院の再診予約や、図書館利用等、様々な諸手続が可能になるというもの。
 ここに至るまで、IT推進の取り組みがあり、何よりも効果的だと思ったのは、小学校の段階で、パソコンを貸与して、家庭に持ち帰れるようにし、そこから家庭の中でのインターネットによる情報の活用などの普及に力を入れてきた積み重ねをしてきたことです。
 住基カードを他のサービスに利用拡大することの、情報漏洩の危険性も、システムが全く別個のものなので、心配はないとのこと。
 だとすれば一体、巨費を投じた「住民台帳ネットワークシステム」なるもの、どんな利便性があるのでしょうか。疑問は深まるばかりです。

<水沢市役所の市民カード自動交付機前で記念撮影>

 2日目は、山形県の米沢市。ここでは、赤字で民間会社が撤退したバス路線を市が引き継いだ「市民バス」と「市内循環バス」を視察しました。どちらも、やり方によっては市の持ち出しは1千万円にも満たない金額で、大いに検討の意義あり、と思われます。

 3日目は、福島市の市税徴収率アップ対策。税の収納率が、春日部市では市税が81.2%なのに対して、福島市は91.5%、国民健康保険税が春日部市の58.1%に対して福島市が69.9%と、いずれも10%も高いのです。
 では、どこが違うのかというと、何と言っても、口座振替率が高いことと、納税貯蓄組合があることが上げられます。しかし、それ以外はやはり、地道な徴税活動と、滞納者に対する働きかけしかないことが分かりました。
 とかく批判の声も聞かれる行政視察ですが、私は、議員と行政の執行部が、一緒に先進事例を見学し、検討するという意味では、意義のあることと思って参加しています。

 

合併論議が、無関心のまま進んでいっていいのでしょうか
(10月7日)

 夜、武里地区対象の合併説明会がありました。
 驚いた琴に、参加者は30名足らず。新市の名称募集、2万人抽出の市民アンケート調査が始まっているというのに……。「新市まちづくり構想」の中間報告を元にした説明会だというのに……。
 春日部市の場合は、合併しても大きな変化はないと思っているのでしょうか。それとも、もう合併するのは決まっている、と思っているのでしょうか?

 私は、合併論議が起こったときから、この問題をきっかけに、市民全体で、春日部の未来像を一緒に考えることができれば、と思っていました。その場になるはずの「まちづくり住民会議」は、今のところ、理想論の議論が先行していて、合併する1市3町の特徴を生かした将来像が議論されているとは思えません。
 また、住民の意見を反映させる機会、といわれた合併フォーラムのありかたも疑問でした。
 今後、どうするのか、1市3町の無所属議員のネットワークと、議論を活発にしたいと思っている住民の皆さんとで、議論できる場づくりを、早急に検討しようと思っています。
 

秋なのに、合歓が、桜が、夾竹桃が
(10月5日)

 ぴーす・ぱれーども7回目となり、参加者が減って、今日は3人。しかし、秋日和に誘われたかのように、人出の多い春日部駅東口から、中央通り、ロビンソン前と、T青年の三線ものどかに、「右ならえでいいのですか?」というビラを、道行く人に手渡しましたほとんどの方が受け取ってくださるので、メッセージを伝える、ということを継続していこうと思っています。
 しかし、「ぴーす・ぱれーど」というのは大げさなので、次回からは「ピース・ウォーク」と呼び方を変えようということになりました。
 春日部駅東口のロータリーの前にある合歓が花を咲かせていました。
 今年は藤や桜などの狂い咲きのニュースがありましたが、合歓の木まで!

 その足で、「古利根川を全部歩こう」の3回目に合流。今日は、春日部の公園橋から赤沼までの6.4Hです。
 風草や西播唐黍などの秋草が繁り、カルガモ、アオサギ、イソシギ、カワウなどがのんびり水浴び。しかしもう、ユリカモメ、モズといった晩秋からの水鳥がやってきているのに、川沿いではやっぱり、桜がチラホラ花を咲かせ、夾竹桃もつぼみを開いているのでした。
 思わず、記念撮影しました。

<秋草を踏みしだいて、水鳥や草花を観察しながら歩いていたのに……>


<桜と夾竹桃が並んで咲いていました>


もう、将来にツケは回せない
(10月4日)

 かなり長い間、更新できずにおりましたこと、お詫び申し上げます。知事選、9月議会と、タイトなスケジュールで山積していたことを片付けるのに、1週間かかってしまいました。
 今日は、朝10時から夕方6時まで、(財)日本生態系協会主催の「日本をリードする議員を育てる政策塾」に参加。
 一コマ目の池谷会長の総論、「環境問題とは何か」は迫力のある話で、今まで自分が考えていたことを、ずいぶん整理でき、そして理論的に裏付けられたような気がしました。
 戦後の復興からわずか50年ほどの間に、本来はご先祖から受け継いで子孫に受け渡さなければならない、自然環境という、人類が生存するための基盤をすっかり荒らしてしまった今日の状況。
 色々うなずく点はありましたが、地方議員の立場としては、「インフラ整備をするのに、本来なら財源が無ければ増税する必要がある、と国民に示して賛否を問わなければいけないのに、負担を将来の世代に先送りする形で、国債あるいは市債といった借金で、便利になるし、今は負担増にならないからいいだろう、とつくり続けてきたツケが、2010年ころから明らかになってくる」という点でした。
 春日部市でもそうですが、もう昭和30年代に建設された建物の建て替えが問題になってきています。借金返済で基金の積み増しもない状態。しかもそれらの建物も劣化した道路もやがて膨大な廃棄物というゴミの山になって、環境問題を引き起こすのは目に見えているのです。
 今すぐにでも、1.極力モノは買わない、造らない、2.長持ちするモノ、修理できるモノを造る、買う、3.できる限りリユース(再利用)する、といって政策転換をしなければならない時期にきているのです。
 真剣に、政策課題として取り組もうと思いました。
 そのためには、景気が悪くなっても暮らしに困らない福祉施策と、環境施策を軸に据えた構造改革が必要なのに、永田町から聞こえて来る構造改革も、総選挙を前に各党が出しているマニフェストも、今行き詰まっているほころびをどう取り繕うのか、という視点にしか立っていないような気がします。

 重い気持ちで帰宅したところ、「みどりの会議」から、衆議院選挙の推薦候補者リストが届いていました。じっくり読むと、NPO,NGOで活躍した候補者が、現職、新人含めてかなり立候補しています。
 この人たちが当選して、政策中心に政界再メをしてくれる目が無いわけではないと、ちょっぴり期待しています。

<桜と夾竹桃が並んで咲いていました>

トップへ>>