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このまま借金をし続けていたら!
(2月28日)
昨夕から、2〜3日前からあった腰痛がひどくなり、朝、起きあがろうとすると激痛が。
朝の川掃除、そして午後からは自治研の公開セミナーに参加する予定でした。とくに自治研のセミナーは、「アジア農民交流センター」の大野和興さんが講師の「地域から積み上げる農の復権と食の安全」というお話しを伺える予定だったので、とても残念でしたが…。
議会開催中なので、とにかく土日に静養しなければ、と、天のくれた休養日、たまっていた資料の整理をしながら、質問項目を練り上げることにしました。
委員会で質疑する予定の、歳入部分の整理をしようと、改めて2004年度の国の地方財政計画をみ直そうと、政付予算案を見ていて、ちょっと背筋が寒くなりました。
一般会計は82兆1100億円と対前年度比0.4%の微増ながら、財政投融資計画は20兆00億円と対前年度比のマイナス12.5%と超緊縮財政。t24900億円と対前年度比のマイナス12.5%と超緊縮財政。
しかし、その中味を見ると、歳入の内税収はなんと41兆7470億円と、わずか50.8%なのです。当然のことながら税収不足を補うための国債発行額は、小泉首相の公約だったはずの「30兆円」を大きく上回る約37兆円と、史上最高額なのです。
年収と同じだけの借金をし続けていたら、元利償還がふくれあがり、財政が硬直化するのは当たり前。というより一般の企業では破産の危機。一般家庭だったら、とうに新たなローンは組めない状況です。
ところが、国や地方がそれでも借金が出来るのは、元利償還を繰り延べすることができるからでしょう。これって、一時的に借金返済を先送りして後の世代にツケを回すことにほかなりません。それでもやりくりがつかなくなったら、増税?
若い世代よ、もっと政治に関心をもって、真剣に考えて!、といいたくなります。
地方の究極の財政改革、といわれている「市町村合併」。このメリットの一つ、と喧伝されている(もちろん私はメリットと思っていませんが)「合併特例債」ですが、その増加分がすでに、地方交付税が減った部分を穴埋めするための、いわゆる「赤字補填債」「臨時財政対策債」の削減でまかなわれている計算になります。
この調子で全国で合併が進む17年度は、ふくれあがる合併特例債のために、経常経費を賄うための地方債の大幅な減額ということになりはしないでしょうか。
そういった危険性について、委員会できちんとただしてみようと思っています。
ポカポカ暖かくなってきたので、体慣らしのために、ご近所のNさん宅へ。Nさんはバングラディッシュの子どもたちの学校建設基金を募って、バングラディッシュの手工芸品を販売しています。この1週間ご自宅を開放して、少し大きな作品の展示なさっているという案内をいただいたので、見せて頂きにおじゃましました。
お茶をご馳走になりながらの会話の中で、「作品を見にいらしたはずなのに、3時間も話し込まれる高齢者の方がいらして、この部屋を週に何回か、お年寄りに開放しようかしら、と考えている」と話されました。
Nさんはすでに長い間、不登校の子どもたちにもご自宅を開放して、話し相手になったり勉強を見たりなさっています。その子たちとお年寄りの交流も出来るかも知れません。
話は広がって、「谷中小学校の跡地は、そういう場に活用できるのにね」という話になりました。
市は、「一部市民の声」と切り捨てようとしていますが、私の近辺に居る人たちは、私と同じ思いの人がたくさんいます。
ずっと、春先になると大場谷中の人たちに春を告げてくれた、谷中小学校桜の下で、花見をしながら、この問題について語り合いたいと思っています。3月27日(土)午後5時からです。
是非、たくさんの方にお集まりいただきたいと思っています。
詳しいことは決まり次第、また連絡いたしますが、実行委員会に加わって企画を練ってくださる方も募集しています。ご連絡ください。

産業廃棄物処理問題、やはり納得がいきません
(2月27日)
議案質疑の2日目、今日から16年度の一般会計予算案の質疑がはじまりました。
質疑の発言通告が18名から出て、きょうは12人まで。私は月曜日になります。
新聞で報道された、市が区画整理区域に取得した土地に産業廃棄物が埋蔵されていて、その撤去費用に1億6千万円が計上されている件については3人の議員から質疑が出ましたが、納得のいかない点が多々あり、月曜にその点について質疑したいと思っています。
ところで昨日の「予算についての問題点」、誤解してまとめてしまいました。本日正しい情報を元に訂正しましたので、ご了解下さい。

「費用対効果」という言葉の使い方、間違ってませんか?
(2月26日)
議案の勉強会は24日、25日と丸々2日間かかってしまいました。
勉強会は、会派ごとに行われ、議案に対する基本的な点についてあらかじめ予備知識として得ておき、問題点を探って本会議なり、常任委員会で質疑するのです。
しかし、こうなると質問事項を検討したり原稿を練ったりする時間がなくなってしまい、担当課も質疑の内容の聴き取りをあせっています。
●予算案の問題点は
さて、一渡り説明を聞いたところで、今年度の予算編成の中で、一番大きな問題点は…。
一般会計の予算規模は、493億6千万円と、金額だけでいうと、今年度より7.5%伸びています。
市税収入は2.1%減り、何よりも新聞紙上をにぎわしているように、地方交付税が45億(8.8%)も減っているのになぜか?
市債の発行額が、82億7630万円と、今年度の倍近くになっているからです。といっても、これは借金の額が増えたというより、平成7年度、8年度の減税補填債を借り換える分の46億9100万円余りが含まれているからです。
地方交付税は昨年度に比べて5億5千円の減額。これは、国全体で、交付税が減額になっているからです。
平成13年、国は地方財政が逼迫したため、地方交付税の不足分を、国と地方が折半して臨時財政対策債を発行してまかなうことにしました。地方自治体が借金した分は、後に元利償還分を100%交付税の中に算入して、国が面倒を見てくれるというものです。
ところが、この臨時財政対策債が28.6%減らされ、予定よりも10億円少ない25億円、ということになったのです。
さらに、地方交付税の基準財政需要額のうち、人件費、経常的経費、投資的経費が減額された分の3億5千万円、合わせて13億5千万円の歳入不足が生じる、ということが、予算編成が固まった時期に判明したとのこと。
市は財政調整基金を5億4千万円、公共用地・施設取得基金から4億7千万円取り崩し、さらに土地開発公社の利子補助から3億4千万円を回して手当をしたそうです。
三位一体の改革の中で見直された補助金の分としては、地方譲与税のうち所得譲与税が3億4千万円、移譲されました。
この件については、4日.5日に開かれる委員会で質疑する予定です。
●住民投票条例に質疑が集中
今日は「住民投票条例」や条例改正案、15年度の補正予算に対する質疑が行われました。
「住民投票条例」については私は総務委員会で審議することになるため、本会議では質疑できません。主な質疑答弁は、次のようなものでした
Q 投票率が何%以下の場合は、参考に止める、という成立要件を設けなかったのはなぜか。
棄権という選択も一つの意思表示。投票率が低いことによって、無効ということになれば、積極的な意思表示をした人の意思表明権を奪うことになる。
Q 市長・議会は投票の結果を尊重しなければならない、ということは議会の議決権と照らして問題はないのか。
A 春日部市の将来を大きく左右する問題であるから、貴重な判断材料として欲しいとの意味で、議決権とは抵触しないものと考えている。
Q せっかく18歳、19歳と永住外国人に投票権を与えたのに、投票所が2カ所というのは、意味が半減するのでは。
A この住民投票は、参議院選挙と同時に行われるため、公職選挙法の規定により、投票所には「選挙人、投票事務従事者、立会人、警察官」以外は立ち入れ無いことになっている。他に投票所を設けると、1カ所60万円かかる。また、会場の確保がむずかしい。
18歳からとした先例でも投票所は1カ所。宮代、杉戸、庄和の各町も各々1カ所と聞いている。対象者4千人余りということから、費用対効果を考えると2カ所が適当と考えている。
この答弁には失笑がもれました。せっかく若い世代が市政に積極的に関われる絶好のチャンスです。仮に各地区1カ所として、5カ所増やしても300万円。費用対効果ということを考えるなら、それで18歳.19歳が投票所に足を運んでくれたら、計り知れない効果があるはずです。
この点については、委員会で引き続き質疑します。
明日と月曜日は、いよいよ16年度の一般会計予算案の質疑がはじまります。例の産業廃棄物の問題についても徹底的な追及が行われる予定です。是非とも、都合のつく方は、傍聴にお出かけ下さい。

さあ今日から3月議会!
(2月23日)
今日から、3月議会がはじまりました。
3月議会の、最も大きな議案は、「16年度予算案」です。
開会後一番に、市長から「16年度の市政方針」が述べられました。毎年の事ですが、ウ〜ン、一言で言うと、この財政難をこうやって乗り切るぞ、という覇気が感じられません。
確かに16年度は春日部市にとって、いくつかの節目があります。
・春日部・宮代・杉戸・庄和の合併の是非を問う住民投票。
・第59会国体の開催。
・市政50周年。
こういう節目に当たる年を迎え「新しいまちづくりへ向けて飛躍と発展を実感できる事業を推進してまいります」といわれても、それが何なのか,ぴーんと来ないというのが実感です。
予算については、いろいろ問題点がありすぎるので、明日、勉強会のあとにまとめてふれたいと思います。
もう一つの大きな議案は、補正予算、というところでしょうが、更に、今議会には合併に関する住民投票を実施するための条例案が上程されています。
この条例案、投票に参加できるのが18歳以上になり、定住外国人も含む、というのは評価すべき点だと思います。しかし、その人たちが投票できるのが、市役所と武里出張所のわずか2カ所、というのでは折角広げた門戸が狭き門、というもの。
また、投票率によって、有効とするかどうかの、俗にいう40%条項、50%条項が無いのもどうか、という問題点もあります。
本質的には、「合併に関する」限定した住民投票条例である、というのが、物足りない点ではあります。
こういった問題点が、質疑の中で浮き彫りになっていくように、がんばりたいと思っています。
議会日程をご紹介します。
・2月26日(木)本会議、議案質疑(住民投票条例案、各種条例改正案、15年度補正予算案等)
・2月27日(金)本会議、議案質疑(16年度一般会計予算案)
・3月1日(月)本会議、議案質疑(予定では16年度国民健康保険会計予算案ですが、16年度の一般会計予算案がずれ込むことになると思います)
・3月2日(火)本会議、議案質疑(16年度特別会計予算案、企業会計予算案)
・3月4日(木)、5日(金)各常任委員会
新聞をにぎわした、産廃処理の問題は建設委員会で審議されます。
・3月9日(火)、10日(水)、12日(金)、16日(火)一般質問
・3月18日(木)本会議、各常任委員会報告、議案に対する討論採決。その後、議員提出議案があれば、その提案、質疑、討論、採決が行われます。
どうか、時間の都合のつく方は、是非、傍聴にお出かけください。

27Km強、古利根の始点から終点まで歩きました
(2月22日)
第4回「古利根川を全部歩こう」に参加しました。
最終回の今回は、赤沼の「古利根橋」から、越谷のふれあい橋下流の中川との合流点まで歩くというもの、これで、久喜にある始点から、27H強を歩くことになります。
午前中は、4月下旬という陽気、こんなに冬が短くていいのかしら、と不安になるくらい温かな日射しの中、まさに水温む感じの古利根川の堤防を主に、松伏町側をのんびり歩きました。
もう冬鳥は少なくなっているのですが、それでも、ガンカモ類だけでも、カルガモ、コガモ、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、アメリカヒドリと6種、また、ハクセキレイ、カイツブリ、イカルチドリ、セグロカモメ、コサギ、イソシギ、バン、オオバンなど、次々に水辺で、川の中で、姿を見せてくれました。
一方、ヒバリがもうさえずりながら高く飛び、正に早春という感の古利根でした。
ところで、鳥はおしなべて雄のほうがきれいです。オナガガモの雄の、まるで留袖の裾模様のような、見事な毛並みや、マガモの毛並みをみているとそう思うのですが、メスの方がシック、という感じもして、これは主観の問題かなと…。
川のある風景というのは、本当に心豊かになると実感した1日でした。
午後は予報通り、春一番よりも強い風が吹きましたが、両側に木が植わっているところは風も和らぎ、木の威力を再確認しました。
4月11日(日)には、午前中、「古隅田川」を歩いて観察し、午後は「あなたの住むまちは利根川だった」という講演会(講師は金井忠夫先生)があります。関心のある方は048-763-7610、三好さんまで、ご連絡ください。
<水辺や川面で遊ぶ、ガンカモの群れたち>
<中川との合流点で、古利根川は終わります>

がんばってます「介護保険チェアクラブ」
(2月21日)
県が養成した「介護保険サポーター」。その修了生が中心になってつくっている「介護保険チェアクラブ」による第3回巡回相談会と介護予防ダンベル体操講習会があり、参加しました。
地域の高齢者を支えるためにコツコツ活動を続け、今や介護保健課の右腕のような存在になっているチェアクラブ。こんな活動こそ、年をとっても暮らし慣れた地域で暮らし続けるための、強力なサポートになると思わずにはいられません。
チェアクラブ主催の「痴呆介護の現場から」という講演会が、3月21日(日)午後1時半から、八木崎の中央公民館で開かれます。関心のある方、是非ご参加下さい。

元気な野菜を食べませんか
(2月20日)
金曜日は、毎週、栃木県烏山の帰農志塾から、有機農法で育てた野菜が届く日です。
配達に来た若い塾生が、うちに来る前に届けた班で、「野菜の量が多い、といわれたんだけど、片山さんの班ではどうですか」と尋ねてきました。
正直言って、食事をするのがほとんど夫婦二人になってしまった我が家でも、ちょっと多いかな、という気がします。その上、実家から野菜が送られてくる、という人が1セット丸々は多いというので、多い分を引き取っているので、どうしても余り気味です。
そこで頼もしい助っ人が、団地に住んでいる姪。子どもが3人いるので、多い分はそこに回して、手伝ってもらっています。
塾長が、1世帯が1週間で、このくらいの量の野菜は食べて欲しい、という思いでセットを組んでいる、それはよく分かるのですが、何分にも購入者が高齢化しつつあり、壮年期の夫婦だけでは、食べる量にも限りがあるというものです。
子ども達4人が育ち盛りで、夫の両親も元気で8人家族だった頃、ハンバーグは肉1H、餃子は100.個で足りず、魚もブリ1尾を買っておろしていたのが、なつかしくなります。
それにしても、見てくれは悪いけれど、寒さに負けずしっかり育った野菜たちの甘いこと。是非是非、育ち盛りの子を育てている若い世代には、こんな元気な野菜たちの共同購入の輪に加わってほしいと思うのですが、届いた野菜を使って料理するより、必要なものをお店で買う生活の方が、手軽で便利なのでしょうか。
BSE騒動で、牛丼チェーン店から牛丼が消えたことが、大きなニュースになりましたが、基本的に食べ物は、身元の分かるもの、生産者と顔の見える関係が基本。工業製品のようなつくられ方をしていることが問題、と思うのですが…。

街の活性化には新しい発想が求められている
(2月19日)
「春日部市都市再生シンポジウム」に参加しました。
基調講演は、少々物足りない思いがしましたが、第二部のパネルディスカッションは、なかなか興味深く聞きました。
パネリストのお一人、国土交通省の地域整備局街路課特定都市交通施設整備室長の秋村成一郎さんの、いきなりの「東京ディズニーランド」のノーハウの話には度肝を抜かれました。スケールも資本力も違いすぎるし、何といってもあれは街というより行楽施設ではないですか!
しかし、ディスカッションが進むに連れ、あれだけ集客力のあるテーマパークにこそ、学ぶべき基本があるのだと、徐々に納得させられたのはさすがです。「世界へ発信せよ、春日部市」といったエールだったのでしょう。
街や地域の活性化の主役はそこに住んでいる人、商売や事業を営んでいる人です。活性化に成功したところでは、住民・事業所・役所の三位一体に成っての取り組みのシステムが機能しているとの話も納得でした。
さて、では、春日部市の活性化の目玉は? 売りは?
もちろん、今あるものも大事にしなくてはいけませんが、それを踏まえて春日部発で発信するブランドを、大胆な発想で求めていくことが必要だと思いました。
パネルディスカッションをコーディネイトした松下潤先生は、循環社会工学がご専門とか。結びの部分でちらりと、循環型社会に変換することで、新たな地域の活性化が生まれる例や、福祉機器で伝統技術のノウハウを生かして活性化した例を示されましたが、もっと松下先生のお話を聞きたいと、ちょっぴり残念に思いました。

一気に30年前に戻った同窓会
(2月18日)
午前中、議会運営委員会が開かれ、3月議会の日程が決まり、議案が配布されました。
その後、全員協議会で、13回合併協議会の報告がありました。
夕方から、23歳のときにお世話になった、「エミール社」の同窓会「エミール会」に出席するため、神楽坂へ。
関西大好き人間の私が、大阪で商事会社のOLをして半年ほどたったころ、「エミール」という家庭教育雑誌を発刊するための社員募集に応募し、めでたく(?)採用されたものの、大阪の社員は、毎日、見本誌をバッグに詰めて、定期購読の勧誘に大阪・兵庫・京都を歩き回る毎日。
あけて3月、社長から「東京の奴らがみんなやめて、編集長しか残っとらん。松山くん(まで、結婚前のことです)は秋田出身だから、東京の方が近いやろう。東京へ行ってくれへんか」の一言で、その3日後に、京都のアパートの(石清水八幡宮のふもとにありました!)荷物をまとめて泣く泣く東京へ。
東京のみんながやめたのは、給料がまともにもらえなかったからだと、東京に行ってから知ったのですが、そのときはすでに後の祭り。何しろ、私の東京の初仕事は、天下の大日本印刷に手形をジャンプしてもらうことでした。
しかし、当時30そこそこの編集長を筆頭に、20代を中心にする若い元社員たちは、創刊から手がけた、という愛着もあり、毎日のように、夕方、四谷の会社に立ち寄っては、編集作業を手伝ってくれました。
私にとっては、編集のイロハを教わり、その後の出版界の人脈ができた、正に「エミール学校」でした。
原稿料無し、取材謝礼は菓子折か果物というのに、結構錚々たる人たちが誌面に登場してくれたものだと、思い出しつつ…。そうそう、先日亡くなられた石浜恒夫さんの小説には辟易しましたが、死亡欄で初めて、石浜さんが「硝子ジョニー」の作詞者だったと知りました。
ある朝出社したら、会社の備品一切合切がなくなっていてもぬけの空だった衝撃。
その夜逃げ倒産した、当の社長も参加しての「エミール会」は、30年前と現在を行きつ戻りつ、夜遅くまで続きました。

前途多難な市立病院運営
(2月16日)
今日の病院運営委員会は、補正予算と、16年度予算案の審議でした。
15年度の補正では、入院収益・外来収益とも実績が減少しているための下方修正、そして新設する付属看護学院の備品の補助金減額が主なものでした。
議会代表の委員が色々質問したところ、医師会代表の委員から、「運営委員会は、市立病院が開業医とちがい、公立病院としてになわなければいけない医療をいかに受け持つべきかを論議する場」といった内容の発言がありました。
しかし、補正予算、当初予算の審議は、きちんと数字をチェックすることが肝心。それによって、はじめて問題が具体的に浮き彫りになり、原因などを検討できるのです。
市立病院が地域の中核病院として、個人医院からの紹介患者を増やしていくとするなら、それなりの設備が充実しているのかどうかの検討も必要です。
しかし現実的には、16年度の予算案の医療器機購入予算に関する私の質問に対する院長答弁に示されたように「老朽化した病院の現況の中で、大型の医療機器・設備の新規購入はむずかしい。また、赤字経営の中では財政的にもむずかしい」という現状の中でとりあえず、救急患者の受け入れを増やしていくだけ、というのでは、焼け石に水の状態です。
その他の事案で、「病院再整備計画についての検討はいつになるのか」と質問しましたが、答弁によると、ここでもまた、「専門家を交え病院と財政が中心になってまとめたものを審議する」としか考えられません。
再整備の中心は、市立病院をどうするか、という点にかかっているはず。運営委員会が単に承認機関にならないよう、しっかり委員会側からも要求していこうと思っています。
ところで、県から四分の三、補助金が出ると見込んでそろえた看護学院の備品、補助金が300万円カットになったとの補正。「今回は額が300万といっても、カットになった分は結局一般会計からの持ち出しになるわけで、もっと、シビアな計画を」と要望しましたが、こんな小さなところにも、民間や一般家庭と公の機関の、お金の使い方に関する意識の違いが見え隠れしてしまいます。
先日、ある方から、市の職員が「片山議員は細かくて」と批判的な言葉を漏らしていたと聞きましたが、細かくて結構。あくまでも「市民の視点」が私の取り柄なのですから。

うれしい選挙結果と一緒に、春がそこまで近づいて
(2月15日)
宮代の選挙期間中、選挙カーで回っていると、日1日と梅がほころんでいくのが分かり、春がそこまで来ていることを感じました。
2月にしてはお天気に恵まれた選挙、ひなたぼっこののネコたちが目に付いて、ついつい話しかけてしまうことも。
結果は、応援していた加納さんがトップ当選、ネットの若手が応援していた27歳の合川さんが新人ながら4位当選、そして引退した林さんの後継の西村さんも上位当選。合併論議を住民本位のものにするよう、がんばっていける仲間が増えたことは、とてもうれしいことです。
梅の花が咲き始めると、そろそろメジロたちも餌台に寄りつかなくなってしまいます。夫は毎朝、「今日は来ているかな」と、メジロとの別れを惜しんでいます。

改めて、娘を育ててくれた皆様に感謝!
(2月13日)
朝から、終盤戦に入った宮代の選挙の応援をしました。
夜は、長女が学校卒業以来お世話になっていた、ケアシステムわら細工が、結婚を祝う会を開いてくれました。
長女は、高校の時からケアスタッフに入っていたとはいえ、職歴2年弱。女性陣が腕をふるった御馳走の山、若手が中心になった飾り付けや趣向、30人を優に超える盛大なパーティーに恐縮していると、「彩ちゃんは赤ん坊のときからわらじの会に参加していて、わらじ歴24年だもの」といわれてしまいました。
当時5歳だった長男と、生まれたばかりの長女を連れて、「わらじの会」出入りするようになって、24年の月日が流れたのだと実感。
同年代の乳幼児を抱えた仲間と、合宿の時はおむつを融通しあったり、イベントのときは誰が兄妹なのか、親なのか、文字通り、障害があってもなくても、ごちゃごちゃしたつきあいを重ねてきた年月です。
保育所時代からも含め、娘の一番の財産は、家族や親戚以外に、成長を見守ってくれたたくさんの大人や仲間がいたことだと、改めて感謝、感謝です。

お役人が机の上で考えたことが、庶民の生活を破壊しかねないことを自覚してほしい(2月12日)
「公共事業チェック議員の会」、「首都圏のダム問題を考える市民と議員の会」との共催で、国土交通省の担当職員を交えて、「八ッ場ダムを検討する院内集会」が開かれ、参加しました。
国土交通省の説明は、素晴らしいカラー印刷の資料の割には中味に説得力がなく…。
質疑応答を聞いて、改めて八ッ場ダム建設そのものが、もう見直していい、無駄な公共事業そのものであると痛感しました。
Q 水需要予測をどのような根拠で示しているのか
A 今、東京・千葉・埼玉・栃木など各県からの数字が上がってくるのをまっている状況(だとすれば、資料に示されている需要予測は架空? なのに負担の分担割合が各都県に示されているのはなぜ?)
Q ダム建設の根拠の一つ、集中豪雨時の基本高水を200年に1回と言われるキャサリン台風時に設定しているのはなぜか。他の利根川水系のダムでは、80年に1回、100年に1回という設定になっているのに。
A 設定はケースバイケース。
Q ダム建設後、ダム湖に湛水した後に地滑りが起こったケースが4例ある。八ッ場ダムもその危険性が指摘されているが。
A 八ッ場ダムでのその危険性は把握していない。
(会場から、水を入れてみないと分からないということかとの声が上がりましたが、ノーコメントでした)
Q ダム建設の根拠として「現状でカスリーン台風が再来し、利根川が破堤すれば、210万人が被害に逢い、被害額33兆円」としているが、カスリーン台風時以後の、水源地の植林状況、堤防改修工事等の変化は考慮しているのか。また、カスリーン台風時、吾妻川周辺の降雨量は多くなかったという事実をどう考えるのか
これに対しても、明確な答弁はありませんでした。
今回、答えられなかった点については、次回に資料を提示してもらうことになりましたが、どうしても最初にダム建設ありきで、それに併せて数字をつくっているとしか考えられません。
吾妻渓谷沿いにある川原湯温泉街は、水没するため、近くに移転する計画になっており、そのため、老朽化し投下されないまま、50年以上もの年月が流れています。これは、人権問題といっていいでしょう。それを反対運動のせいにするのは論外というものです。
しかし、移転先とされる地区は、歴史をひもとくと、地滑りが起こったため、集落全体が安全な場所に移転した、その地になるとのこと。さらに、ダムができて「関東の耶馬渓」と讃えられる吾妻渓谷が消滅してしまった後、川原湯温泉を訪れる観光客はどのくらいいるのでしょう。
利根川水系の水に頼っている埼玉県民の一人として、考えていかなければいけない問題です。
3月6日(土)午後1時半から、オリンピック記念青少年センターで「八ッ場ダムを止めよう! 首都圏集会」があります。
また、反対署名活動も行っています。関心のある方は、ご連絡ください。

何万年もかかって造られた自然を、900億もの巨費を投じて簡単に壊していいの?(2月11日)
「八ツ場ダムシンポジウム」に参加しました。
前にもお伝えしましたが、この八ツ場ダムは、建設計画が持ち上がったときから、吾妻渓谷自体が沈んでしまうこと、またダム付近がイヌワシの生息地であること、などの理由で、自然保護団体から反対の声が上がっています。
最初に計画されたのは、50年以上も前の1952年のことです。それが、吾妻川が酸性河川であったため、ダム建設には不適として一旦、計画が中断しました。
ところが、酸性中和工場が建設されて(年間10億を投じて、石灰を投入し続けているとのこと)、酸性水問題が解決して再燃。この時点で、水没予定地で反対期成同盟が結成され、以来、延々と、反対する住民・環境保護団体と建設省との間で綱引きが行われてきたものです。
今年初め、国土交通省が建設費を当初の2,110億円から4,600億円と、2.2倍と増額、全国一のダム事業費となることが示されました。関連事業費も含めた総事業費は5,880億円、利息を加えると、なんと国民の総負担額は8,800億円以上になります。
最初に講演した「公共事業チェック議員の会」代表の中村敦夫参議院議員は、「八ツ場ダムが50年間造られずにいて何の問題もなかったのに、今、必要だとする根拠はない」と全国のダム建設問題の例を引きながら指摘。
次に長年、吾妻渓谷布巾の地質を研究してきた、中村庄八さんから、豊富な写真や図形をつかって、600万年前にさかのぼって吾妻渓谷の地層の成り立ちの説明がありました。研究によると、ダム建設によって改造された自然がもたらす、地滑り、崖崩れ、岩層なだれなどの危険性が予測されるとのことです。
中村さんの、「数十万年という地質スケールの時間で生成されてきた渓谷美、地形なのに、現代科学は先々の生態系や自然界の法則性を充分知り尽くしたわけでもないのに、あっという間に造り変える力をもってしまったために気ままに改造してきてしまった。その一つがダム建設」という言葉が印象的でした。
締めくくりの「首都圏のダム問題を考える市民と議員の会」の島津暉之氏の話を聞けば聞くほど、埼玉県がこのダム建設に1,200億円も負担しなければならない理由がわからなくなってきました。
50年前に建設が必要とされた水需要予測は、その後の一人当たり給水量の減少、今後の人口減少傾向から、大幅な変更が求められており、八ツ場ダムを建設しなければ渇水の危険があるわけではないと思います。なんといっても、八ツ場ダムが建設されていない今まで、深刻な水不足はなかったのですから。
それに、埼玉県ではすでに、利根川から取水するにあたり、農業用水転用のための農業用水合理化事業に対して、転用水量1G/秒あたり約76億円負担しているのです。農業用水は、冬場の非かんがい期は本来取水できないとして暫定水利権となっているため、その解消のためにも八ツ場ダムが必要というのも筋がとおらない話。今まで何も問題がなかったのですから、暫定水利権を規制緩和すれば住むのではないでしょうか。
そのほかにも納得がいかないことだらけなのですが、明日、国土交通省の担当課を交えての院内検討会が開かれるというので、続編は明日に。

もう、国言いなりの財政計画は危険!
(2月10日)
午前中は、今日告示になった、宮代町の選挙の応援に出かけました。
応援演説で「合併が進む中で、今まで宮代が進めてきた『農のあるまちづくり』、そしてそれを実現するための『住民が主役のまちづくり』がのみこまれないかどうか、そのためにもこの候補者が議会には必要」と言っているうちに、本当に終盤にさしかかってきた合併論議を、協議会任せにしないで、議員としてしっかりチェックしていかなくてはならない、と改めて気が引き締まる思いでした。
午後は、3月議会に向けての、会派の勉強会。
まだ議案書が出ていないので、細かい点は不明ですが、どうも、当初予算は、地方交付税がかなり減額になるらしいのです。
国が地方財不足分の補うためにひねり出した秘策、不足分を地方に借金させ、後年度国が地方交付税でそれを補うという「臨時財政対策債」それも、交付税減額に吸い込まれて、国の補填分が当初の予定よりもかなり減額になりそうです。
私は、この「臨時財政対策債」について、当初から空手形になる危険性を指摘してきました。それだけに、予算審議、もしくは一般質問で追及する必要があります。一般質問については、今回は2つに絞って、しっかり追及しようと思っていたので、またまた、構想の練り直しになりそうです。
こんな状態で、果たして合併した市が、新市の建設計画のために起債することができる「合併特例債」、国の補助は約束通り行われるのかどうか、厳しい検討が必要です。
勉強会後、「旧谷中小学校跡地売却」について、議会内で「特別委員会」を設置してほしいのだけれど、ともちかけたのですが、「新しい学校2校を建設を進めるために、売却をのんでいるのだから、議会としては動きようが無い」と言うことで却下されてしまいました。
売却反対ではなく、売却面積、売却先、売却手法などの検討に、議会としても加わるべき、という主張なのですが……。
この問題については、次の手を考えざるを得ません。

合併後の市議会問題に一まず決着が
(2月9日)
第13回の合併協議会を傍聴しました。今日は、前回異議申し立てがあった、「合併後の市議会議員の任期特例を適用し、任期を1年7カ月延長する」という議会間の調整案に対して、事務局から代案が出されました。
3日のこの欄でご紹介したように、特例を適用しない、適用しても7カ月、1年1カ月、1年7カ月、2年、という5通りの案を併記し、投票によって決するものです。
結論として、特例は適用するが、期間7カ月、ということになりました。
新しい議会の定数も40人となり、春日部市議会ないで調整したときに、我が新政の回が提案した線でおちついたので、ほっと一安心です。
私は個人的には合併即解散派なのですが、1市3町それぞれの前年度の決算を審議するとなると、9月議会の終了までとなり、ちょうど7カ月の延長がその期間となるのです。
今まで合併した市のほとんどが特例を適用していますが、その中でも最短の期間、しかも定数も自治法の規定の46人を下回る40人となったのは、本当によかったと思っています。
あとは、選挙区制を用いるかどうか、という問題と、議員報酬が残っています。
「新市建設計画」は、まだ、財政計画について、県からの承認が得られていない、とのことで、ペンディングとなりました。

花嫁の母の装いは、得意の古着ファッション
(2月7日)
私ごとですが、今日は長女の結婚式でした。お相手が、農家の後継者で、地元の親戚やお仲間とのつきあいが密なので、地元川越の氷川神社で、神前結婚式の見本のような式を挙げました。多分我が家だったらこんな式はやっていないだろう、と思いながら、縁あって、このような厳粛な式に参加できて感謝いっぱいでした。
ところで、いつも結婚式は洋装の私、というより、和服はもっていないのです。貸衣装で一式借りてしまった方が楽なのですが、実は、古着屋さんで刺繍の見事さに惚れ込んで衝動買いした留袖がありました。かなり年代物と見えて、肩のあたりは色が少しやけているかな、という感じなのですが、ロング・ドレスにしても素敵だろうと思って買ったものです。
折角なのでそれを着たいと思ったのですが……。なんせ、留袖だけでは…。
そこからが得意の友人ネットワーク。Kさんがやはり古着屋さんで惚れ込んで買ったという、これも刺繍が見事な丸帯と帯〆を貸してくれました。和装小物を扱っているIさんから嵯峨錦のバッグと草履を拝借し、先日ご長女が結婚したばかりのEさんが一式誂えたと聞いて、白羽二重の長襦袢と帯揚げと末広を拝借。
という古着プラスネットワークレンタルファッションが、以下の写真です。
着物のゆきや帯の長さが今のものより短めで、すぐに分かるそうで、「昔のものは見事ですね」と着付けの方にお褒めをいただきました。その方もやはり、昔のものを集めていらっしゃるとのこと。
日本文化の真髄に、少し触れたような気がした一日でした。


勉強会をはじめたいと思います。ご意見お寄せください
(2月5日)
今日は「参加する会」の定例会。
毎月2回の定例会も、それぞれ事情があって、参加できない人が多くなってきています。また、場所が我が家、ということもあって、どうしてもうちうちの集まりになってしまうのも欠点かも知れません。
前々から、議会ごとに広い場所を借りて「議会報告階」を開こう、という話も合ったのですが、数回しか開けなかったことも反省点の一つになっています。
今日の話の中で、折角、私がいろんな会合に参加して勉強してきたこと、そして議員として得ている市政全般の知識、そういったものをもっと広く共有する場があってもいいのではないか、ということになりました。
時には、各分野の専門家の方もお招きし、2カ月に1回くらいのペースで、勉強会を開こう、という方向が定まってきました。
1回目としては、3月下旬か4月上旬、年金問題か、高齢者の住環境問題(年老いても今の地域で暮らし続けるための諸問題も含めて)をテーマにしたいと思っています。
こんなテーマでやってほしい、時間的には、こんな曜日のこんな時間帯でなど、ご希望がありましたら、お寄せください。
やっととれた身辺整理の時間は…
(2月4日)
1月中には配り終えたい、と思っていた「風のたより28号」、ちょっとずれて、やっと月曜日に終わりました。最後に団地が残ってしまいました。 最近腱鞘炎かばって自転車に乗らず、車に乗せてもらうことが多く、やはり運動不足だったのか……。5階まで休まず一気に上る、これを体力のバロメーターとしているのですが、100件近くを回っているうち、最後の方はさすがにシンドクなってしまいました。
というわけで、昨日はふくらはぎの痛みをこらえて役所へ。今までなら、一晩寝たら痛みはひいたのに、と情けなくなる気持ちを、翌日に筋肉痛が出るのは、まだ若い証拠、という慰めに変えて。
今日は、やっと年始以来何もない1日。配布先の名簿の整理、メールの整理をしているうちに、あっという間に1日が過ぎてしまいました(ちょっと昼寝もしましたが)。
ホームページの整理や資料整理は明日に回し、夜は、夕食の支度をしながら、サボっているうちにたまってしまった聖護院大根や赤蕪を漬け物にしようと思います。
合併後の議会がどうなるか、9日の協議会にご注目を
(2月3日)
本日、9日の第13回合併協議会の協議資料を基に議会の合併検討協議会が開かれました。
主な協議の内容は、1.合併後の議会をどうするか、2「新市建設計画(案)」です。
「新市建設計画」についてはやはり総花的で、「合併すればこうなる、こうできる」という未来像を記したものとは思えません。今までの春日部市の総合振興計画が、1市3町になっただけ、といっても過言ではありません。
今の段階ではこれが精一杯というのでは、改めて、予算の裏付けのある実施計画を作成する段階での、地域の自立性と住民参加を保証する組織だけは、合併公約の中に盛り込んでもらう必要があります。
前回の協議会で、各市町の議会間で調整した、合併後の議員の定数は46人、1年7カ月から2年間の任期特例を使う、という報告に対して、住民代表委員、団体代表委員から猛烈な反発を受けたことから、改めて、複数案を提示して投票によることとなりました。
定数に関しては、34人、40人、46人の三通り、任期の特例については適用しない、適用して7カ月、1年1カ月、1年7カ月、2年の5通りとなります。
選挙区制を取るかどうかは、今回の1市3町の規模では、選挙区割りを取るに至る理由になりにくいことから、参考資料に留まるようです。
議会間の調整通りの決定にならなかったことは一安心ですが、問題は、各議長に委ねて調整した結果を覆したのにも関わらず、一度、各議長に協議結果を報告し、調整結果と違う案を提出する旨、了解をとっていないことです。こんな小さな手続漏れから、トラブルにならないよう、春日部市の委員会から、合併事務局に申し入れしたとのことで、安心しました。

水道料金の値上げについて
(2月2日)
県議へ提出する決議案で、すっかりかすんでしまった感がありますが、27日に行われた臨時議会の中心の議題は、「水道料金の値上げ」を伴う条例改正でした。
公共料金の値上げは、庶民にとってなるべく避けてほしいものの一つです。
しかし、春日部市の水道料金は平成10年度に平均19.82%の上げを実施して以来5年経ち、平成14年度末で6,600万円強の純損失が生じ、未処理の欠損金が2億2千万円近くになったことから、料金改定が検討されてきました。
赤字に至った原因については、不況による水使用の減少、節水意識(節水型製品の普及も含む)の向上などがあげられています。しかし、最も大きい原因が、1G売るたびに6円29銭損失になる、という逆ざやにあることが、たびたび指摘されてきました。この逆ざやの半分は、購入している県水の単価より3円近く安く供給していることにあります。
水道事業会計の決算のたびに「高い県水の購入量を抑えて、地下水利用を、という議論になりますが、まだ地盤沈下が続いている現状で、これ以上の地下水くみ上げは無理、との判断が出されています。
原価を下げるための業務委託化も進められており、サビが問題となっている石綿鋳造管の取り替えも急務とあっては、ここは受益者負担の原則で、値上げやむなし、というのが、昨年末から重ねた勉強会の中での結論でした。
ところで、傍聴者から、「逆ざやが問題なら、節水意識が向上して供給量が減れば、赤字は小さくなるはず」とのご指摘を受けました。
もっともなご指摘ですが、県水購入部分の赤字は小さくなりますが、そのほかの営業経費は、売り上げが少なくなっても総枠が小さくならないため、結果的には売り上げ減が赤字につながることになってしまうわけです。
県水ですが、埼玉県では水を確保するために、他県のダムに依存しています。不況や節水による水利用料の減少に伴い、戸倉ダム建設は中止となりました。しかし群馬県の八ッ場ダムは、総事業費が当初の2,110億円から4,600億円と倍にふくれあがったというのに、続行される懸念があります。埼玉県の負担額も350億円ほど増額になるとか。
この八ッ場ダムは、環境破壊と、自然保護団体から中止の声が上がっていると同時に、無駄な公共事業では無いかと疑問の声が上がっているダムの一つです。
11日には、このダムの中止を求める県民集会があります。参加して勉強しようと思っています。
私の大きな疑問は…。
現在水道水は「安心して飲める」水質基準を満たす異が求められています。しかし、家庭の水の利用のうち、飲料水や調理用はごくわずかで、大半はトイレ、風呂、洗濯用です。
さらに、水道の水はおいしくない、心配という理由で、水道の何十倍もの値段の水を購入する家庭も多くなっています。
県は、水道の水はまずい、という状況を改善するために、徐々に高度処理水を供給できるよう設備改良していくとのこと。だとしたら、また県水の値段は上がるのでしょうか?
高度処理水にするなら、トイレなど雨水や調理などで使った水を再利用できる中水利用の設備を、各家庭に普及させるための補助金を出す、などしたほうがよいのでは、と思ってしまいます。
八ッ場ダムに加えて大滝村の滝沢ダムも220億円の増額とか。自然破壊して大型のダムをつくるより、水需要の減少を図る方が賢明だと思うのですが、皆さんは、いかがお考えですか。

ストップ! 沈黙、傍観、無関心
(2月1日)
今日は、第11回の「ぴーすうぉーく」でした。
国会では自衛隊本隊の派遣承認決議が、野党欠席の衆議院本会議で可決されました。自民党内の有力議員3名の反対もありながら…。
新聞報道などでも、世論調査は派遣前の反対6〜7割から、派遣後は逆転して賛成が反対を上回ってきた、とされています。
「自衛隊は人道支援に行くのだから…」という賛成論に加えて、「もう派遣されてしまったからには、確実に支援活動を行って無事で帰ってほしい、と祈るのが国民としての立場」という主張も強くなっている中で、私たちの考える「派遣を反対する理由」をメッセージとした小さなビラを,さ三線や太鼓のリズムに合わせてブラブラ歩きながら手渡す「ぴーすうぉーく」、今日は7人の参加で300人ほどの方に受け取ってもらうことができました。
9.11の事件以来、インターネットで呼びかけて「ぴーすぱれーど」を実行してきた「チャンス」の若者たちは、世界的に何十万の人々が「武力攻撃反対」、「今こそ非戦」と声を上げたのにもかかわらず、アフガンに、そしてイラクに武力攻撃が行われてしまった事態を見つめながらも、再び、「だからこそ挫折禁止」と「ぴーすぱれーど」をはじめました。
また、私の敬愛する辺見庸さんはその著書「永遠の不服従のために」の中で、次のように述べています。
「きたるべき(あるいはすでに到来した)戦争の時代を生きる方法としては、断じて強者への服従ではありえない。人間(とその意識)の集団化、服従、沈黙、傍観、無関心(その集積と連なり)こそが、人間個体が時に発言する個別の残虐性より、言葉の真の意味で数十万倍も非人間的であることは、過去のいくつもの戦争と大量殺戮が証明している。暗愚に満ちたこの字だの流れに唯々諾々と従うのは、おそらく、非人間的な組織犯罪に等しいのだ。戦争の時代には大いに反逆するにしくはない。その行動が時に穏当を欠くのもやむをえないだろう。必要ならば、物理的にも国家に抵抗すべきである。だがしかし、もしそうした勇気が無ければ、次善の策として、日常的な服従のプロセスから離脱することだ。つまり、ああでもないこうでもないと意義や愚痴を並べて、いつまでものらりくらりと服従をぶつぶつと発し、権力の支持にだらだらといつまでも従わないこと。激越な反逆だけではなく、いわば『だらしのない抵抗』の方法だってあるはずではないか」
国家としての在り方を大きく変える事実が、ほとんど検証されないままに積み重ねられていく、その延長線上に「戦争反対」など口に出すことができなくなってしまう時代がこないよう、これからも小さな声で、意義申し立てを続けて行きます。
月1回、第1日曜の[「ぴーすうぉーく IN 春日部」どなたでも参加できます。同じ思いの方の参加、お待ちしています。

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