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2003年12月

パソコンのやりすぎに注意?
(12月28日)

 この1週間は、会合のない日はひたすらパソコンに向かい、12月議会の議事録の作製、会派の会報つくり、そして「イラク報告会」のチラシつくりをこなしています。本当は年内に「風のたより28号」の版下つくりまで済ませたかったのですが、それは年を越しそうです。
 ずっとパソコンに向かっていると、酷使して腱鞘炎をぶり返した手首が、やはり辛くなります。皮内鍼を置きつつ……。

 「肩こりや腕、腰の疲れは目から」と言われました。「最近、誤植が多くなった」とのご指摘もいただき、眼鏡も変えました。
 
でもやっぱり、寄る年波に逆らわず、「パソコンのやりすぎには注意!」なのでしょうか。

新しい風はまだ吹き続いています
(12月26日)

 地方政治改革ネットの例会に、鷲の宮町議選で当選した、ふたりの素敵な女性新人議員が加わりました。
 25歳の宮田さんは、なんと3歳のお子さんをおもちとのこと。それでも「自分が議員になることで、若い世代に少しでも政治に関心を持ってほしい」との思いで立候補したとのこと。見事なトップ当選だったそうです。
 もう一人の大谷かず子さんは、37歳の3児のお母さん。一番下のお子さんはまだ年長さんとのこと。私のウェブ・サイトも見ていてくださったとのことですが、大谷さんのホームページをみて、なるほど、私と、立候補の動機や選挙のやりかたまで、とても似ています。同じ思いの人がいること、そしてそういう議員が次々に誕生する風は、まだまだ吹き続けているのだと、うれしくなりました。
 ふつうの人が議員になること、政治の改革はそこからはじまると、今でも思っています。
 例会後の忘年会で。草加市長の木下さんが、忙しい合間を縫って顔を出してくれました。
いいチャンスなので、谷中小学校の跡地の問題について、「木下さんだったら、どうする?」と聞いてみました。即座に「僕だったら、校舎を残して
NPOセンターなどに活用する。今行政はそういうものを造りたいと思っても、施設がなくて困ってるはず」との答え。ふつうはそうだと思います。
 春日部だって、 NPOセンターだけでなく、障害者の生活・就労支援センター、子育て支援センター、高齢者の支援センター等々、民間との協働で展開したい、いやもうしなければいけない事業が山積しているはず。それをすべて沼端小学校の跡地だけでだけで整えられるのか、はなはだ疑問です。

みんな一緒のクリスマスがくると、師走の実感が
(12月23日)

 「わらじの会」の「みんな一緒のクリスマス」がありました。
 20年前は私のまわりにまとわりついていた娘たちと一緒に持ち寄りの料理をつくって参加。それぞれ持ち寄った料理が次々にオードブル皿に盛りつけられていって、100人を超す人たちが集って、豪華なパーティーがはじまりました。
 懐かしい顔もあり、今年も「初めまして」の人もたくさんいて、こうして輪が広がって「地域で共に暮らす」ということがはじめて確かになるのだということを、是非、行政の人たちに知ってほしいものだと思いました。

<パーティー用に正装した「参加する会」代表の野島さんと>

県議の海外視察の件で、県議会議長に要望書を提出
(12月22日)

 埼玉県議会議員が、海外視察の折、買春の疑惑を持たれる行動があったことが問題になりましたが、埼玉県議会は「反省を求める」決議を採択したのみで、「辞職勧告決議」は否決されました。
 そこで、私の所属する「埼玉東部地方政治改革ネット」では、この問題を最後まできちんと追及してほしいと、有志で要望書を提出しました。
 今日は久喜市議会の有志も要望書を手渡したとのこと。桶川市では議会とし提出しており、議会内部の理屈で、県民感情とかけ離れた態度をとることは許されないと思います。
 少なくとも、6人の県議は、事実無根であるなら、報道したテレビ局に対して名誉毀損で抗議するなりの行動を取らなければおかしな話で、今は、県議会の自浄作用が問われていると思います。
 春日部市では、海外視察もありませんし、視察の折にはビジネスホテル泊で宴会はなし、と視察の目的に絞った日程を組むことになっていますが、この機会にさらに、無駄がないかどうか、視察の在り方について再考すべきとも思います。

住民の皆さんの怒りを、しっかり受け止めなければ
(12月21日)

 宮代町を中心に、合併協議会を傍聴している人たちの間で、合併協議についてを話し合う「お茶のみ懇談会」が続いています。ずっと予定が重なって出られなかったのですが、今日は都合良く出席できました。
 前回の合併協議の中で、住民の意思確認は住民投票にすることが決まったのですが、今のままでは投票率が低くなると懸念されるため、今後、どう合併への関心を高めていくのか、というのが共通の課題になりました。
 また、議論になった「地域審議会」のことと、議会をすぐに解散するのか、それとも特例法を使って任期延長するのか、といった点に話題が集中しました。
 とくに、議員の任期については、特例を使って任期を延長したら95人という大人数の議員で議会が構成されるため、まともな議論ができにくくなること、新しい市になったのだから即、新しい市議会構成でスタートするべき、という理由で、全員が特例法を使うことには反対でした。
 住民からみたら当たり前のことがなぜ、議会には通用せず、もう半年以上も議会間の調整が続いているのか、その点が、不信感をよんでいるようです。今こそ、こういう意見に、素直に耳を傾けるべきだと思います。

個人情報をネットワークで流すことの恐さを実感
(12月20日)

 日本弁護士連合会・埼玉弁護士会主催の、住基ネット問題緊急シンポジウム「住基ネットのゆくえ--市民、自治体はどのような選択をすべきか」に参加しました。
 清水氏の「住基ネットの実情と地方自治体の対応」と題する基調報告では、改めて、地方自治体に権限が委ねられている自治事務である「住民基本台帳管理」が、法によって国に「ネットワーク化」するよう義務づけられたことの矛盾を、地方から問いただしていく必要性を、強く感じました。
 春日部市でも、ネットワークの接続を市が独自で判断できないのは、「法で定められているから」という態度に終始していますが、あくまでも「自治事務である」という立場で異議申し立てをする方法もあると思うのです。

 それにもまして、背筋が凍る思いをしたのは、長野の侵入実験に参加したコンピュータセキュリティ専門家の吉田氏の報告でした。
 「ファイァウォールで守られているから安全」とされていた神話はもろくも崩れ「平均的なコンピュータ・ネットワークエンジニアなら誰でもやすやす侵入できる」こと、しかも侵入した先の既存の住民基本台帳を管理するサーバには、「住所・氏名、性別・生年月日」の個人確認4情報だけでなく、年金、税金、資格試験取得など、様々な個人情報がファイルされているため、侵入さえしてしまえば、改竄も容易なこと。
 たとえば「選挙人名簿に登載されていないことにする」「国民年金データを改竄して転居したことにし、転居先で実際より多い額の年金を受け取れるようにする」、「税金の滞納データを消去する」等の犯罪も可能だということです。
 もちろん、悪意ある第三者が、個人情報を公にばらまくことだって可能なのです。
 このようなおそろしい状況になっているシステムなのに、侵入したり通過したりしても一切監視システムは作動せず、機械的にプラグを抜き取った時に初めて、地方自治情報センターからの通報があったとのことです。
 こんな状態で、個人情報を全国のネットワークシステムにのせることは、自治体としては無責任きわまりないというほかない、と私は思います。
 上田新知事が、公約で住基ネットについて見直しを掲げていたので、その動向を見守りたいと思っていましたが、「住基ネットに反対する市民の会」の請願に対しては「電子県庁の実現のために重要な手段であることから、住基ネットについては離脱を前提に考えるのではなく、個人情報の保護の観点から、最大限にセキュリティを充実させる作業を常に行うことが本筋と考えます」という回答となり、明らかなトーンダウンです。
専門家は、100%安全なセキュリティ対策はありえないが、それでもよりましなセキュリティ対策を取ろうとしたら80億もの経費が必要、と指摘しています。そのような巨費を投じて、一元管理がなぜ必要なのか、本当に費用対効果が得られるのかも含めて、これからは各自治体で論争をまきおこしていこうと思っています。

今、日本がイラクの人たちにできる人道支援は? しなければいけない支援は?(12月19日)

 夜、今年の10月にイラクを訪れ、埼玉新聞に現地からメールで写真と原稿を送って「イラク通信」を連載していた、佐藤好美さんの写真展と講演会に出かけました。
 せんげん台在住の佐藤さんは、3月に私たちが豊田直巳さんの「イラクの子どもたちは、今」という写真展を開いたときにひょっこり訪れてくれ、それ以来何度かお話しする機会がありました。
 昨年9月、イラクを旅人として訪れたとき、劣化ウラン弾の被害と思われる先天奇形や白血病などのガンにむしばまれた子どもたちの姿に絶句し、最初はどうしてもカメラを向けられなかったこと、しかし、二カ所目のの病院で、病む子を看病している母親に「なぜ、私たちがこんな目に遭わなければならないのか」と問いかけられ、「あなたが、この現実を伝えてほしい」とうながされてシャッターを切ったこと、そんなお話を伺っていました。
 昨年訪れたときの写真秀「イラクの光と陰」も拝見しました。
 しかし、きちんと佐藤さんのお話を聞くのは、今夜が初めてです。
 「3月20日のアメリカの攻撃以降、何とかして昨年とった写真を、イラクの子どもたちに届けたかった。そして、その写真を見た、日本の子ども達の感想文を、イラクの子どもたちに手渡したかった。できれば病やけがで苦しむ子たちに薬も」と、戦争終結宣言後もなお、終結しているとは思えないイラクを訪れた佐藤さんの目に映ったものは…。
 親を失って物乞いをするストリート・チルドレンの化膿してパンパンに腫れあがった手、「痛い!」と訴えるその少年をただ抱きしめることしかできなかった佐藤さんの胸中。こざっぱりした身なりの母子、その母親が幼子の背を押して物乞いをさせる姿、ここには、独裁政治であったかも知れないけれど、アメリカが攻撃するまではごくふつうに暮らしていた人々の命が、暮らしが、生活する術が奪われてしまった現実が、くっきりと切り取られていました。
 最も旨をえぐられた思いがしたのは、30万円分の白血病の治療薬を、余命いくばくない少女に大量に投与して少女の命を救うのか、もっと軽症の子どもたち全体に薬が渡るようにするのか、という究極の選択を医師たちが迫られている場面について、佐藤さんが語ったときです。4カ月と3歳のお孫さんがいらっしゃる佐藤さんは、何度も、「一人の母親として、イラクの子どもたちが、若い母親が、自分の孫や娘の姿とダブって仕方がなかった」と語ってました。
 「何が起こるかわからない、と覚悟していったけれど、私は危険なところに絶対に立ち入らないように注意した。もし、私に何かがあったら、子どもたちに手紙を渡す約束が果たせなくなるし、その問題がきっかけで、私個人の問題が国と国との関係を悪化させることになる危険性もあるから」とおしゃる佐藤さんの写し取った風景は、平凡で明るくたくましいイラクの人たちの日常を写しているからこそ、その平凡な日常を破壊してしまう戦争というものの意味を鮮明に語ってくれたように思います。
 何億もかけて自衛隊を派遣するなら、その何億で何人の子どもたちの命を救う医薬品をイラクの人たちに届けることができるのでしょう。JOCを通して医薬品を届けるためのカンパ箱が回って来たとき、心底そう思いました。唯一の被爆国、日本が今、最も力を発揮できるのは、劣化ウラン弾の被害に苦しむ子どもたちを助けるための医療支援であり、劣化ウラン被爆地の汚染除去なのではないでしょうか。
 1月10日(土)午後1時半から、春日部の視聴覚センターで、佐藤さんの写真を見ながらお話しを聞く会を開きます。是非、一人でも多くの方に、佐藤さんのお話しを聞いて頂きたいと思っております。
 佐藤さんの写真は、「バクダットは今-イラク光と影」でご覧になれます。

自衛隊のイラク派遣に対して「慎重な配慮を求める」意見書が採択されました(12月18日)

 本日は12月議会の最終日でした。
 最終日は、執行部から提案された議案についての、各常任委員会の審査結果報告を受けて、討論・採決、ここまでは通常、淡々と議事が進行します。
 その後、議員提出議案が上程され、それに対する質疑、討論、採決が行われます。

★納得のいかない意見書には、やっぱり賛同できません
 今議会に提案された議員提出議案は10本で、すべて、国に対する意見書です。
 意見書に関しては、提出の申告が合った時点で、各会派に持ち帰って協議することになります。問題なく賛成できるものに対しては、会派の代表者が提出議員として名を連ねますが、中には主旨はいいけれど、内容に関して全面的に賛成しかねる、という場合もあります。そんなときは、各派代表者会議の席で修正を求めていくことになります。
 今回の意見書では、「観光立国へ積極的な施策推進を求める意見書」について、会派の検討の中で、「外国からの観光客受け入れ態勢を整える事に関しては同意できるが、日本から海外旅行する事についての便宜をはかることについては必要ががないのでは」という意見が多数を占め、3項目について削除を申し入れました。しかし削除されたのは「学校長期休暇制度の分散化を図ること」の1項目だけでした。
 「家族旅行や個人旅行を促進するため、有給休暇連続取得の推進及びそのための環境整備として中小企業への省力化支援及びそのための雇用への奨励金の支給を図ること」、「滞在型休暇の普及に成果をあげたフランスの休暇小切手制度を参考とする家族向け旅行資金積立制度の創設を図ること」の2項目はそのまま残りました。
 現在の日本の経済状況や社会状況の中で、果たしてこのような施策が、地方議会から国に対して意見書をあげなければいけないほどの急務でしょうか。
 しかし、我が会派の幹事長は、1項目削除という譲歩があったとして、提案議員となりました。会派の取り決めは、「賛否は個人の自由。しかし、幹事長が提案議員となったものについては反対しない」となっているため、私はやむなく、採決時には退席しました。
 同じような疑問が、意見書にはいろいろあります。
 「中小企業・商店街対策の推進および中小企業向け金融対策に関する意見書」、「地域における雇用対策の拡充強化を求める意見書」等、表題だけ見ると賛成すべきでは、と思われるかも知れませんが、地方議会から国に意見書を提出するのであれば、どんな施策を地方として国に
求めるのか、きちんとした議論の積み重ねが無ければ責任は持てません。
 この2本に対しては、そういう見地から、会派としても賛成しないことになりました。

★「反対」と、明言できなくても、地方からの思いを伝えることが大事な場合も
 
最後の、「自衛隊並びに復興支援職員のイラク派遣について慎重な配慮を求める意見書」について、議論が続出しました。
 共産党からの質疑に続く反対討論、それに対する賛成討論を受けて、再度共産党が反対討論、それを聞いてまた賛成討論、ということになりました。「反対」の意思表示でなければ意味がない、とする共産党の主張は分かりますが、私は「慎重な配慮」と一歩譲っても、ここで、一つでも多くの自治体が、自衛隊派遣に異議申し立てをすることが大事と思い、討論の推移を見て、次のような意味の賛成討論をしました。
 「現在討論が続いているように、自衛隊のイラク派遣に対しては様々な意見があることは承知している。しかし、国民の6割から7割の人が、今の段階での派遣に疑問を持っている、という事実を踏まえれば、市民の多くの皆さんの思いを代弁して、地方議会として国に意見書をあげることが、市民に負託された議員としての責務だと思う。
 『慎重な配慮』の中には、自衛隊を派遣する時期のみならず、どんな装備を備え、どんな支援に当たるのかも含まれる、との思いを込めて、この意見書に賛成する」
 24対5で採択された意見書は、以下の通りです。

「自衛隊並びに復興支援職員のイラク派遣について慎重な配慮を求める意見書」
 
政府は12月9日、去る5月22日国際連合安全保障理事会において採択された決議第1483号を踏まえ、7月26日に可決成立し、8月1日に関連政令とともに公布、施行されました「イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法」に基づくイラク派遣につき基本計画を決定するに至りました。しかし、派遣候補地とされるサマワをはじめとした現地の治安の悪化は、日ごとに懸念される状況を呈してまいりましたが、ついには先月29日、支援会議に出席のために移動中の邦人外交官二人が銃撃殺害される言う事態に及ぶに至りました。イラク復興に情熱と使命感を持ち、緊張と緊迫した中で激務に取り組んでいたお二人の死は、余りにもいたましすぎ、言葉を失うばかり家族へお悔やみを申し上げる次第です。
 よって、政府におかれましては、このような事態を踏まえ、現地勤務外交官の身の安全確保に万全を期するとともに、自衛隊並びに復興支援職員のイラク派遣については、慎重な配慮を強く求めるものです。
 以上地方自治法第99条の規定に寄り意見書を提出する。
 平成15年12月18日 
   
                     春日部市議会

またまた、かみ合わない答弁に気落ちしましたが
(12月16日)

 一般質問が終わりました。
 質問、答弁合わせて1時間というルールなので、1回目の質問をどの程度にするか、というのが悩みの種です。
 1回目の質問はポイントだけにしぼり、再質問で突っこもうとも思ったのですが、すると1回目の質問に対する答弁を長々続けられ、思うように2回目でつっこめない、という状態になってしまう心配があるので、1回目の質問ですべての疑問を出し切ってしまうことにしました。
 質問が終わったところで30分経過。それに対する答弁を聞いていて、正直がっかりしました。答弁がかみ合うように、わざわざ前日質問の全文をメールで送ったにもかかわらず、細かい点に対する答弁がなく、がっくり。
 前もって、聴き取りの時点で「落としどころ」を決めておくように、というアドバイスもあります。しかし、今回の谷中小学校の跡地問題については、「三分の二売却」という市の方針が既定事実になってしまわないよう、少なくとももう一度、市民の皆さんと話し合う場を設けるべき、という主張だったので、「なぜ」既定事実とは認められないのか」ということをきちんと説得力を持ったものにするよう、そこだけに集中しました。
 この結果が今後にどう影響するの…、今後も皆さんと力を合わせて行動しようと思っています。お力添え
ください。
 疲れが一気に出て、夜はなんと懇々と8時間も眠ってしまいました。
 質問と答弁の全文は、できるだけ早くご紹介します。

こんなに元気になりました
(12月15日)

 休会日だったので、明日の一般質問の原稿を推敲する合間をぬって、3週間前に迷い込んできた仔ネコを菜の花動物病院へ連れて行きました。体重も順調に増え、ヘルペスによる粘膜のただれもあと少しとのこと。一安心です。
なかなか引き取ってくださる方もいないので、このまま我が家に住み着くことになりそう。まだ、先輩の3匹は警戒して、近づくと「う〜」と威嚇されてしまいます。とくに今まで末っ子だったラーンは、新入りの闖入ははじめてのことなので、リブの姿を見ただけで、プイと外へ出てしまいます。
 少しずつ、トイレを共通にするなどして、なわばりを重ねていくしかなさそうです。

<名前は”リブ”、これで、”くう”、”ねる”、”のるだ(韓国語で遊ぶ)”、”ラーン(学君)”、と寿下無の世界?>

もう一つの改革は、痛みを伴わない改革
(12月14日)

 教育を考える会幸手「よろずや」の代表、春山さんのお声かけで、「浦河べてるの家」のドキュメンタリービデオを見に出かけました。
 浦河赤十字病院精神かを受診する、世間では「精神障害者」と呼ばれる人たちが、浦河に生活拠点を築いて20年余り、今や「べてる家」は、浦河に住む人たちを巻き込み、あらゆる障害をもつ人たち150人前後の生活を支える事業展開(年商1億に達するとのこと)をしています。
 「病気を治そうと思わず、病気をもつその人そのものを受け入れ、安心してサボれる会社」をモットーとする「べてるの家」のすごさは、それぞれが自分の体調に合わせてその日の仕事量を決めることに表れているように、障害者を支援するのではなく、障害当事者が自分と向き合い自己決定することに寄り添い、共に悩んだり、積極的に関わったりしていることです。
 ビデオを見たあと、それぞれ感想を出し合いましたが、「社会の求めるあるべき姿のような幻想に自分を合わせるために、ゆとりをなくしている大人の姿」が子どもたちからもゆったした時間をうばっているのでは、という感想も。
 自分のリズムで、ゆっくりあわてず、そんな生活の見直しもまた、一つの改革になりそうです。

もう一つの痛みを伴う改革
(12月13日)

「みどりの会議」の首都圏サポーター議員会議がありました。前回に引き続き、中村敦夫代表も改選となる、来年の参議院選挙にどう取り組むかが議題です。
 10月の衆議院選挙で大躍進したといっても、政権交代には及ばなかった民主党は、総力を上げて二大政党論を展開し、参議院で最大議席を得ようとすることでしょう。世論の政権交代に期待する声の大きさの中をかいくぐって、「環境」を軸にした改革を実現するためのネットワーク「みどりの会議」がどこまで食い込めるか、ひどく困難な選挙戦になりそうです。
 しかし、選挙戦を通じて、持続可能な社会のため、もう「経済成長」を求めるのではなく、自然と人間が共生する社会を求めていかなければならない、という主張をどこまで共通のものにしていけるかが問われています。
 中村代表の「1960年代の生活に戻すこと」という一言で、私も地方議員としてがんばることの重要性が見えてきました。選挙で国政の流れを変えることと、身近な一人ひとりと生活のスタイルを変えていくことの重要性を考えていくことの線がつながったからです。
 「少しずつ便利さをがまんして、エネルギー消費を減らしていくこと」これこそ、持続可能な未来のための、もう一つの痛みを伴う改革です。そしてそれは、まず、自分からできる改革である、というところが、うれしい限りです。
 そしてその小さな改革から、石油利権が見え隠れする、アラブ社会への武力攻撃に対抗する芽がみえてくるように思います。

さらに、協議の必要性を感じつつ
(12月10日)

 議会は、9日から一般質問に入っています。
 一般質問は、質問するテーマの取り上げ方、質問のしかたなどに、それぞれの議員の個性が表れます。「ウーン」とうなるような質問の仕方をする人の時は、とても勉強になります。
 それよりもむしろ、答弁の方が、執行部の考えが分かって聞き逃せないと思うのですが、今議会はなぜか、「木で鼻をくくったような」一般論の答弁が多く、さすがにブーイングが出ました。
 質問・答弁合わせて1時間という短い時間を有効に使うために、事前に「聴き取り調査」という打ち合わせをします。ここが実は、一番勉強になり、執行部と意見のやりとりが活発に行われる機会です。とくに答弁者である部長ではなく、答弁原稿を作製する主査級(場合によっては課長)と意見交換を行う事ができるので、根回しでは無いかとの批判もある「聴き取り」ですが、私は大切にしています。
 私の質問は、たいてい「今の段階ではむずかしい」とか、「財政状況が…」とか言われる事が多いのですが、「本当は、こういう方向を目指すべきだよね」という主張をしながら、現場の職員と意見交換できるからです。

 ところで、2日間の中で、「来年度から実施します」という答弁が、二つの施策についてありました。
 一つは、公明党が全国的に進めようとしてきた「ブック・スタート」です。「乳児期後半から、母親が絵本の読み聞かせして、本に親しむ子を育てる」というこの運動の主旨には賛同しますが、そのためにわざわざ絵本を2冊無償で渡す、というのはどうでしょう。
 いくら乳幼児といっても、我が家の4人の子の例でいうと、それぞれ、お気に入りの絵本は違っていました。渡すのは絵本のリストで十分、それよりも、実際にどういう形で読み聞かせをするのか、といったノウハウを伝授する方がよいように思います。さらにこのブックスタートは、よだれかけとバッグがセットになっているのです。何のために? ブックスタート運動を進めているNPOとの関連で、予算編成時にきっちり質疑使用と思っています。
 もう一つは、ゴミ収集の問題です。前から私も、月曜日が振り替え休日になったとき、ゴミ収集車がこない事の不便さを聞いており、クリーン推進課と話し合いをしてきました。不便は不便だけれど、この機会に、生ゴミをいかに出さないかという工夫をするなど、各家庭がゴミ減量に取り組むよいチャンスともいえます。
 つまり、そういった議論なしに、行政が施策を決定していってしまう(もっとも行政に言わせると、「市民の代表である議員の意見が市民の声」ということなのでしょうが)ことに、とても疑問を感じてしまいます。
 合併協議会も含め、実は議会や行政というところは、議論とほど遠いところかと思ってしまうのです。
 10日の議会終了後、各会派から出された意見書について、「新政の会」として検討しました。同じ会派といっても、考えはそれぞれちがうので、議論続出。議会として意見書をあげるのですから、国や政府に「何を、どうして求めるのか」きちんと整合性のとれているものでなくてはいけないと、私は思っています。
 その点をきちんと各派代表者会議で、幹事長に主張してもらうよう、託しました。

 

合併に関する住民投票、実現の可能性が大きくなりました
(12月9日)

 昨日の午後は、合併協議会の傍聴に出かけました。
 新聞の報道にあったように、合併後の新市の名称の候補がが絞られてきました。合併協議会委員の投票の結果、二次選考に残った上位6つ(5位)が同数のためは、「東埼玉」、「春日野」、「埼葛」、「東彩」、「東さいたま」、「古利根」です。これに現在の1市3町の名称を加えた10のうちから、1月19日の協議会で決定ということになります。
 この新市の名称も含めて、1月には合併公約がまとまり、さらに3月ころには「新市建設計画」が公表された後、各地区で説明会が開かれます。
 その後、この合併協議に賛成するか反対するか、その住民の意思確認を「アンケート調査」にするか、「住民投票」にするか、今日の協議会ではそれに対する採決が行われました。結果はあっけなく、「住民投票賛成」16、「アンケート」3、と、大差で住民投票が選択されました。
 これを受けて、1市3町で「住民投票条例」をつくることになりますが、投票率が低くなっては、せっかくの投票も参考意見に留まってしま危険性があります。今日の協議会でも議論になったように、今後、どう関心を高めていくのか、そこが重要になってきます。
 ご注目ください。

障害をもっている人が働くということ
(12月8日)

 午前中、大袋で知的障害をもっている若者のたまり場「白いキャンバス」を主催している市ノ瀬さんと、仕事をあっせんしてくれる、という赤沼のハート(株)を訪問しました。
 昨日の「職場参加を考える会」では、重度の障害を持っている人たちが、介助者と一緒に職場実習に参加しているビデオが紹介されました。
 「白いキャンバス」や、通所授産施設という場に集う人たちの中には、軽度の知的障害を持つ人や精神障害を持つ人たちがいます。障害が軽いと、重障害年金をもらうこともできず、どうやって暮らしていくのか、というのはとても深刻な問題です。
 「まず働く」と言うことを経験しながら身につけていってほしい、という親ならではの願いは当然のこと。一口に障害者の就労といっても、そこには様々な切り口からの解決アプローチがある、と実感しました。
 幸い、「ハート」さんからは、「白いキャンバス」で受けられそうな仕事を回して頂けそうです。地域で、このような場が広がっていくために何ができるか、どういった行政の支援が求められているのか、考えていこうと思い
ます。

今こそ、ことの本質を考えたいイラク問題
(12月7日)

 午前中は「ピース・ウォーク」でした。参加者は相変わらず少人数ですが、先月に引き続き、今月も、このホームページを見て、という初参加の方がみえて、うれしいことでした。
 出かける前のテレビで、石破防衛庁長官が、「イラクは危険だから、自衛隊を送るな、というのでは、復興を望んでいるイラクの人たちはどうなるのか」という発言をしていました。そういった論理で、有無を言わさず、自衛隊の派遣病やむなしという雰囲気がつくられていくことは、とても怖いと思いました。
 復興を待ち望むイラクの人たち、そのイラクの人たちの家族や友人の命や暮らしを破壊したのは、アメリカとイギリスの武力攻撃だったはずです。
 もし、イラクの人たちにとってフセインの独裁体制が抑圧的で、底から開方されたいと願っていたとしても、このような武力攻撃によってフセイン体制を倒さなければならなかったのか、もう少し時間をかけて、イラクの人たちの命や暮らしを奪わずに、民主化を進める方法があったのではないか、そういった国際世論を無視した攻撃による破壊から、イラク復興を考えるとき、やはり、なんらかの国際的な支援態勢の元で日本は協力すべきだと思えてなりません。
 少なくとも、自衛隊の派遣については、先ず、国内での徹底した議論が必要、と思います。
 そんなを考えるために、1月のピースウォークは、10月にイラクを訪れた写真家佐藤好美さんの「イラク報告」を聞く会を開くことにしました。

 午後は「共に働く街をつくる集い 2003」に参加。障害をもっている人の就労は、まだまだ<<壁がありますが、その問題を通して、地域で共に生きるというのはどういうことなのか、考えていきたいと思います。詳しい報告は、明日にします。

場を保つことと、個人を大切にすることのバランス
(12月6日)

久々に、フリースクール「りんごの木」の特別講座に参加。和光大人間関係学科の最首悟さんの「教育・学校・フリースクールの意思決定」というテーマの講座は、終始「わたし」と「あなた」の関係性について。近頃抽象的思考から遠ざかっている身には、正直いって、かなり難解でした。
 さびついた脳細胞を揺り起こしつつ、God すなわち創造主をいただく西欧社会とちがって、日本は「わたし」と「あなた」のいる場からひとりでに生まれ出てくるもの、丸山真男いうところの「次々になりゆくいきおい」というものが支配する社会であり、「私たちは場に包まれて生きている」というあたりでう〜ん、では、「場にそぐわないもの」「場をこわすもの」はやはり受け入れられないのか、と悩んでしまいました。
 結びで「大事なことは、一人一人がまず、自分に従うこと、その結果、それが他者に迷惑をかけたときに、次の機会には前とちがう振る舞いをすること」によって、一人ひとりが違っていることを確認しつつ「自分と切り離せない場」をつくっていける」というあたりでホッとしました。
 そういった、根元的な共同性、それが地域コミュニティーの基本となるような気がします。

自衛隊のイラク派遣の中止の意見書を求める請願は否決に
(12月5日)

 本日は、各常任委員会が開かれました。私は総務委員会に出席。
 一つは選挙制度の中で、今までの不在者投票が「期日前投票制度」に変わり、投票日以前の投票も投票箱に入れる方式になることから、常に選挙管理者が立ち会うことに伴う条例改正の質疑、討論でした。
 補正予算の内の総務委員会所管分の質疑を終えたのち、請願の審査に入りました。
 総務委員会に負託された請願は「自衛隊のイラク派遣の中止を求める意見書の提出を求める」ものでした。
 表題だけみれば、現在の状況から、地方議会として国に提出すべき意見s書だと思います。しかし、その内容があまりにも解釈が分かれるところまで踏み込んでいるため、とても全会一致はもちろん、賛成多数で採択されるとは思えません。
 私はこの意見書はできるだけ全会一致で国に提出したいと思っているので、議員間で文案を練った上で提出したい、として反対しました。
 こういう態度を取ると、よく後に批判を頂くのですが、請願にしても、陳情にしても採択して欲しいと思うなら、事前に文案を検討する機会をもつなど、できるだけ多くの議員の理解を得る必要があります。そこをもっと研究してほしいものと、思わざるを得ません。

防犯カメラ設置が議論の中心に
(12月3日)

 12月議会2日目は、議案に対する質疑が行われました。
 質疑は、「平成15年度一般会計補正予算」に集中しましたが、中でも、1日に紹介した「防犯カメラ設置」について、かなり時間をかけた、突っこんだ質疑が行われました。
 私の所属する「新政の会」の山崎議員と、共産党の秋山議員共に、「プライバシー
の侵害にならない運用が可能か」「きちんと設置条例を定めるか、あるいは個人情報保護条例の見直しなどをしてから設置すべき」、「なぜ、今の段階で市の単独事業として補正を組まなければならないのか」などの質問が行われましたが、「犯罪の抑止力として有効なだけでなく、自転車の駐輪違反、ゴミの不法投棄など、市行政とも関わりがある」「運用指針を設け、警察とは協定を結ぶ」という答弁に終始しました。
 住民基本台帳ネットワークシステムの議論以来、一貫して、「政府・行政による情報管理は、公共性を鑑みると、プライバシー権の侵害には当たらない」という見解で諸々の政策が進んでいます。監視社会・情報コントロール社会にならないよう、議論を深める必要があります。
 この問題の舞台は、5日の教育環境委員会に移ります。この委員会の所属委員である白土議員に、後半の議論を託したいと思います。
 私は、民生費の中の、「障害児保育」の国庫補助金が廃止になり、市の単独事業になったことについて、質疑しました。
 来年度の予算では、地方に対する国庫補助金の削減額が議論されています。この「障害児保育」の国庫補助の打ち切りは、その前倒しともいうべきものです。補助金をうち切る変わりに、地方交付税の基準財政需要額算入するので、市町村に影響はない、ということですが、交付税そのものがこの算入によって増額するわけでないとしたら、実質上、市町村の負担は増えることになります。
 「幼児期から地域の子ども達と一緒に育つ」「障害をもっていても地域で共に暮らす」というノーマライゼーションを実現するための基礎となるもの

です。そういった大事な事業に対しては、簡単にうち切りとしないよう、県・国に要求して欲しい旨を要望しました。

諸刃の剣とならないように、防犯カメラの設置
(12月1日)

 12月議会がはじまりました。病気療養中の市長は、8日まで休養し、9日から出席とのことです。十分に体調を回復されて出席されることを祈ります。
 12月議会の主な議案は、先日の臨時議会で可決された「人事院勧告に伴う市職員の給与引き下げ」に伴う補正予算案です。
 しかし、補正予算はこの給与改定だけでなく、ついでに色々な補正が盛り込まれています。
 議会終了後、午後から会派の議案に勉強会が開かれました。議場での通り一遍の説明だけではよく分からなかった細部について、執行部から説明を受け、それを踏まえて、本会議や委員会で質疑を行うことになります。
 この当たりが微妙で、余り詳しく勉強会で突っこんでしまうと、質疑ができなくなってしまいます。それでもきちんと主張したいことがあるときや、公に質問した方がいい点は、ダブっても質問することにしています。
 今日の勉強会で一番問題になったのは、総務の補正予算のうち、防犯カメラを設置するための1千万余の予算でした。
 春日部駅東口に3台、西口に4台、豊春駅に3台設置され、それぞれ駅前交番に置かれたモニターで常時監視できるこのシステム、確かに、長崎の幼児連れ去り事件で犯人逮捕の手がかりになるなど、犯罪事件解決に寄与する面があること、あるいは「防犯カメラ設置」を示すことによる犯罪抑止力があることは否めません。
 その反面、どうみても、今春日部中心に激増しているひったくりなどの犯罪が、駅前で堂々と行われるはずもなく、1千万円余りの予算が妥当なものか、議論が必要です。
 さらに、防犯カメラ事態が、モニターによる監視や、録画ビデオの再生段

階で、プライバシーにふれることはないのか、という点も問題です。
 モニターをチェックする場合も、録画画面の再生に当たっても、市長が許可した場合に、特定の人間のみ、ということを確認しましたが、これが監視社会の始まりにならによう、運用には十分な監視が必要と思われます。
 それにしても、警察主導では、と思われるこの補正予算、本会議の議論を聞いて、委員会の論議に臨みたいと思います。

 ついで、病院事業会計の補正予算について、委託費等も含めて赤字解消につながる財政の検討がやり玉にあがりました。

 私の一般質問は、12月16日(火)の四番目ですから、午後3時すぎとなりました。前回同様、私の次は白土議員になります。
 質問項目は3つ、1.公文書に於ける性別記載の見直しについて、2.旧谷中小学校跡地問題について、3.市町村合併協議の進め方についてです。
 是非、傍聴にいらしてください。

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