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【2005年8月】

 

またも「お役所仕事」決算書の中から
(8月26日)

 昨日から、9月議会がはじまりました。
 本日は、上程された議案に対する、会派の勉強会です。
 9月議会の主な議案は、16年度の一般会計・特別会計・企業会計の決算です。

★16年度の決算状況は
 
 詳細は審議の報告でお伝えしますが、決算状況は、
・財政力指数は15年度の0.748〜0.759とわずかに改善
・義務的経費比率は15年度の46.5%〜46.6%と横ばいですが、経常収支比率は86.3%〜91.3%と上昇し、県内41市中35番目と財政の硬直化が進んでいます。
 地方債残高は、477億3,550万円余から496億9,478万弱と増えているのに、債務負担行為が約103億1,680万円〜約お,000万余と減ったせいか、起債制限比率は10.6%〜10.7%と横ばいです。これは土地開発公社健全化のために、市が開発公社の土地を買い戻していることの現れでしょう。公債費比率は14.5%〜14.2%と少し減少しました。

★公有財産の扱いがあまりにもずさん!
 議論の一つになりそうなので、県の緊急雇用対策として、4.,700万円使って、公有財産台帳のチェックをしたことです。
 これは合併を控え、市の財産をきちんと精査しなくてはいけない、ということで行われたものですが、台帳を見てびっくり、かなりの土地が、面積に増減があるのです。これは変更のたびに台帳を訂正していなかったことが原因のようですが、なんともお粗末過ぎます。
 こんな財産を基礎にして、バランスシートを作ってもな…、率直な思いです。

 決算は、使ってしまったお金ですが、それだけに市政運営の状況が具体的に見えるよい資料です。しっかり審議していきたいと思います。
 29日〜31日は本会議質疑、1日、2日は委員会質疑です。お時間のある方は、是非傍聴にいらしてください。

地域福祉をつくっていきたい
(8月24日)

 「老人クラブ連合会」主催の福祉大会に出席の予定を変更し、急遽、「ケアシステムわら細工」と障害福祉課との話し合いに出席しました。老人クラブ連合会の皆さん、ごめんなさい。

 本日は、障害福祉課の課長が替わって初めて、ということもあり、障害当事者の実態と、春日部市が他の4市と単独事業として残した「全身性介護人派遣制度」を合併後も存続するのかどうか、というあたりに話が終始しました。

 障害者の介助が「支援費」制度に移行したものの、この「支援費」では限界があります。「全身性介護人派遣制度」はそれを補うものとして、重度の障害者の生活を24時間支え、社会参加も可能にするためには、とてもありがたい制度です。単独で残した春日部市は高く評価されています。
 しかし、
・知的障害者は使えない
・介助をつける目的に制限がある
・団体に属していない障害者は介助人を探すのが困難
・介助プランをコーディネイトする側の報酬が全くない
 などの問題点もあります。

 今後、廃案になった「障害者自立支援法」がどのような形になるのか不透明ですが、行政・障害当事者・地域のボランティアができるところは補い合って、制度で不十分なところ、隙間を埋めていく努力をしよう、という点で一致しました。
 このような流れが、「地域福祉」とつくっていく原動力になると信じています。

 

新市の市長に寄せる思いの深さ
(8月23日)

 25日から議会がはじまるので、もう日中は「内勤」などと言っている暇もなく「風のたより」を配って歩く日々です。まるで、海辺のリゾートで一夏過ごしたかのような、いい具合の日焼け状態になっています。

 本当なら、チャイムを鳴らし、ご挨拶して、と思うのですが、なんとなく押しつけがましい気がして、気心の知れた方以外は遠慮しつつ…。
 お目にかかる方々の関心は、なんといっても合併後の市長選挙です。市議会から3人の候補者が出て、でも、本当に大胆な改革ができるのかどうか、半信半疑といったところ。
 まず政策ありき。早くきちんとした、
具体的な政策を出してほしいものだと思っています。

疑問が残るまま、着々と進む解体工事
(8月20日)

 昨日も旧谷中小学校の解体工事のことで、管財課と話したのですが、どうも認識が食い違っているようです。
 「アスベストの含有が不明な場合、散水して工事をすればよい」という労働基準監督署の見解に従って工事は進められている、というけれど、散水しているのは、重機が建物に直撃するときにその部分にだけ。
 この暑さで、あっというまに散水された水は乾き、埃はモウモウと割れた窓という窓からまいたっています。おまけに、コンクリートガラが破砕される作業や、鉄筋とコンクリートガラを分ける作業をしている場所では散水は行われず、パワーシャベルからコンクリートガラが落ちるたびに、ここでももうもうと埃がたっています。
 一体、工事に先立って行われた「住民説明会」で、「パネルで覆い、上から崩すように解体していくので、防塵対策は万全」と説明した工事との食い違いはどうなっているのでしょう。
 「21日の『跡地利用検討会議』で、業者・市・住民の皆さんが顔を合わせるので、意見・苦情があれば、そこで聞きたい」
 とのことでした。
 しかし、今日地元の人たちに話を聞くと、21日の会議には、工事に伴うトラブルの窓口になっている「工事部会」は招集されていない、とのこと。
 急遽、「検討委員会」のメンバーに連絡をとって、現状を伝えましたが、たったこれだけのことで、いくつもの食い違いが生まれるのはなぜ? 
 私があたかもトラブルメーカーであるかのような言われ方をするけれど、私はあくまでも納得のいく説明を求めているだけです。


<本日の解体現場。夕方なので埃が写っていないのが残念ですが、右側の校舎の中に潜っている重機が、解体中。重機がぶつかる瞬間、散水の水圧も加わってか、窓という窓から埃が舞いたっています。下のパワーシャベルが作業しているところは散水なし。もうもうと埃がたち、少し風が強くなると、破砕されたコンクリートも飛散しています> 

 写真を撮っていると、団地の方が、「4階からよく撮れると思いますよ」と声をかけて案内してくださいました。
 写真を撮っている間、「うちからは毎日いやでも工事が見えてね。もったいないですよね。これだけのものを壊さなくても、高齢者のためのいろんな施設として利用できるのに」
 この言葉に、つくづく反省させられました。
 私は私なりに情報を出し続け、さまざまな声を集めようとしたけれど、届いていない人たちがたくさんいること。
 廃校になった跡地を福祉の拠点として利用している新座市との住民パワーの違いはどこにあるのか、運動の仕方をもっともっと考えていかなければならないと、考えさせられました。

あわただしい合併で、問題は合併後に先送り
(8月19日)

 本日は全員協議会が開かれました。
 議題は合併後の役所の機構改編と、庁舎の配置です。

 新市になるのだから、思い切った機構改革を期待する声も大きいのですが、現状は、春日部市と庄和町の機構をどう調整するのか、本庁と、庄和町総合支所役割分担をどうするのか、がいっぱいいっぱいで、とても行財政改革につながり、市民が便利になる機構改革は望めないといっていいでしょう。
 せめてワンストップサービス、総合窓口が実現できなくても、お年寄りの問題は同じフロアーで相談できる、といったことを希望していたのですが、健康福祉部が福祉部(福祉事務所)と健康保険部に分かれたため、高齢福祉課は福祉部に、介護保険かは健康保健部に、と部も分かれてしまいました。
 窓口も、どちらも本庁舎の1階にありますが、右と左に分かれていて、うーん、という感じです。
 児童福祉課も「子ども家庭課」と「保育課」に分かれ、「子ども家庭課」は本庁舎1階、「保育課」は別館1階。

 新しい機構で期待できるのは、市民部に「市民活動推進課」ができたことですが、窓口は別館の3階です。
 合併して、新しい市として動き出してから改善、ということで、問題は先送りに。新市の体制、よほどきちんと取り組んでくれる人を市長に選ばなければ、とつくづく思います。

 などの問題が山積しているのに、「議会の会議室は十分確保できるのか」という質問が出たのにはびっくり。議会も大事でしょうが、会議は工夫すればどうにかなるもの。しかも52人も議員がいるのは、たった7ヵ月間です。
 まずは市民サービスが向上するように考えるのが、議員の仕事では、と。

 ところで、合併準備のあおりで、9月議会の日程が大幅に減るようです。一般質問は2日間、という予定で、一人30分になりそう。おかげで、準備していた問題のほとんどは、9月議会で取り組めなくなりそうです。
 どうせ市長も替わるんだから、一般質問しても意味ないよ、という声も聞こえてきますが、合併前だからこそ、確認しておきたいこともあるはずです。

 庄和町は、合併後在任特例を使って52人の議員が在任する7カ月間、報酬は現行通り、という答申が出たことに対して、かなりもめたようです。
 「同じ市となって、同じ仕事をするのに、春日部市の議員と庄和町の議員の報酬に差があるのはおかしい」というのが根拠のようですが、特例で在任期間を伸ばすのだから、報酬は現行通り、というのが道理とも思えます。
 このような問題が起こらないためには、合併後即選挙がよかったと、つくづく思います。それなら、議場の改修とうも、一切必要なかったはずですし…。

 急いだ合併のツケが、大きなところで回ってこないように、これからもチェックが必要です。

腑に落ちないこと・落ちたこと
(8月17日)

★戦後60年の総括をもっと
 「風のたより」35号のポスティングしながら、市役所に。
 汗がひくまで、図書室で購読していない新聞に目を通します。昨日メールで送られてきた、毎日新聞・16日付の牧太郎さんの「記者の目・戦後60年『小泉翼賛政治』の亡霊をじっくり読みました。さすがにベテラン記者、郵政民営化を今回の選挙の争点にするために、終戦記念日の靖国参拝をとりやめたことを例にひき、「平和と戦争の諸問題」が最も重いテーマであるにもかかわらず、これを人気取りに使うことはあっても、選挙の争点にしない、という指摘にハッとしました。
 これを日本の内憂を切りひらくために大陸に目を向かわせた戦前の姿と重ね合わせ、首相の「激情」によって左右される政治の危うさに警鐘を鳴らしています。

 朝日の連載「キーワードで考える戦後60年」、今日のテーマは「アイデンティティ」でした。
 作家の福井晴敏氏が「個人は自意識ある歯車 国家は感情論で動くな」もわかりやすく、納得のいく文章でした。
 組織の中の歯車としての自分が、「その組織が社会的に『悪』だとみなされる場合、『自分は加担するのはイヤだ』と歯を食いしばって踏みとどまることができるのか。
 そしてマッカーサーが「日本人は12歳の少年」と称した戦後から60年、いきなり「民主主義」を与えられて日本が、この60年間にどれだけ成長することができたのかと問い、「今日本は親の欺瞞にきがつきはじめた14歳くらいではないか」と指摘しています。
 アイデンティティの確立する18歳まで、国民レベルで「本当は何が問題なのか」理解し、主権国家として国際社会にコミットする方法を考えることを提唱しています。だから、14歳の段階での「憲法改正」は時期尚早だとも。
 戦後60年という文字がまだ踊っている今、本当に日本でこの60年間、民主主義を育ててきたのかどうかを考えていきたいと思います。
 前にも書きましたが、なんといっても、「憲法を変えたい」という人たちが先見を担ってきてしまった国ですから、ここは、国民一人ひとりがきちんと向き合い、答えを探っていかなければならないのでしょう。

9月議会
 高齢福祉課で、介護保険課で、25日から始まる9月議会の打ち合わせ。
 本当は「介護予防」についての質問も考えていたのですが、アスベストの問題もあり、これは一般質問ではなく、具体的に何からはじめるのか、担当かと練っていったほうがいいのかも、と思ったりします。もう少し、関係しているボランティア団体等と詰めてみる必要もあると思いながら…。
 9月議会は、市長の引退もあり、合併もあり、一般質問は時間を30分に短縮する、という噂も…。

★アスベスト問題
 お盆の最中、「旧谷中小学校では、アスベストは使われていません」という回覧が回ってきました。
 「吹き付けについてはそうだろうけれども、建築資材に混入されている分については分からないから、『密封して穴をあけてサンプルをとって検査する』と約束したはず」という住民側と、「いや、使用が確認されれば、密封して解体工事をするということのはず」という市の見解がまったく食い違っています。
 解体事業をしている業者さん、労働基準監督署と足を運び、アスベスト協会のホームページを検索し…。他の自治体の対作例を閲覧し…。出来る限りの調査はしているのですが、肝心の役所の対応が今一つ腑に落ちないのです。
 市「片山さんが求めたので、今サンプルを県債に回してます」
 私「でも解体工事は進んでるじゃない。しかも防塵ネットも張らず」
 市「混入建材は使ってないはず」
 私「じゃ、確認した設計図書と仕様書のコピーがほしい」
 市「もう50年代のものは廃棄処分していてない」
 私「じゃ、100%安心っていれないはず」
 市「だから今、サンプル調査している」
 私「でも工事は進行してるでしょう」

 もちろん、100%使用していないことを祈ってます。しかし、その根拠がほしいんです。すでに解体されてしまった、旧大場小学校、旧大畑小学校…。不安を解消するには、きちんとした根拠が必要です。
 やりとりの中で床材はアスベスト混入の疑いがあるので、分けて別に処理するという一言も。
 床材は破砕してもアスベストは飛散しない、という見解のようですが、何と入っても担当課にきちんとした認識がないようで、余労働基準監督署も「現在、国がガイドラインを作成中。手元の資料は『庵』の段階なので、写しは渡せない」とのことです。
 それにしても対応の悪さ。
 今までの公害・薬害の例から何を学んでいるのでしょう。吹き付けアスベストが問題になって30年以上たっての今回の製造過程での被害、だったらそこから類推して、混入アスベストの対策も素早く行うべきではないかと思うのですが…。
 重たい気分で役所をあとにしました。

役所と生活者の認識の違いに絶句
(8月5日)

 3日の夜、冷房が効きすぎていたのが気になっていたのですが…。夜には腰の痛みが激しく、座ったら最後、立ち上げれない状態に…。座骨神経痛復活です。

 漢方薬をガンガンのんで今度はやっと、本人が徐々に復活。

 旧谷中小学校の解体工事がはじまり、埃と振動が、近隣の住宅をおそうようになりました。
 何度か、政策課・管財課にかけあって、業者に伝えてもらっていましたが、工事の手順は「説明会」の折の約束を守っているとのころ。しかし、どうみても、外壁を壊す作業になっても、防塵ネットを張っている様子はありません。
 再度確認したところ、やっと原因が判明しました。
 外側には防塵ネットを張る、というのは、東側と団地側、商店街側の三方のこと。校庭に面している部分は、管理棟と教室等がへこんでいる形になるので、ここの外壁は、「内側」になり、従って防塵ネットを張らない、ということです。
 この説明に絶句。「それはあんまり感覚が違い過ぎると思うよ」と。
 とりあえず、工事の方はそうなっているので、埃がすごいときにはすぐに業者に連絡を、ということで、住民側の窓口になっている方に伝えましたが、常識で考えて、校舎外壁は「外側」ではありませんか?


<内側だからとネットを張らず進められている解体工事。水を撒いても、カンカン照りの日射しに、埃がまいたっています>

市役所の施設・財産の管理の在り方に疑問が
(8月2日)

★旧谷中小学校跡地の下水道管、図面の不思議
 朝刊各紙に、旧谷中小学校の跡地を民間建設業者に売却した部分に、下水道管が埋設されていたことが分かった、との記事が載りました。
 早速、役所に出かけて図面等を入手。しかし、どう見ても不自然な、下水道管の配管図、実際には図面のように迂回せず、ほぼまっすぐ校庭内を通っていたわけですから、そのとき誰もが疑問に思わなかったというのは、不思議としか言いようがありません。
 図面のように迂回して、民間の所有地の地価に下水道管を埋設していたとすれば、その時点で土地所有者となんらかのやりとりがあったはずで、その資料等もなければ、いきさつを知っている職員がいないと言うのも、不思議です。
 昨日の建設委員会では、これらについての質疑はなかったとのことで、これから、全員協議会なり、本会議で下水管埋設部分の買い戻しが議案にのった段階なりで、きちんと質していかなければなりません。
 藤塚第3区画整理事業用地の、地下に建設廃棄物が投棄されていた件といい、なにかあまりにも、公共施設や財産の管理がずさんな気がしてなりません。

★アスベスト問題、納得できない点ばかりです
 
旧谷中小学校の解体工事が着々と進んでいます。
 アスベストが混入されている建材は使われていなかった、と管財は言います。今日、つっこんで話を聞いてきました。
 つまり、解体前に、解体業者が、建設時の仕様書と目視で、アスベストの使用はないとしたらしいのです。
 解体工事の際、アスベスト混入の有無を検査するよう、指示する文書が国から出たのが6月22日、谷中小学校の検査が行われたのがいつか、目視だけでなくきちんと指示通り、サンプリング調査を行ったのかどうか、業者から取り寄せてもらうよう、頼んできました。
 続いて、環境保全課に。しかし環境保全課が把握しているのも、現在調査をし直しているのも、「大気防止汚染法」に基づくものなので、「吹きつけアスベスト」のみなのだそうです。
 結局、圧倒的多数の使用量を占める、建築材料に混入されているアスベストについては、役所でチェックする機関はどこにもなく、解体時の「労働基準監督署」への届け出でのみなのだそうです。
 これで本当に市民の不安が解消できると思っているのでしょうか。もう少し、独自調査をしなければならない、と、袋小路に追い込まれたような印象ですが、めげずに調べを続けます。

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