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2005年1月

相次ぐ住民投票による合併破綻の物語るものは
(1月31日)

 昨日行われた住民投票の結果、狭山市・入間市の合併、そして蓮田市・白岡町・菖蒲町の合併、共に、校正する自治体の中に反対票が賛成票を上回る結果が出ました。これで、この二つの合併も白紙に戻りそうです。

 埼玉県内では、今年、住民投票に世って、相次いで合併が破綻するケースが続いています。
 春日部市の中でも「反対する住民は目先のことしか考えていない」、とか「財政状況を理解していない」という声も聞こえます。しかし、本当にそうでしょうか。

 私は、住民合意が得られるまで10年はかかる、といわれる合併を、国の合併特例法の期限に合わせて行政主導で進めてしまった結果が、ここに現れています。
 「もしかしたら財政的に厳しくなるかも知れないが、『我が町』を持続させて、その中でみんなで努力する方向を選ぶ」という民意と合併を進める行政・議会とのずれ、これが如実に現れた結果だと考えます。

 翻って、住民投票を行わずに、庄和町との合併を決めようとしている春日部市は、いかに議会が賛成24対反対6であるからといって、そこに民意とのズレはないかどうか、しっかり受け止める必要があると思っています。


新しい病院の建設計画が示され、検討しました
(1月27日)

 病院運営委員会がありました。
 再整備計画を検討する第3回目の会議は、新しい病院の具体的な建て替え案を検討するものです。

 ところで、会議がもたれるまでに、一悶着ありました。
 今日は、埼葛清掃組合の視察にあたっており、議員側の委員の2人が視察に出かける予定になっていました。
 そこで、「なぜそのような日程を組んだのか」と質したところ、
「委員長と市長の日程上、今日しかなかった」
 とのことでした。
 ところが、市長はいつものように、冒頭のあいさつだけで、「他に用事があるので」と退席。
 一言言おうと思ったのですが、委員長に制止され、断念。
 同じ会派の白戸議員は視察を取り止めて運営委員会に参加したというのに。

 建て替え案は、次の4通りが示されました。
1. 移転、新築…約135億7,360万円
2. 現在地に、西棟のみ取り壊して建て替える。
(1)二期に分けて工事…約127億8,850万円
(2)一期で工事…約117億8,000
(3)プレハブの仮病棟を建てて、一期に工事…約152億1,900万円

 すべての計画が350床を前提としているものです。
 そこではじめに、
「今まで病院の機能、規模について議論してきたのに、350床のみの計画と言うのは、規模は350床で決定したということなのか」
 と質問。答弁は、「病床数が変わっても、階数が減るだけで、建設計画の大枠には影響はない」とのこと。
 もちろん、建設費は違ってきますが、土地利用の仕方等には、影響がないとのことです。
 移転、新築となった場合、新たに土地を取得しなければなりません。それについて質問すると、「病院建築のための基金を利用するので、一般会計からの負担は考えなくていいとのこと」

 白戸議員からは、現在の場所で建て替えた時の影響額について質問。建て替え中に病床が減ることなどからその影響額約21億円とのこと。
 つまり、移転・新築でもさほど、建築費が変わらないという説明です。

 その後、各委員から、どの案を支持するかの意見表明がありました。
 当然のことながら、どうせ建て替えるなら、環境の良い場所に新築・移転が理想、ということになります。

 しかし…、今年度の病院の赤字は7億円を越す額になりそうです。
 また、病床稼働率も70%前後。このような状況で、しかもこの財政難の中で、150億円かけて病院を新築することについては、もっともっと慎重な議論が必要なはずです。
 市立病院が不人気なのは、施設が老朽化しているから…、すべての原因をそこに持っていく限り、問題は解決しないように思うのですが…。
 ここでもこのような意見は少数派。
 しかし私には、市民の皆さんから、市立病院に対する厳しい意見が届いています。その声を大切にして、意見を出し続けます。
 ご意見、お聞かせください。

合併に関する住民投票条例は、否決されました
(1月26日)

 臨時議会の2日目の本日は、「住民投票条例案」に対する質議、討論、採決が行われました。
 といっても、質議にたった、社民党1名、共産党5名、そして私の7名とも、市長が「住民投票の必要性はない」とした意見書に対するものでした。


 市長が「住民投票は必要なし」とする根拠は、
1.昨年7月11日に行われた1市3町の合併に対する住民投票で、春日部市は63%以上の賛成票があり、その1市3町の枠内の合併であるから、すでに信任は得られている。
2.庄和町との合併を、合併特例法の期限内の3月末日までまとめるためには、市民に十分周知して投票を行うだけの日数はない。
3.現在、市民1万人を対象に、「意向調査」を行っており、その中で、今回の合併に対する賛否を問うことになっている。
の2点です。

 1市3町の合併と、庄和町とだけの1市1町の合併は全く別のもの、1市3町の合併では、「合併のような重要な問題は、住民に最終的な判断をあおぐべき」として住民投票を実施したのに、新たな合併に対しては「住民投票」は必要なしとするのは、大きな矛盾です。
 しかし、市長の答弁は、
●最終的には1市3町の合併が理想。その合併協議を踏まえた今回の合併協議なのだから、大方の市民の理解は得られている。
●住民投票をしていては、合併の期限に間に合わない。
 ということに終始しました。

 私は、
●1市3町の合併協議を踏まえた「合併公約」、「新市建設計画」だから市民に判断をあおがなくていい、というのは、「それぞれの自治体の歴史、文化、施策を最大限尊重して、新しい市をつくる」という合併の基本に立ち返ると疑問。今行われている合併協議は、あくまでも庄和町との合併協議でなければならないはず。構成する自治体の半分、2町が抜けた合併協議を、1市3町の合併協議と同じとするのは問題。
●1市3町の合併が理想というなら、時間がかかってもその実現について努力すべき。庄和町との合併がまとまり、新たな市が誕生したら、その後、新市が一体となるためには10年以上の年月がかかるはず。その過程で、新たな合併を模索することは不可能に近いのでは。1市1町で合併してしまうことは、1市3町の合併の実現をむずかしくするのではないか。
 という観点から質しました。

 市長の見解は、
「宮代町、杉戸町を加えた合併が早期に実現するとは思えないから、とりあえず実現可能な1市1町の合併だけでも、国や県の支援が得られる3月末日までまとめなければならない」
 の一点張りでした。

 実現性が不透明な、1市3町の合併、それをあたかも、庄和町との合併が、その実現のための第一歩のように喧伝している当局の姿勢に、大きな疑問を持たざるを得ません。
 
 しかし、そのような疑問を呈するほうが、むしろ非常識とでもいうような議場の雰囲気に、そこ知れぬ不安を覚えました。

 条例案は、7対23で否決。
 原則まで無視して急ぐこの合併、新市が誕生したら、「新市建設計画」の「実施計画」をたてることや、財政運用に厳しいチェックが必要になりそうです。

アメニティ広場が公共性の高いまちづくりを進めるの?
(1月25日)

 午後、「旧谷中小学校跡地利用事業者募集提案競技」の傍聴に。
 正直、期待していました。審査の基準として
1.春日部市のイメージを高めることに効果のある、公共性の高い町づくりを進めるもの。
2.周辺の環境と調和し、周辺地域の住民の豊かな生活の実現に寄与するもの。
3.これからの時代にふさわしい、先進性、モデル性のあるもの。
 という項目があげられていたのですから。

 応募した業者は3業者のみ。52戸の一戸建ての住宅地を提案する業者、57戸の一戸立ての住宅地を提案する業者、そして、なんと11階建て戸数266戸のマンションを提案する業者。

 谷中小学校の思い出のためにモニュメントを? 地域の人も利用できるアメニティスクエアや円形広場?
 確かに災害時の防災設備を備えるという計画や防犯のために「灯りのいえなみ協定」を結ぶという提案や、できるだけ緑をという提案など、一見公共性に配慮しているように見えますが、この地区の人たちが望んでいたのは、そんなものではありません。
 地域コミュニティのいわばへそのような存在であった、小学校の跡地が、ただの住宅地にとってかわってしまうのだという空しさを、つくづく感じました。
 今回の提案のうち、どの業者を選定するのかは、今日の選定委員会の結果は諮問であり、最終的には市長の判断になるとのこと。
 果たして三枝市長は、どのような判断を下すのでしょうか。
 体育館と隣接の広場を残したではないか、といわれそうですが。

お役所は不祥事でなければ反省できないところ?
(1月24日)

 10時から臨時議会。
 冒頭市長は、今回の女子職員の公金使い込みについて「一時流用」と発表したことを陳謝。確かに市民の方から「横領以外の何ものでもない」という抗議を、私もいただいています。

 今臨時会の議案である「合併に関する住民投票条例案」に対しては、市長の「私は住民投票は必要無いと思う」という意見書を付けて上程されました。
 その理由は、
1.昨年7月に行われた1市3町の合併に関する住民投票で、63%の賛成を得られており、
この枠内の合併であること。
2.現在、18歳以上の市民1万人を対象に、アンケートによる
「住民意向調査」を実施しており、この中に1市1町の合併に対する賛否を問う項目があることから、この結果で住民のあらかたの賛否はつかめる。

 質議は26日になります。関心のある方は、是非傍聴にお出かけください。

★1市3町の合併公約と同じだったら、なぜわざわざ印刷して全戸配付を? 
 議会終了後全員協議会が開かれました。
 まず、合併協議会の第5回会議の報告です。村松議員が、「住民説明会」の報告を求めたので、続いて、「合併公約が配付されていない段階での説明会の開催は問題があるのではないか」と質したところ、
「説明会の日程は、広報の1月号で周知ずみ。また合併公約に関しては1市3町の合併に関する住民投票の際に全戸配付しており、その内容をふまえたものなので、今回の説明会前に届かない家庭があったとしても問題はない」
 との答弁。これには絶句。前の合併公約を読んでいれば分かるのなら、なぜわざわざ経費をかけて新しい「合併公約」を印刷し、全戸配付したのでしょう。
「合併公約」の配付は21日だったそうです。これは自治会長さんの手元にわたった日ですから、早くても21日の夕刻、大部分の方は22日かそれ以降に手にしたことになります。そこで
「合併公約を読んで、疑問点を質問するのが説明会では?」と重ねて質問すると、
「自治会長さんには事前に説明会への協力をお願いしてあり…」という的外れの答弁。
 「自治会長さんではなく、市民の皆さん一人一人に対して顔が向いていないのでは。このような無理な日程を立てたことに対する反省は」
 と追及しても、結局、「大方の市民の皆さんからはご賛同をいただいている」とのこと。
 このような市民不在で進めた合併協議がもしまとまったとしても、果たして、合併公約に掲げた「市民と
の協働」がどのようなものになるのか、はなはだ疑問です。

★外郭団体のありかたも見直すべき、と思われる使い込み事件
 次に今回の使い込み事件の報告がありました。
 今回の事件で一番問題なのは、7月末に業者に支払う代金を担当職員が引き出していながら、12月下旬に業者から催促されるまで、振り込まれていなかったということを誰も知らなかったという点です。その点を質すと、収入役からは、
「通帳と印鑑と帳簿は別々の人間が管理するように指示していたが、この基本が守られていなかった」との説明がありました。
 しかし、市から補助金が公布されている64団体は、会計がその補助金を預かるのではなく、市役所の職員が通帳を預かり、帳簿を付ける、というシステム自体が変です。しかも、監査は団体内部の監査に委ねられています。外郭団体の在り方も検討の余地あり、と思われます。

出席者数にがっかりした「合併に関する住民説明会」
(1月22日)

 午後は、武里地区の合併に関する住民説明会に参加しました。
 武里地区は戸数3万以上、人口7万人以上、春日部市の三分の一の規模の地区です。ところが出席者は30名足らず(うち議員が4人)。
 この点をどう思うか、という出席者の質問に、市長は「参加しない方は合併におおむね賛成なのではないか。大方の市民から、合併に関する理解をいただいていると理解したい」とのこと。
 24日の全員協議会で質したいと思いますが、うちの地区ではまだ「合併公約」が配付されていません。
 「合併公約」を読んで疑問の点を説明会で質す、という本来の趣旨から考えると、かなり無理なスケジュールで進められている今回の合併協議、「住民説明会」の日程は広報に載せたから、というだけでは、形式的な説明会の開催に過ぎないと思わざるをえません。
 それにしても確かに、春日部市民の合併に対する関心は低くなっています。また、「もうどうせ、合併は決まっているんでしょう」という反応が多いことも確かです。これが行政サイドの戦略勝ちでなければいいのですが…。

「合併協定書」は2月6日に調印。その後議会にはかられます
(1月17日)

 「合併協議会」第5回会議が開かれ、傍聴に行きました。
 といっても、主な協議は前回までに(たった4回の協議で!)終わり、本日は、春日部市長と庄和町長の間で調印される「合併協定」の確認と、新市建設計画の若干の修正の報告などで、1時間足らずで終わりました。
 それなのに、なぜ、傍聴に行ったのか、まさかの事態があったら、という思い、あるいはこんなに簡単に進んでいってしまう合併を見届けたい気持ち等、複雑な思いです。

 「合併協定書」の調印(つまり、合併公約をお互いの首長が確認するためのもの)は2月6日、その後、議会が開かれて、この「合併公約」に基づく合併を認める稼動か、審議されます。

 ところで、「合併特例債事業」について、ちょくちょく質問いただきます。             「合併特例債事業」は、新市のまちづくりの中心となる事業、「合併プロジェクト」に充てられます。この「合併プロジェクト」は公約の第1番目に挙げられていますが、具体的な金額は示されていません。
 そこで、全員協議会で示された具体的な計画を、以下にまとめてみます。

★いきいき活躍プロジェクト…28億円

 ●保険・医療・福祉拠点整備事業…約20億円
・病院整備事業
・庄和町保険衛生センター整備事業
●高齢者生き生きライフ支援事業…約1億円
●市内循環バス運行事業…7億円

★学びとはぐくみプロジェクト…約115億円
●学習環境整備事業…100億円
・校舎リフォーム(耐震工事も含む)
●子育て支援事業…15億円 

★参加と協働プロジェクト…20億円
●参加と協働推進事業…12億円
●市民活動支援事業…8億円
・庄和町庁舎の3階を図書室二整備

★まちの「顔」創造プロジェクト…254億円

●春日部駅周辺整備事業…180億円
●南桜井駅周辺整備事業…60億円
●各駅周辺整備事業…10億円
●新市一体化促進事業…1億円

★地域活性化プロジェクト…99億円

●新産業エリア企業誘致促進事業…25億円
●農業文化創造事業…1億
●市内ネットワーク道路整備事業…73億円

★環境対策プロジェクト…51億円
●ごみ減量化・資源化推進事業…50億円
・ごみ処理・リサイクル施設建設事業
・クリーンアップ作戦
●環境マネージメントシステム推進事業…1億円

★水と緑のプロジェクト…16億円
●水と緑のネットワーク推進事業…1億円
●みどりの保全・創造推進事業…15億円

 以上、総計580億円、そのうち、特例債事業として見込んでいるのは約323億円ですが、実際に特例債対象は250億円弱です。合併後、県に申請し、協議ながら決定していくことになるものです。

合併の先行きがますます不透明に
(1月14日)

 朝から全員協議会がありました。
 1月7日行われた、合併協議会第4回会議の報告です。
 前にお知らせしましたように、第4回会議では、「合併公約」の最終案と、「新市建設計画」の中の財政計画がまとまりました。

★宮代町長の回答に関わらず、1市1町の合併協議には変更がありません
 ところで、本日の朝刊には、昨日、宮代町長から、1市3町合併協議復活に関して、春日部市長・庄和町長が説明を求めたことに対する回答が示されたとの報道がありました。
 大まかな内容は
@住民投票で合併反対票が上回り、合併が白紙に戻った時点から、宮代町単独で町政運営することに関する不安感が強まり、その結果、合併復活の協議会設置の直接請求の署名が8,
833筆集まったと考えられる。
A
私(町長)としても分権社会が形成される中で、自治体としての自立性を高め、住民サービスの一層の向上を図っていくためには、1市3町の合併により、30万人規模の中核市を建設することが不可欠と確信している。
B新たな協議の進めていく中で、照会のあった(春日部市長・庄和町長が照会したのは、合併反対の声も依然強い中で、果たして合併復活が町民多数の合意なのかどうかという点)住民の意向が修練され、様々な懸念が解決されるものと確信している。
 というものです。

 そこで、まず、「『合併公約』は予定通り21日から配布し、住民説明会も「住民意向調査」も予定通り行うのか」と質問したところ、「一切変更はない」とのことでした。

 そこで、
@人件費等の削減の算出根拠
A財政計画のうち、11年間で500億円大きな財政計画を立てることができる、としている点の算出根拠
B住民負担が、1市3町の合併協議とまったく同じ金額になっているが、果たして1市1町でやっていけるのかどうか
 などの点について、質問しました。

 算出根拠は示されましたが、あまりに早い読み上げで、メモしきれず、正確なものは後日、プリントでもらうことになっています。
 また、住民負担は、合併後も大きな経済情勢の変化や制度改正が行われない限りは、「合併公約」に示した方針を守る、との答弁でした。
 「先進事例では、合併後1年とか3年で、大幅に値上げ、というケースもあるが、せめて、この公約を何年間は守る、というようなことはできないのか」と質問しましたが、もちろんNOです。

 財政計画のうちの、「財政調整基金」を積み立てることについても、
「経費を節減した分を積み増すほか、普通建設事業に合併特例債を充てることにより、地方債の残高を減らすことができる」
 としている点も、「本当か」という疑問がぬぐえません。というのは、今までそうやって、「臨時経済対策債」などの有利な借金を使った結果、地方債残高はどんどん跳ね上がってきた経緯があるからです。
 「合併特例債事業」以外は一切行わない、というほどの強い覚悟が無ければ、実現は不可能です。そして、その言葉は聞かれませんでした。

 ところで、質疑が集中し、全協としては異例の、午後までの会議となり、その昼休み、ある新聞記者から、
「全員協議会でするべき質問ではない」とのご批判をいただきました。
 私は、
「合併協議会でそういう質問が出ないから、全協で質さざるを得ない」
 と反論しましたが、市民の方々から質問をいただいたとき、きちんと答えられるようにすることも、議員の職務の一つと思うからこそ、疑問点を明らかにしたいと質問しているのです。
「細かいことはどうでも、合併しなければ財政的に立ちゆかなくなるんだから、この合併をスムーズに進めなければならない」
 との立場を、私はやはりとるわけにはいきません。

★1市3町の合併復活、春日部市長は宮代町民の合意が得られているとは思えないとの見解 
 市長はきっぱり、
「宮代町長の回答は、町民多数の合意なのかどうか、という当方の質問に答えていないので、ゼロ回答に等しいもの」
 として、今のところ、1市3町の合併協議会の設置を議会にはかるつもりはないことを言明しました。
 当然とは思いつつ、
@庄和町との「合併公約」が1市3町の合併協議を踏襲していること。
A常々市長が、「1市3町の合併が理想の姿」と言っていること。
B市長は「1市3町合併復活」署名運動の事務所に激励に訪れていること
 以上の点から、1市1町の合併が決まった時点でも、1市3町の合併協議を復活しないかは、はなはだ疑問に思っています。これについては今後の動静から、目が離せないと思っています。

★1市1町の合併に賛成かどうかも問われている「住民意向調査」
 
今日の全員協議会には、18才以上の1万人に対してアンケート調査の形で行われる「住民意向調査」についての説明もありました。
 アンケートには、この合併に賛成かどうかの項目も入っています。どうか率直なご意見をお書きください。
 この意向調査は、あくまでも「合併の信任について補充的に確認するもの」とのことですが、その結果は、議会で合併を認めるかどうかを議決するときの大きな参考になるからです。

★宮代町の「住民参加で進めてきた町づくりの灯を消したくない」という思いの熱さにふれました
 というわけで、午後予定していたスケジュールは、すべてキャンセルになりました。
 夜、宮代町の「住民投票の結果を尊重すべき」と活動してきた「共同宣言デスク」の報告集会に参加しました。
 進修館のホールは、寒い夜というのに170人もの人たちで埋め尽くされました。
 どの方の報告にも「この住民投票の結果がひっくりかえることがあっては、民主主義の否定につながる」との危機感がみなぎっていました。
 「直接選挙である議員の選挙に関しては、1年間リコールできない、という定めがあるのだから、住民投票の結果をひっくり返す直接請求も、1年以内は無効」として裁判の持ち込んだ方もらして、改めて、宮代町の方々の、「今まで住民参加で進めてきた町づくりの灯を消したくない」という熱い思いに触れました。
 今後、さらに運動が強まる予感に充ち満ちた集会でした。

関心のある方、是非ご出席ください
(1月12日)

 久々の「片山いく子と市政に参加する会」の例会。
 合併や谷中小学校、介護保険、支援費のこと等話し合ったのち、「風のたより」の配布を快く引き受けてくださり、玄関先に山と積まれていた「風のたより」の山が小さくなって、感謝、感謝です。

 
市町村合併の説明会の日程が決まっています。広報かすかべ1月号にもありましたが、
 
1月22日(土) 午前10時〜 市役所別館5階
   同     午後 2時〜 武里地区公民館講堂
 
1月29日(土)午前10時〜 豊野地区公民館講堂
   同     午後2時〜 幸松地区公民館講堂
 
1月30日(日)午前10時〜 豊春地区公民館講堂
   同     午後2時〜 内牧地区公民館講堂
 です。是非、関心のある方は、ご出席ください。

 また、
旧谷中小学校跡地利用事業者の「公開提案競技」は、1月25日(火)午後1時半から、武里団地内の「ゆっく武里」健康学習室で行われます。傍聴希望の方は、21日まで政策課に申し込みが必要です。
 どんな提案があるか楽しみですが、それと同時に、公共性の薄い提案だけではないか、という懸念も残っています。こちらも是非、関心のある方、ご参加ください。
 
  

合併はまだ、決まったわけではありません
(1月11日)

 昨週末から、「風のたより」33号を配らせていただいています。
 ご在宅の場合は、いろいろご意見を聞かせていただくことができたり、激励の言葉をかけて頂いたり、議員になったころはちょっとおっくうに思えたこの仕事も、最近はとても楽しみな活動になってきました。
 本当は、全て自分で配布できるといいのですが、だんだん欲張って、部数を増やしていることもあり、いろんな方のお手伝いを頂いて、配布しております非礼、お許しください。

 ところで、「広報かすかべ」1月号のトップ記事が合併問題で、見出しに「平成17年10月1日、春日部市と庄和町が合併して新しい『春日部市』に」とあるため、行く先々で、「もう合併は決まったの?」というご質問を頂いております。
 まだ合併が正式に決まったわけではありません。
 合併協議会では、合併期日を17年10月1日と決めました。そして「合併公約」もまとまりました。
 今後、まず、直接請求の出されている、合併の是非を問う「住民投票」を行うための「住民投票条例案」を定めるかどうかについて、議会で論議されます。
「住民投票」を行うことになれば、合併はこの「住民投票」の結果によって決まることになります。
「住民投票条例案」が議会で否決され、住民投票を行わないとしても、合併するかどうかは、議会に諮られ、議会の同意が得られてのち決定することになります。

 現在の議会構成から、もう合併は認められると考えてのこの表現なのでしょうが、あまりにも署名を集めた直接請求という民意の軽視であり、住民代表が議論する場である議会軽視といわざるを得ません。
 しかも、今月末には、アンケートによる「住民意向調査」も実施の予定になっているというのに…。
 合併という大事な問題が、民主主義の原則にのっとった手続きをはしょって進められることに対して、疑問を持つ議員が少数、ということに、とても危機感を持ってしまう昨今です。

昨日の人件費の計算はまちがいです
(1月8日)

 昨日の「合併公約」に関する記述のうち、人件費の計算は、まったくの私の勘違いです。
 10年間で230人ですから、
・1年目(退職する方の人件費の総額−新規採用分の人件費の総額)×10
・2年目(退職する方の人件費の総額−新規採用分の人件費の総額)×9
 という具合に計算していって、全部を足した金額が、削減額となるのでしょうか。
 この辺は、14日に全員協議会が開かれ、合併協議会第4回会議の報告がありますので、質してみます。

 ところで、お正月休みを利用して、このWebを少しでも見やすくしたとといじっているうちに、また、ガタガタになってしまいました。まだ応急処置の段階です。
 ソースをいじることのできない、素人の悲しさです。見にくい点がありましたら、ご容赦ください。

新市の財政計画に、一抹の不安
(1月7日)

 合併協議会・第4回会議が開かれたので、傍聴しました。
 今回の協議会では、
・前回の協議会で出た「合併公約」及び「新市建設計画」に対する意見を集約して訂正された「合併公約」案、「新市建設計画」の検討。
・前回は県と協議中ということで含まれていなかった「新市建設計画」の中の財政計画の検討。
 この二つの大きな議題が示されています。
 しかし、傍聴者は15人足らず、協議会委員の発言もたった3人のみ。

 「合併公約」は、18日頃から全戸配布になります。よ〜く内容をご覧ください。
 たとえば、【公約2】「行財政改革を断行し、財政基盤を強化します」の中に、「合併後11年間で約75億円の人件費を削減します」とありますが、一般職員の削減効果は、約230人で約66億円、としています。となると、人件費は職員一人当たり約2,850万円もかかっていることになります。こちらの方が、削減する人数よりもっと問題です。
 しかしながら、決算書を見ると、人件費としては職員一人あたりせいぜい
1,000万円といったところなので、この差額については追及の余地ありです。
 もし合併公約が本当だとしたら、日頃の決算書の数字は何なのでしょう。

 唯一議論になったのが、「合併により(国・県からの支援があるので)合併しない場合よりも11年間で約500億円、大きな予算を組むことができます」という項目でした。
 しかし…、ある住民代表委員は、
「むしろ、合併しないとこんなに予算を緊縮しなければならない、と書いた方が、合併の目的が明確になる」
 といい、学識経験者の委員は、
「『大きな予算を組むことができる』とすると、かえって合併することによって、今、財政を切りつめなければならない時代に逆行する印象を与えるので、逆効果のおそれも」
 といった発言をされました。
 むしろ、国・県の支援を、合併しなければ必要のない経費まで繰り入れていることがまやかしだと思うのですが、合併によりかかる経費に対する支援まで含めて、「こんなにお得」としているのは問題あり、とする意見は一つも出ませんでした。
 さらに驚きなのは、「国・県の支援を、現在春日部・庄和が単独で行っている事業も合併事業として、浮いた分を財政調整基金に繰り入れることがしている」という点です。
 「合併は究極の行財政改革」といいながら、従来の路線を守るために国・県の支援を宛にする合併、合併してからの11年後に不安をもつのは、私だけなのでしょうか。

 合併協議会では、こんなに低調な議論しか起こりませんでした。駆け足で、来月の上旬には、「合併協定」を結ぼうとしています。議会にも、残念ながら期待ができないのが現状です。
  
 
どうか、疑問のある方は、住民説明会で意見を出してください。

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