
言い訳に終始した「産廃」問題中間報告
(4月30日)
全員協議会で、議会が請求した「市所有地に産業廃棄物が埋設されていた問題」に関する調査委員会の、中間報告がありました。
報告を聞くうち、唖然、また、唖然。
問題の焦点は、なぜ、いつ、誰が、土地交換した際の契約書に、「交換後、問題が生じた際には、損害賠償を求めない」という瑕疵担保責任放棄の条文を盛り込んだのか、です。
しかし、助役からは理事会で契約書が承認された後に、「瑕疵担保責任放棄を盛り込まなければ、契約には応じられない」とした業者の強い要求を呑んだことに対して、「当該土地を市が得られないと、区画整理が進まない」と事業推進を焦る余りの「事務手続き上の誤り」であったとする、かばう姿勢の報告がなされました。
しかし、業者からそういう要求があった段階で、「何かあるのでは?」と疑ってかかるのが筋というもの。「事務手続き状の誤り」で済まされる問題ではありません。「山積みされていた廃棄物は片付けられ、1m50Bほど、4カ所を掘ってみたが、何も出なかったので、要求に応じた」というのは、言い訳にもなりません。
「瑕疵担保責任は、産業廃棄物埋設の有無だけでなく、他に契約に違反する問題が生じた時も含むのだから、放棄するのは余りにも非常識」とただしましたが、「中間報告だから」とのこと。
しかし、分厚い資料を前に、「この場で即質疑は不可能、日を改めて質疑には応じるのか」と質問したところ、「議会と相談の上」とのことです。
あまりにも市民感覚からかけ離れた報告書であることは、聴き取りの段階で「よくみられるように、地域の有力者等からの働きかけはあったのですか」という質問がなされていること。これって、こういう事業には「地元有力者の働きかけがある」のが役所の常識なんでしょうか。
しかも、聴き取りの段階で、元市議からの働きかけがあったことが判明。
会派で相談の結果、全員協議会で質疑するよりも、6月議会の本会議で質疑したほうが、議事録に残ってよい、という結論になりました。
しかし、何と言っても、市が撤去費用1億6千万円、負担しなければいけないかも知分厚い聴き取り調査書、徹底的に読んでみます。

春から初夏へ
(4月29日)
ここ数日、「風のたより」とフリーマーケットのちらしを、みんなでポスト・インする日々です。
「夏日」と言われる今日は、田んぼに水が取り込まれ、早いお宅では、もう苗が植えられている所も。日射しが暑くても、水が湛えられた田んぼの脇を走ると、風が一気にさわやかさを増します。田んぼが果たしている環境保全の役割を感じるのは、こんなときです。
「獨協の裏に、ムナグロ来てるよ」という友人からの知らせ。先日ァピタの裏で「ムナグロ」を見かけたので、我が家の近くの田んぼに訪れるのも間もなくでしょうか。
あちらこちらで藤の花房が風に揺れています。リラの花、ラベンダー、矢車菊、シャガ、カキツバタにアヤメ(実は区別がつきません)、オダマキ、アイリス、テッセン…、なぜかこの季節は紫色の花が多いな、と思いながら自転車を走らせていると、私の大好きなモッコウバラ、コデマリが…。
若葉の色も日に日に濃くなり、季節が春から初夏へ移ろうとしているこの時期、庭の手入れをしている人たちと挨拶を交わしながらのポスト・インは、楽しい仕事です。
ところで、チラシを見て、フリーマーケットに出店を希望される方が20団体以上になりました。「そうか、フリマのチラシなら、じっくり見てくれるんだ」と思いつつ、読まれる「議会報告」をもっと工夫しなければ、と反省しました。
よろしかったら、是非、5月2日は旧谷中小学校にお出かけください。

住民・議会・行政・国家
(4月25日)
「地方政治改革ネット」主催の「あなたが決める街の未来・合併の是非は住民投票で」という講演会が開かれました。
講師は「住民投票立法フォーラム」事務局長の今井一さん。今井さんはポーランドの「連帯」誕生時にソ連や東欧の取材活動をした経験から、その後、民衆が本当の主権者になるために、というテーマえ、国内で縦横無尽の活躍をしている方です。
「住民投票」を、間接民主主義の不都合さを補う、直接民主主義の利点を取り込む大事なツールと位置付け、全国各地で行われた膨大な住民投票の実例を検証し、あるいはアドバイスし、という実証的な観点からのお話しは、参考になることばかりでした。
・『選挙』は自分の意志決定を委ねる『人』を選ぶものであり、『住民投票』は、施策などの事柄についての住民が選択するものである点が決定的なちがい。
・住民が決定権を委ねた議会や首長との意識のズレが大きくなり、住民投票が行われるようになってきた。住民投票は議会決議や首長の政策判断の誤りを是正する手段。
・長い将来にわ関わる問題等(たとえば市町村合併)については、現在選ばれている議員や首長だけで判断できかねるべき。
この三点は、常日頃「議会制民主主義との矛盾」を言い立てる他の議員に、きちんと反論するときに有効な武器となると思いました。
日本で初めて行われた「新潟県巻町」の住民投票、そして町長襲撃事件で震撼させた岐阜県御嵩町、初期の頃、住民投票を実施するまでに大変なエネルギーが必要だったことを思うと、合併協議会の住民代表委員さんたちをはじめ、見識ある人たちのリードで、すんなりと住民投票が実施されるに至ったことを感謝し、きちんと意思決定できるよう、気運を高めていく必要性を痛感しました。
今後は今井さんからヒントを頂いた先進地を参考に、1市3町の同じ思いの皆さんと協力して、問題提起していくことを確認しました。
今井さんのお話しのベースになっているのは、本当の「自治」や「住民主権」の確立です。私もそれを求めて議員活動をしています。
今朝の新聞で、「行政が自分たちを『国』というのはおかしい。行政はあくまでも三権分立の一部を受け持っているに過ぎない」という意見が載っていて、ハッとさせられました。日頃、行政のことを「市側」と言ってしまうことがあります。これは行政もしくは役所と言うべきで、知らず知らずのあいだに、私も「お上意識」に染まってしまっていることを反省しました。
今、改革ネットのメーリングリスト上では、事務局員随行問題で、議会事務局と議員との距離の問題や、議員の調査権などの議論が盛んです。議員が、市民から付託されたということの意味を、しっかりと認識しなければいけないと思っています。



命の尊さ
(4月24日)
以前に編集した「赤ちゃんの病気百科」というムックの改訂版を出す、ということで、ここ2週間、勉強会や会合やらの合間を縫って、原稿をまとめています。
議員になってから編集の仕事はほとんどできなくなっているのですが、以前やった本の改訂版だけは行きがかり上…。
今テレビで、「電池が切れるまで」という番組の宣伝が流れていますが、この「病気百科」、初版と最初の改定版は、この番組の舞台となった「長野子ども病院」の全面的なご協力でつくったものでした。とくに最初に何度も足を運んで取材したのは、「松本サリン事件」の直後のことでした。
今でも、500gちょっとの極小未熟児の赤ちゃんを、24時間体制でなんとか命を救おうとしていた小児科の先生たちの姿が印象的に残ってます。
昨日は、半年前に迷い込んできたちびネコ「リブ」の不妊手術。麻酔から覚めて、無事ご飯が食べられるようにネるまで、やっぱり心配です。
こんなちびネコの命でさえ愛おしいのに、イラクをはじめ、紛争や武力攻撃のさなかの子どもたちの命は…。
世界中が平和であってほしいと、つくづく思われる日です。

NPO設立から市民が主役の街づくりへ
(4月21日)
3月27日の「花見の宴」から一気に盛り上がったNPOの設立は、事務関係を一気に引き受けてくださったS氏の尽力や皆さんの力で、社員も集まり、17日に設立総会が開かれて役員や定款、事業内容も決まって、本日申請書を届出、という運びになりました。
私は公的な立場があるので、今後は一会員として参加したいと思っていますが、勉強のために、県庁に同行しました。
「何があるか」と身構え、固唾をのんで、担当職員のチェックを見守る同道6人。しかし、何カ所かの書類の訂正のみで、あっけなく受理されました。
ここに至るまでに活躍したのは、メーリングリストとインターネットでした。メの法律と県の条例を見比べ…。
文明の利器を生かして誕生しそうなこのNPOですが、活動の目的は「人と人とのつながり」です。つまり、地域コミュニティの活性化のため、多世代の交流と支援を主な活動とします。
めでたく設立が認証されたあかつきには、たくさんの方の参加が必要になってきて、これからが正念場です。
その前に私には、旧谷中小学校の校舎を、このNPOの活動拠点にできるよう、がんばらなくてはいけない、という課題が残っています。
夜は「地方政治改革ネット」が主催する「政治スクール」の開校講座に参加。記念講演は、木下博信草加市長、テーマは「地方自治体の現状と課題」でした。
草加市もご他聞に漏れず、16年度の地方交付税と赤字対策債の減額で、予算編成に苦慮したとのこと。その影響額27億円(春日部の2倍!)
しかし、その補填として、財政調整基金を15億取り崩したというのがすごい!(それだけ財政調整基金をもっていたということが! 春日部は5億余の財調から4億取り崩し!)。
さらに公社の債権返済分12億をジャンプして、27億円を捻出下とのこと。
その後がさすがです。このジャンプした分の利払いが年に3,000万円になるため、職員になんとしても9月の補正予算まで、税の滞納分の徴収や事業計画の見直しで捻出するよう、ハッパをかけているとのこと。すでに4月から半年間、三役の報酬減を決めており、もちろん、補正の段階でやりくりがつかなければさらに期間を延長するけれども、この段階で職員だけ無傷というわけにはいかないという覚悟がありありと見えました。
元々、人件費が義務的経費になっていて、市税が減収になっても人件費が変わらないのはおかしい、と主張している木下市長、今度はどんな提案をするのか、お手並み拝見です。
この地方交付税削減をきっかけに、「地方自治」本来の在り方に近づけるチャンス、と考えているとのことですが、そのためにも、「市民が主役の街づくり」を予算配分を伴う実効性のあるものにするためにも、国の制度変更が必要、という木下さんの「課題」の指摘には同感。
こんな元気な首長がどんどん誕生して、地方から政治を変える流れを大きくしなければ、と切実に思いました。

ADHDやひきこもりを治療の対象ととらえるかどうか
(4月18日)
「教育を考える会・かすかべ」の例会に出席。
今年度は「ADHD(注意欠陥多動性障害)等のいわゆる学校に適応できない子どもたちについて」をテーマにしています。今回も県内各地から、参加された方がいらしゃいました。
ADHDをはじめとする、「いわゆる問題行動」をとる子たちは、1割近くいるのではないか、とされています。
アメリカをはじめとする諸外国では、医学的に研究が進み、薬物治療の成果も紹介されることが多くなってきました。
その結果、小学校・中学校時代に集団にとけこめない、授業中じっとしていないなどのいわゆる「問題行動」を起こす子たちでなく、あえて誤解を恐れずにいえば、少年犯罪に結びついたり、長期ひきこもりにつながったりする症例も示されるようになってきました。
ADHDに例をとってみれば、今日もテストをやったのですが、その症状のどれもが、みんなだれにでもあってはまるようなものばかりです。「よくもの忘れする」、「時間の管理ができない」、「ジッと人の話を聞けない」等々。そういったことが頻繁に起こり、その傾向が強い子、ということができそうです。
そういう子なのだと理解して受け止めることができれば何ら問題なく、思春期以降は障害なく過ごせる、という指摘もあります。「周囲の受け止め方が不十分で、常にできないことによって自己否定されることによる二次障害の方が大きい」との指摘もあります。
ただ、薬によって、その「問題行動」を一時的に軽減することによって、集団の生活がスムーズになることができれば、マイナス評価が少なくなり、よい循環に転換できる、というのが、専門医である都立梅ヶ丘病院の尾崎先生のお話しでした。
もう30代になるひきこもりの若者を抱えている親御さんの苦労を思うと、もし薬物療法で一時的に好転でき、それがきっかけになるのなら、それもよいのかと思ったりします。
しかし一方で、どんな人であっても、そのまま受け入れることのできる社会でなければ、と思うとき、果たして薬物治療がよいのかどうか、思いは千々に乱れます。
多分、ケースバイケースで、どちらが最良の方法、ということはないのだろうな、と思いますが、常に忘れてはいけないのは、周囲の人が大変だから、治療して直す、という発想だけに走ってはいけない、ということだろうと思います。
この件に関しては、まだまだ、勉強が必要だと痛感しました。

自衛隊はイラクから撤退すべきだと、思います
(4月17日)
本日、やっと、イラクに拘束されていた安田さんと渡辺さんの二人が解放されました。何の情報もなかっただけに、ご家族や関係者の方々はどんなに安堵されていることだろうかと、嬉しく思いました。
しかし、今井さん、高遠さん、郡山さんの3人が開放されてからのマスコミ報道は、正直言って冷水を浴びせられたような思いをするものが多く、ここ数日、パソコンに向かう気持ちになれませんでした。
「自己責任論」、果ては、「かかった経費は自己負担に」発言。
いつから日本は、こんな国になってしまったのだろうと、とても怖い気持ちになりました。
確かに、危険を承知の上で行動する際には、本人たちはある覚悟の上で臨んでいたことでしょう。だからといって「救出に多くの人や経費がかかって迷惑」ということにはならないのではないでしょうか。どんな状態であっても、自国民が人質に取られたら、救出に全力を尽くすのが、国家として当然のことです。
そんな中、今日の新聞報道にあったNGO関係者の、「危険な地域に入るときには、できるだけリスクを小さくする体制で臨むべき」という発言にほっとしました。
今まで民間のNGO関係者が無事だっただけに、今度も多分大丈夫だろうと思った判断の甘さはあったにしても、まさか人質になるとは思ってもいなかったことでしょう。少なくとも人質となった初めてのケースであったことを、みんな忘れています。
私たちが、今回の事件で「自衛隊は速やかにイラクから撤退すべき」と主張したのは、3人の(後には5人の)人質解放のためだけではありません。
政府がいかに「自衛隊は人道支援に行っているのだ」と主張しても、イラクの人たちが、占領しているアメリカ軍の協力部隊だと思っている事実をうち消すことはできません。
昨年3月20日の、アメリカのイラク攻撃の正当性が問題になっている上、ここ1カ月のアメリカの攻撃のすさまじさ。尊い命が、ことに戦闘と関係のないイラクの、子ども達を含む民間の人たちの命が奪われていることを、きちんと見つめなければいけないことでしょう。
さらに「モスクへの攻撃」が、外国人を次々に人質をとる戦術に走らせたとされているのに、アメリカは再び、明確なジュネーブ条約違反であるモスクへの攻撃を行いました。
この1カ月でファルージャで犠牲になったイラクの人たちは1,000人以上、イラク攻撃以来、20万人もの人たちが犠牲なっているとも言われます
民間人がイラクから引き揚げなくてはいけないほど危険な状態であればこそ、今後の不安は、自衛隊が攻撃を受けてしまえば、自衛隊員の犠牲者が出る心配があるだけでなく、イラクの人に銃を向けなくてはならない事態になる、ということです。
自衛隊の派遣に反対する人たちは、「日本は日本人だからこそできる人道支援を」と主張してきました。今度の3人の行動は、もし本気で人道支援をするボランティアを募集したら、希望者は集まる可能性が高いことを示唆していると思います。
「危ない地域だからこそ武装した自衛隊を」という前に、今回の開放に尽力してくれたイラクの人々と連帯すれば、丸腰の民間人が支援に入れる可能性は高いのではないでしょうか。
参考のために、「みどりの会議」の出した声明をご紹介します。
■■イラク情勢に関する緊急声明(2004年4月14日)■■ みどりの会議
イラクでの混乱した情勢が続いています。すでにこの戦争において、1万人を超えるイラク国民が命を失い、占領軍も数百人の兵士が命を落としました。この戦争は多くの人々の命、夢、希望を奪い、社会のインフラと環境を破壊し続け、憎しみを拡大再生産し続けています。
そのような中で、去る4月7日、3名の邦人が武装組織によって拉致され、その後いったん解放に向かうと見られた情勢は膠着状態に陥っていす。みどりの会議は、事件発生直後から、中村敦夫・代表委員名、安田節子副代表委員名、足立力也・参院選公認予定候補者名で各声明を発してきましたが、現在の情勢(2004年4月14日現在)を受けて、あらためて以下訴えます。
1.日本内外の世界のNGO、良心的な報道機関、現地の宗教指導者などの懸命の働きかけによって、犯行グループはいったん解放を明らかにしました。しかし、米軍によるファルージャへの民間地域攻撃、さらに、現地情勢を何ら理解しないまま人命を軽視し、犯行グループを挑発するかのような日本政府の傲慢で居丈高な対応によって、事態は悪化し、膠着状態に陥っています。混乱させた大きな原因のひとつは政府の対応にあり、小泉首相には解決への意思が無い、と言わざるを得ません。
2.ファルージャでは米軍によって民間地域も包囲・攻撃され、住宅、病院、モスク、さらには怪我人を搬送中の救急車までもが爆破され、銃撃されています。水と電気も断絶し、病院に不可欠な医薬品と備品、血液供給の手段も奪われ、米軍の掃討作戦により、すでに900名近い民間人(子供を含む)が死亡したと報道されています。これらの行為は、民間区域を包囲し長期間抑留下におくことを禁止するジュネーブ協定に違反する明白な国際法違反であり、みどりの会議はこれらの行為を告発し、強く非難します。米軍のこれら一連の行為は、国際社会の監視と裁きを受けるべきであり、日本政府は米軍に対し、これらの行為を止めるよう強く働きかけるべきです。
3.このような民間人への無差別な攻撃など米軍の残虐な戦争犯罪がなければ、今回の拉致事件のような事態が生じた可能性は低く、日本が国内外の批判にもかかわらず自衛隊の派遣を強行することがなければ、日本人がターゲットになることもなかった、と考えられます。「NGOは自己責任で」「他人に迷惑をかけてはいけない」などという論調がマスコミをにぎわせていますが、現地に混乱と反発を持ち込み、NGOなどに比べれば全く非効率的な援助活動しかできない自衛隊を強行派遣し、日本国内外のテ
ロの危険をむしろ高めている日本の政策こそ問われるべきであって、そうした議論は本末転倒であると言わなければなりません。
4.自衛隊は、もともと「比較的安定した地域」として選定されたサマワに派遣されました。しかし現地では戦闘状態が再燃しており、つい先日もCPA本部や自衛隊宿営地に向けて砲弾が撃ち込まれています。これはすでに「イラク特措法」で言う「戦闘地域」となっている事態であり、特措法に基づく「活動停止」や「撤退」を決定しなければならない段階になっていると言わなければなりません。政府は、内外の批判にも関わらず強引に成立させた法を、今、自ら破るという矛盾に矛盾を重ねた過ちを犯しています。「テロに屈することはできない」などという幼稚なレトリックを仮に百歩譲って認めたとしても、自衛隊の派遣に固執する理由は、もはや全く無くなっていると言わなければなりません。「テロに屈する」のではなく、法の厳格な運用に基づき、ただちに自衛隊を撤退させるべきである、と私たちは訴えます。
5.日本内外の世界の市民が、日本人を含む外国人の拘束事件に胸を痛め、懸命な働きかけをおこなっています。みどりの会議は、これらの活動に心からの敬意と連帯の意を表します。また、私たちは、現地の武装組織に対して人質のすみやかな解放を訴えるとともに、こうした混乱の根本原因となった米軍の戦争犯罪行為や日本の戦争協力をあらためて厳しく非難し、イラクの国民と全ての関係者にこれ以上の犠牲を出さないよう、また、事態の平和的解決に向けて、私たち自身も可能な限りの努力を引き続きおこなっていきたいと考えます。

民間会社が相手だったら、とっくにきれてます!
(4月14日)
「谷中小学校の構造図と構造計算書があったら、ある程度の耐力度がわかる」とのありがたい申し出があり、先日来、管財課、学校施設課にコピーをいただきたいと申し入れをしていました。しかし、「構造計算書は保管していない」とのこと。
「まだ売却も取り壊しもされていない公共施設の構造計算書がないとは、問題ではないか」と再三、わめいていたところ、管財課が一生懸命追及してくれ、ついに見つかりました。無いわけがないものを(無くしてはいけないものを)、簡単に無いと言ってしまうこの意識!
次がまた一悶着。「コピーを渡していいかどうか、情報公開請求にかけてほしい」とのころ。
管財も市民情報課も「情報公開審査会にかけるほどの内容ではないのに」と首を傾げています。
「もういいよ、審査会にでもなんでもかけてください。とにかく図面が手に入ればいいんだから。でもよけいな仕事を増やすことになるよね」、と開き直る私。
結局、実費を払ってコピーをもらえることになりました。
みんなはあきれて、「よほど耐力度調査をしたくないんだね」と。
確かに。耐力度に問題がないとすれば、説明会等で、「校舎は危険。そのまま使うためには大規模補修が必要」と言っていたのが、嘘ということになりますから…。
今まで、役所とケンカをする気は毛頭無かった私ですが、先の産廃が埋まった土地の「瑕疵担保責任放棄」といい、この谷中小学校の図面の問題といい、かなり頭にきています。
これが私みたいにしつこくない、一市民が請求したら、軽く門前払いだったかも知れません。
市の財政は市民が納めた税金で市民のもの、その税金で立てた公共施設も市民のもの、そんな当たり前のことが、どうして分からないのでしょう。

マスコミ報道に表れないこと
(4月12日)
イラクの事件については、3人の開放に向けて、日本のNGO関係者や世界中の人たちがイラクに向けて呼びかけ、あらゆるルートを通じて開放が実現するよう努力していることが、集会でもたびたび明らかになってきました。
友人から、次のようなメールが流れてきました。マスコミに報道されないこういった意見や世界の動きについて知っていただきたいと思い、転記します。
●緊急声明 5(転送可)
川口外相の声明によるブレーキや技術的問題にも関わらず、大きな障害がない限り、ここ数時間以内に拉致された日本の仲間の三名は解放される、という信頼度の高い情報を得ました。
グローバル・ウォッチ/パリ コリン・コバヤシ
コリン・コバヤシさんのこの間の緊急声明をご紹介します。
●緊急声明4(転送可)
様々な情報が飛び交っていますが、技術的な問題で解放が遅れているようです。ただ攻撃的なことをせずに静かに待つことが解放に繋がるという信ずるに足る情報を得ています。
拉致グループは解放することだけを欲しており(何の交換条件もないこと)、彼らの意思は声明文に表現された通りです。
アルジャジーラで流された情報に登場したミュズヘール・アル・デライミなる人物は信用にたる人物ではありません。
静かに待ちましょう。
グローバル・ウォッチ/パリ コリン・コバヤシ
●緊急声明3(転送可)
日本政府へ、そして反戦市民、団体すべてへ
アルジャジャーラにたいする川口外相の声明、外務省報道官の声明は、拉致グループを激怒させるに充分です。
わたしたち、グローバル・ウオッチはバグダッド経由の警告を受け取りました。(パリ時間正午12時15分)
これ以上、日本政府が自衛隊派兵の正当性を主張し、米軍と組んでイラク民衆を攻撃しようとするなら、人質解放の扉は閉ざされる危険性があるだろう、との警告です。
私たちは、日本政府がいっさいの無意味なアジテーションをやめ、今回の人質解放に繋がる道を開いたのは、政府の努力ではなく市民たちのネットワークであることを素直に認めるべきである。拉致グループを含め、イラク民衆が望んでいるのは、あらゆる外国の軍隊のプレザンスの退去であり、占領の早期終結です。
以上のことが尊重されないなら、拉致された日本人の生命に万が一のことが起こった場合のあらゆる責任は日本政府にあると判断されても仕方がないでしょう。
グローバル・ウォッチ/パリ コリン・コバヤシ
●緊急声明2(転送可)
24時間以内に拉致された方々が解放されるだろうというニュースで私たちは安心してはいけない。
私たちの闘いはこれからである。
イラクの無辜の市民たちが虫けら同然に殺戮されている状況の中で、彼らが解放されうるとしたら、ひとえに,彼ら自身のイラク市民たちに対する並々ならない救援への信念であり,それを知らしめようとした多くの市民のネットワークの賜物である。日本政府川口外相が<彼らがイラク人の友人だ>などという資格はない。あのような表明こそ、イラク民衆を敵に回しているのである。
卑劣な無差別爆撃をおかしているアメリカはテロリスト以下である。それに寄り添ってアメリカの占領政策を支援している日本は、自衛隊を派兵し、輸送などの肩代わりをしている。人道援助とは隠れ蓑にすぎない。そのことを私たちは認識して、イラク人一人一人が命が十全に尊重されない限り、一刻も早くこの大義のない戦争と占領をやめさせる努力をしない限り、第二、第三の人質事件がこれからいくらでも起こりうる。
少なくとも、自衛隊撤退が実現できない限り、私たちにほっとする余裕はない。私たちはあらゆる努力を傾けて、これを実現させよう。
グローバル・ウォッチ/パリ コリン・コバヤシ

明暗のコントラストの強かった1日
(4月11日)
朝から、唯一、春日部市内に源流がある、古隅田川の観察会に出かけました。
朝一番で、「イラクの人質解放か」のニュースが飛び込んだので、隅田川土手を埋め尽くす菜の花に気をよくし、野草にくわしいM先生に、「ホトケノザ」と「ヒメオドリコソウ」、「オオイヌノフグリ」と「タチイヌノフグリ」、「キュウリグサ」とのちがいを教えて頂きながら、足取りも軽やかに!
ちょうど、田植えの準備で用水に水を引き初めて、古隅田川にも水が増えていました。秋から冬にかけて、二度の川清掃を行ったときには、干上がる寸前で、しかも生活雑排水しか流れ込まないため、ヘドロ状の川岸から悪臭がしきりでした。
春日部市に住むものとしては、これでも少しはまし、と思っていたのに、他の市町から訪れた方には不評で、名ばかりの一級河川ではなく、冬場の水対策を真剣に考えるべき時期だと思いました。
なんと言っても、在原業平が「いざこと問わん都鳥」の歌を詠んだ、歴史的な川なのですから。

八幡神社で別れ、国会前に。
集会には、昨日の倍を超える人たちが議員面会所からあふれて、道路を埋め尽くしています。
途中で、「3人が開放されてヨルダンに向かった」という情報も流れましたが、誤報と分かり、改めて3人が無事解放されるまで、気を緩めずに行動を続けようと再確認。
3人のご家族も駆けつけてほんの少し安堵の表情を浮かべながらも、「無事な姿を見届けるまでは、気をゆるすことはできない」としながら、「『開放声明』が出されるまで尽力してくれた人たちに感謝の言葉を伝えたいと駆けつけた」と語られました。
マスコミの報道では、3人の御家族が、「3人の命を救うために自衛隊を撤退させてほしい」と話しているようにつたえられていますが「3人を含め、人質となっているすべての人の釈放のため、武力攻撃をやめること、sの一環として自衛隊の引き揚げを」という思いなのだと、生の言葉を聞いて感じました。
イラクに拘束されている人たちだけではありません。派遣されている自衛隊の御家族も、昨今のイラク情勢に対して、隊員の無事を祈る毎日が続いていることでしょう。
また、アメリカ軍によって、「武装派勢力に協力した」との嫌疑をかけられて拘束されている、たくさんのイラクの人たちがいます。
戦場カメラマンといわれたロバート・キャパの言葉、「戦争とは人が人を殺す、それだけのこと」を思い浮かべます。
そんな中で、ファルージの一時停戦は、かすかな希望です。何と言っても、ファルージャに対するアメリカ軍の攻撃で、この1カ月で600人以上ものイラク民間人が殺され、このうち、子ども達の犠牲も多数にのぼると言われ、なによりも神聖なモスクに対する攻撃が、一連の拘束事件の引き金になっていると言われているのですから。
春日部駅前で署名していただいた100筆の署名簿とカンパは、御家族の手に直接お渡しすることができました。昨日まで10万人といわれた署名は、1日で何と15万人に。カンパもこの2日で、この集会だけで120万円となりました。
あと一踏ん張りです。
誰にでもできる運動として、マスコミの「自衛隊を撤退させないという政府の方針は正しい」などの報道が、犯人側を刺激しないよう、マスコミ報道を注視し、気になる点があったら抗議の電話をする作戦も続けられています。

今度こそ、国民の声に耳を傾けて!
(4月10日)
world peace now の呼びかけによる、「官邸前抗議行動」に参加。
衆議院議員面会所の前には、1000人以上の人たちが集まり、北海道からかけつけた今井さんや高遠さんの仲間の訴えに耳を傾ける。ジャーナリストの江川詔子さん、豊田直巳さんの姿も見えます。
皆の思いは一つ、自衛隊の派遣によって、日本が明確に、占領軍であるアメリカの協力国と見なされていること、このことの危険性を政府にしっかり認識してほしい、ということです。
いたずらに「日米同盟」にこだわる日本政府の姿は、独立国としての責任を放棄しているようにも思えます。
「自衛隊の即時撤退の決断を」という思いを伝えるためのデモは、しかし、昨日に引き続き、警察の規制で阻まれ、官邸まで行き着くことはできませんでした。
しかし残された時間は、あと1日、最大限に声緒を掛け合い、自分ができることをしつくして、明日はさらに抗議の輪を大きく広げることを誓いあって、散会しました。
夜、春日部駅東口で、抗議行動の呼びかけビラと、首相宛の「自衛隊の撤退を求める」署名集めを。2時間足らずの間にビラ350枚は次々に人の手に渡り、署名も100筆となりました。若い人の反応が、ことさら目立ちました。
西口では高校生たちも。
国論を二分していた自衛隊の派遣の賛否。しかし、「どこが戦闘地域か非戦等地域か分かる訳がない」という無責任な発言で、派遣を強行した小泉首相には、今こそ国民の声に真摯に耳を傾けてほしいのです。
3人の若者たちは、駅前で「勝手に行ったんだろ」との批判を頂いたように、勝手に行動したのでは無く、本来日本が果たすべき人道支援にふさわしい形を取らなかった国の代わりに、止むに止まれず行動した人たちなのですから。

イラクで人質になった3人の釈放を祈って
(4月9日)
昨夜から、テレビでも新聞でも、イラクで人質になった3人のニュースが大きく報道されています。
ついに、しかも民間人が人質になるという最悪の形が起こってしまいました。
これについては、素人としての私が、おこがましく意見を言える立場にはありませんが、腹立たしいのは、現地の支援をしていた民間のボランティア団体の方々が、「武装した自衛隊がイラクに来るようなことがあれば、私たちの行っている人道支援がむずかしくなる」と訴えていたのにもかかわらず、「人道支援」という名目で自衛隊をイラクに送ってしまったことです。
こちらは「人道支援」と主張しても、イラクの人たちがそう受け止めるかどうか、激しい議論があったにもかかわらず、あの国会での不毛な議論でかわし、派遣を実行してしまいました。
しかも、民間人が被害にある危険性が高まる事は自明の理であったにもかかわらず、昨日からの政府の対応を見ていると、そういう事態が起こった場合の対応策は、何ら考えられていなかったとしか思えません。
私たちには、ただ3人の無事釈放を願うしかないのか、と思っていたところ、複数の方から以下のメールが送られてきました。
お読みください。
■3人の若者たちを救うための100万人緊急行動を!■
ーあなたのお友達100人に行動を呼びかけて下さい!
このメッセージにあたなのお名前を添え、24時間以内に100人のお友達、お知り合いに流して下さい。
そして、行動して下さい。
皆さんご承知の通り、イラクに於いて日本人民間人3名が人質になり、3日以内に自衛隊が撤退しなければ3名を殺害するというメッセージが発せられました。
拘束された郡山総一郎さん(東京都杉並区在住32才)今井紀明さん(札幌市西区在住、18才)、高遠菜穂子さん(北海道千歳市出身 、34才) は、共に日本とイラクの平和のために活動したり、報道活動を行なってきた若者たちです。
日本政府のコメントは「自衛隊は人道支援を行なっているのであり、撤退する必要はない」というものです。これは建前論で、本音は「そんな無様なことはできない」というものでしょう。このままでは3名が犠牲になる可能性は高いと言わざるを得ません。
しかし、日本政府の役割が国民の生命を守ることであり、自衛隊の目的も国民の生命を守ることであるならば、自衛隊撤退は、臆病な行為などではなく「人名を守るための、勇気ある撤退」と言えます。
そうした選択が、国民に支持されること、「圧倒的な世論」であることを伝えることで、政府の対応も変えることができます。ぜひ、あなたの貴重なお時間を、3名を救うため、日本の進路を間違わせないためにお貸し下さい。
■以下の行動をお願いします。
(1)電話、ファックス、Eメールで、あなたのメッセージを政府に伝えて下さい。
(2)メッセージの基本は、
「イラクで拘束された3人の邦人を救うため、自衛隊のイラクからの勇気ある撤退をお願いします」というものです。
もちろん、あなたなりのメッセージに書き換えて頂いて結構です。
メッセージにはおなたのお名前、住所、できればお立場(肩書き、職業など)を伝え、また書き添えて下さい。
※無言電話や嫌がらせは逆効果です。一人の良識ある国民として真摯な対応をお願いします。
■電話・ファックス・Eメールの送り先
●総理大臣 小泉純一郎
03−3581−5111(衆議院議員会館代表)
03−3508−7327(衆議院議員会館直通)
03−3502−5666( 〃 直通FAX)
●防衛庁長官 石破 茂
03−3581−5111(衆議院議員会館代表)
03−3508−7525(衆議院議員会館直通)
03−3502−5174( 〃 直通FAX)
g00505@shugiin.go.jp(Eメール)
●官房長官 福田康夫
03−3581−5111(衆議院議員会館代表)
03−3508−7181(衆議院議員会館直通)
03−3508−3611( 〃 直通FAX)
●外務大臣 川口順子
03−3580−3311(外務省)
●自由民主党 電話 03−3581−6211
Emailはここから入ってください
http://www.jimin.jp/jimin/main/mono.html
●公明党 電話 03−3353−0111
FAX 03−3225−0207
Emailはここから入ってください
https://sss.komei.or.jp/komeihp/voice/form.php
●民主党 電話 03−3595−9988
Emailはここから入ってください
http://www.dpj.or.jp/mail/0310.html

出発の春
(4月8日)
子どもたちの母校、中野中学校の入学式に出席。
中野中学校では、今年、はじめての試みとして、入学式と新学期の始業式を一緒に行うことにしたとのこと。
上級生が揃って新入生を迎え、上級生たちも進級した者としての決意を述べる、というスタイルは、学校を上げての、「さあ新年度!」という心意気が感じられて、好ましく思いました。
従って、市議を代表しての「お祝いの言葉」も、突如、新入生だけでなく、全体に対してのものにしなければならなくなりました。
式典が進む中で、急遽、頭の中で差し替え。ところが壇上に立ったとたんに、マイクのエコーが効いて、自分の声が響き過ぎるのが気になって、けっこうしどろもどろっぽくなってしまいました。
周囲の人たちの、「よかったよ」という声にフォローされましたが…。
校長先生のお話がとても心に伝わるものだったので、それを受けて「ピンチはチャンス、ピンチのときこそ、自分自身や自分のしてきたことを振り返り、反省することができ、自分を一回り大きくできるよい機会。だから失敗やつまずきを恐れずに、自分らしさを追求して中学校時代を過ごしてほしい。思いやりは、自分を大切にすることから生まれると思う」といった内容の一言でした。
昨夜来の雨が、朝には上がりましたが、一寸冷たい風の吹く日。盛りを過ぎた桜の花びらが散って、街中桜吹雪です。
私は、この散り際の桜が大好きです。散りかけたピンクの花びらと、萼の深紅、そして突然伸び出した若葉の薄緑、その3つが青空をバックに広がるコントラストが、好きなんです。
今年は桜の開花が足踏みしたお陰で、本当に長い間、楽しませてくれました。その間に、桃や皐月、そしてなんと紫ツツジやライラックまで咲き始めました。春と初夏がいっぺんに訪れたようなこの季節、まさに出発の季節ですね。
といっている私は、3月議会報告をまとめるために、16年度の予算と格闘しています。どうやったら、皆さんにわかりやすくお伝えできるか、四苦八苦している中で気がつくこともたくさんあり、よい勉強になっています。

NPOへの取り組み・県の熱意と市町村のギャップ
(4月7日)
県のNPO活動支援室主催の「NPO関連事業説明会」に参加してきました。
県は「県民との協働」をより一層進めるために、今年度、1億円の基金を創設し、種々の助成を図るとのこと。
それだけでなく、「大宮土木事務所」跡を、NPOの事務所として格安で提供もしてくれるそうです。いわく「有休施設活用」とのこと。
合同庁舎の講堂がほぼ満員になるほどの参加者。
財政難のおり、「市民との協働」を具体的に進めなければ、いずれ福祉施策が厳しいものになるはず。これだけの熱心な市民活動を助成することは、計り知れない行財政効果をもたらすもののはずなのに、まだ市町村レベルでは、そこまで意識が高まっていないようです。参加者の質問の中に、「市町村レベルで」という声が出たのもむべなるかな。
旧谷中小学校跡地は、「有休施設」ではないのかと、ため息が出ました。

NPO・合併・参議院選挙
(4月5日)
★構造計算書の怪
午前中は「参加する会」の例会。NPO立ち上げの経過報告と、協力の要請。さらに5月2日に谷中小学校跡地で行う予定の、フリーマーケットの打ち合わせをしました。
第4次総合振興計画のキャッチフレーズも、今進められている合併のキーワードも、「市民との共働」。しかし、他の自治体では「市民との共働」に関して積極的に取り組んでいるのに(その最たる自治体が志木市)、春日部では未だに、住民代表というと自治会役員であり、福祉分野では社会福祉協議会であり…。
もっと住民の意見を聴き、住民要望に基づいた事業展開が、財政難お今こそ求められているのですが…。
決めるのは議会だろう、とお叱りを受けそうですが、旧谷中小学校跡地の問題について突っこめば突っこむほど、現在の議会は、市執行部の提案を認めるか否かの機関になっていて、何一つ決められない、ということがよく分かってきて、腹立たしい限りです。
前後しますが、合併協議会のあと、役所に立ち寄って、旧谷中小学校跡地活用に「住民参加型ミニ公募債」を活用できないか打診したとことろ、「あそこの売却はもう決まってることだから」との答え。
しかし売却先、売却手法も含めて、今年度に調査を実施することになっているのですから、まだまだ多方面からの検討の余地はあると思います。
なにより、まだまだ使える校舎を2億円余りの巨費を投じて壊すのはもったいない、と言う住民の声を、もっともっと真剣に受け止めてほしいのです。
ところで、政策課に言わせると、「そのまま利用するには、耐震の問題で大規模補修が必要、そのために何億もかかる」とのことですが、耐震調査はしていないとのこと。
そこで、専門家の意見を聞くために谷中小学校の「構造計算書」の写しをほしいと聞いてみたところ、「すでに保管していない」とのこと。なんで?
どんな建築物でも、補修、改修、増築といったときに「構想計算書」は必要なはずなのに、まして公共施設で保管されていないのは問題では? 市民の共有財産、という意識があるのか、疑問はふくらむばかりです。
★合併公約がまとまりました
午後は合併協議会の傍聴に。「新市建設計画」のうち、「財政計画」と「県事業」が固まり、「合併公約」の承認がありました。
協議会委員からは、「合併プロジェクトの具体的な内容が不明確」、「ネットワーク道路などの建設事業に巨費が投じられるのではないか」、といった意見や、逆に「自分の町の道路計画が不足」といった意見が出ました。
しかし、「新市建設計画」はアウトラインのみで、具体的には合併後「地域審議会」で実施計画が練られることになるようです。このような資料で、果たして合併の是非を判断できるのか、疑問は残りますが、逆に政府の地方財政計画の先行きが不透明なこの段階で、きっちりした「建設計画」を策定してしまうことにも不安が残り、功罪半ば、といったところでしょうか。
ところで、合併公約が各戸に配布され、5月には「住民説明会」が次々に開催されます。そこで、「合併プロジェクト」に関する説明が1市3町で異なってくるのでは? という疑問が起こってきました。宮代町と庄和町の「事業計画案」と付き合わせると、事業規模からして無理、という案が出されています。
もちろん、合併が決まったら、旧市町の案をすり合わせて、現実的な計画を策定するのでしょうが、このまま住民に示されると、合併したらこんな町づくりが可能になるのか、と誤解されてしまいそうです。この点に関してはチェックが必要となってきました。
それにしても、合併することになったら、新しい市の首長がどんな方針を打ち出すのか、そこが大きな鍵になりそうです。
★参議院選挙に無党派の旗を
夜は、「虹と緑の500人リスト」の関東ブロック定例会に参加。
「地方から政治を変えよう」というのが「虹と緑の500人リスト」の合い言葉なのですが、日々の活動の中で、自分たちが求める政策課題実現のためには、国政も変えていかなければどうにもならないことが、身に沁みています。
そのような思いで、今度の参議院選挙は「みどりの会議」と連携して、市民運動や環境問題、平和問題に取り組んできた人10人を比例区の候補者として立て、運動を展開することになりました。
全国比例区の中で組織や政党に頼らない候補者が戦うのは、大海を稚魚が泳ぐに等しいのですが、今まで自分たちが展開してきた政治スタイルを広げるために、候補者だけに頼るのではなく、独自の選挙活動をすることを確認しました。

仏教・文化・地域
(4月4日)
午前中、呑龍上人の生誕寺である圓福寺の花まつりに出席しました。
降誕祭の、読経の間に響く太鼓や鉦の音、和讃や称名の響き。本堂の木彫などの装飾、さらに衣や袈裟の色遣いや刺繍、そういったものが一体となった仏教文化。
私は伝統やしきたりというものがきらいではありません。むしろ、脈々と受け継がれてきたものを、大事に伝えるのは価値のあることだと思います。とくに、「哲学」が外国からの学問だとしたら、日本人の心のよりどころは仏教や神道だったのだと思います。そういう意味で、このような名刹が地域に在るのは、とても幸せなことだと思ったことでした。
しかし…。昨日とうってかわって冷たい雨の日の本堂。こういう日は、腰痛がぶりかえすのです(すっかり年寄りの会話)。かばって座っていたとこと、突然の来賓紹介で名前を読み上げられ、立とうとした瞬間、グラリ!
みんなには「場が和んでよかった」と慰めてもらいましたが、ごめんなさい。
午後、お堂コンサートも聞かせていただきました。
ハープとチェロとフルートの室内楽トリオ。どちらも柔らかい音色が身上の楽器のハーモニーが、不思議なほど、お堂の雰囲気にとけこんでいました。本物を聞けることの幸せを感じた、休日の午後となりました。

NPOの立ち上げ準備スタート
(4月3日)
午前中は、「教育フォーラム」のお花見が開かれている、旧倉松公園に。好天に恵まれ、日射しもグングン暖かくなって、満開の花びらがハラハラこぼれる、絶好のお花見となりました。
参加していた高校生3人組が、臆せず大人の輪の中に入ったり、小学生と遊んだりする姿を見ていると、つくづく、地域でこういう場があるのはいいことだと思ってしまいました。
午後は、「きょういく長屋」を中心にしたNPOの立ち上げ準備会。私はあくまでもオブザーバー的な立場ですが参加。
「設立趣旨」は、「多世代交流を土台として、地域コミュニティ事業を活性化する」ことです。
事業計画としては、次のような候補が。
1.高齢者自立生活支援
これは、単に高齢者のサポートをするのではなく、集う人がそれぞれ、自分のできること、やりたいことを担いつつ、援助が欲しいところは援助を求める、という相互扶助のシステムに。
2.生涯学習
これもコンセプトは高齢者支援と同じで、得意な人が、教わりたい人に教える、もしくは共に学び合う、というスタイルで展開できればいいですね。
3.家族支援
いろんな世代の人たちが集まれる居場所をつくりつつ、支援を必要とする人に必要な支援の手が届くように。その前段として、多世代の人が自由に集える居場所が必要になります。
また、専門的なカウンセラー、相談員、保母さん等の参加も必要となってくることでしょう。
名前も含めて、まだまだ検討が必要ですが、こうして自分たちのやりたいことを上げていくと、やっぱり、旧谷中小学校が使えたら、大きく活動を展開できるのに、と思ってしまいます。もう少し、いろんな角度から、交渉していこうと思っています。
今月中には準備を終え、申請の予定とのことです。
関心のある方、是非、仲間に加わってください。

ホームページと格闘
(4月1日)
毎月、月末か月初めは、「母さんの視点」のたまった分を過去ログに移し替える作業をします。しかし、3月は議会があって、やたら長くなってしまったせいか、テキストボックスとレイアウトグリットがぐじゃぐじゃ状態に。
ここ2日ばかり、時間的な余裕ができたので、この際、「重たい」と不評のトップページをリニューアルしようと一念発起してパソコンに向かったのですが…。
気になる不良箇所の修正に手間取ってしまい、結局、2カ月分、トップページに置いておいたこのコラムを10日からせいぜい2週間にして、過去ログに回す、というその場しのぎになってしまいました。
この辺が、アナログ人間の悲しいところ、基本から勉強しようと、いつも手元にマニュアル本は置いてあるのですが、じっくり読み込む暇がなく、目先のトラブル解決でよしとしてしまいます。
一度、機会をつくって、パソコンの仕組の勉強会をやりたいものです。

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