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2005年10月

急いだ合併のツケ
(10月6日)

 10月1日に合併し、議会も1日から新しい構成に。
 また、市長が失職し、新しい市長が決まるまで、新市の予算は組めず、となると、10月1日から予算の執行(お金の出し入れ)ができないことから、10月から12月までの暫定予算を執行部が組み(専決処分)、議会の承認を求めるという手続きが、臨時議会で行われます。

 また、旧春日部市と旧庄和町の条例を整理・統合した結果の条例案も審議されます。その数なんと207本。
 しかも、一つの議案にまとめられ、一括で質疑・討論・採決を行うということです。
 つまり、「合併協議会」の元で事務調整が行われ、それを条文に直したのだから、今さら…、ということなのです。
 また、今回は時間的に余裕がなく、春日部・庄和の差異を1本化出来なかった条例はそれぞれの条例を残し、1本化した条例も新市長の下で約2年ほどかけて見直すのだから、「専決処分」にした、ということですが…。
 条例というのは、市民の皆さんの生活に密接な関係があるものです。
 公民館を借りるにしても、いろんな行政の審議会の在り方を決めるのも、条例によって規定されています。
 ここは慎重に審議しなくては、と会派で昨日、今日と2日にわたって勉強会をしましたが、参考資料に基づく説明だけでは不明な点も多く、次々に資料を求めて検討。
 3連休をはさんで、初日までもつれこみそうです。

 52人も議員がいて、これだけの議案で、質疑日を1日しかとっていないというのは、どういうことか。暫定予算もあるというのに。
 詳しくはまた、質疑の後にご報告いたしますが、13日の質疑は是非是非、傍聴にお出かけ下さい。急いだ合併、人口規模の違う市と町の合併の本質が、きっと透けて見えるはずです。

選挙結果に落ち込む間もなく、新市議会スタート
(10月3日)

★落選から学ぶこと
 昨夜、宮代町長選挙の開票結果に愕然。声もありませんでした。
 冷静に考えてみると、感触の良さ、だけを判断基準にするのではなく、きちんとした基礎票の積み重ねがどの程度出来ていたのか、そこが当落の分岐点だったと実感します。
 議員選挙と違って、自治体の長を選ぶ選挙や国政選挙は、数万という、気の遠くなるような票が、当選のためには必要になります。
 過去12年間対立候補が出ないための無投票、これでは町民が選択する権利が奪われてしまう、という思いを一身に受けて立候補した加納さんの勇気は本当に尊敬します。
 しかし、組織対草の根。
 選挙違反を疑われるなりふりかまわぬ選挙選に対して、マイク1本で立ち向かった草の根選挙は、さわやかではありましたが、それだけに、当選するためにもっとやらなければならなかったことは何だったのか、これからの分析を待ちたいと思います。

 これで、また、「1市3町合併(春日部市と庄和町は合併したので、正確には1市2町)」論が起こることも予想されます。宮代町の選挙結果は、他の町の話ではなく、春日部市にとっても深い関わりのあるものです。

★51人の議会に4人の会派で臨むことに
 本日は、審議会の顔合わせがありました。
 市長選に立候補する秋山(前)議員は9月30日付で辞職しましたが、あとの3人は立候補時点での自動失職を選択するため、51人でスタートすることになります。ご自身の出処進退は、本人の自由ですが、市民感情からすると、なんだか割りきれません。
 10月分の報酬を受け取るのですから、議員としてしっかり仕事をまっとうしてもらいたいものと思います。

 春日部市と庄和町の議会が合流し、会派の検討がそれぞれに行われました。
 私は、今まで属していた「新政の会」を脱会し、「地方政治改革ネット」で一緒に活動してきた庄和町の宮本貞子さん、正木浩三さんそして春日部の民主党の渋田智秀さんと4人で「フォーラム春日部」という会派を組むことにしました。
 「新政の会」では、採決に対しては拘束しない、という規約で、共に政策を研鑽する。という目的を大事にしたのですが、やはり後半、採決の違いがあったときに、質疑や討論が制限されることもあり、同一会派でいることに矛盾を感じたからです。
 他の会派は、春日部市の最大会派であった「彩政会」に、庄和町の最大会派「新風会」が合流し、18人という大会派が誕生しました。
 公明党は合わせて9人、共産党8人、「新政の会」は私が脱会して6人、「創政会」(旧庄和町)が5人、そして「フォーラム春日部」が4人、社民党1人ということになります。

 臨時議会は10月11日に開かれる予定で、合併に伴う条例改正(200本以上あります!)や新市長が決まるまでの暫定予算などが審議されます。

★会議室の使いにくさにびっくり
 会議室が少ないため、会議新築した会議室で行ったところ…。
 プレハブで間仕切りが薄いため、隣室に声が筒抜けです。今後、会派の内密な打ち合わせは、どこか適当な場所を探さなくては、と思いました。
1億2千万以上かけて、これではね。民間のビルを借り上げてほしかったとつくづく思いました。
 窓から目をやると、プレハブの仮庁舎が2棟、どうせお金をかけるなら、ここと合わせて4階建ての本庁舎の建築を検討するか、あるいは窓口業務と総務や政策といった総合的な部署以外は庄和町役場に置くかしたほうが、ずっとよかったのではないかと、3月議会の質疑を思い出して、また、腹立たしい思いでした。


市民団体がかついだ5番目の市長候補
(10月2日)

★30回目の「ぴーす うぉーく」
 午前中は30回目の「ぴーす うぉーく」。今回は、9月24日に行われた「イラクからの外国軍の撤退」を求める世界同時行動と、自民党だけで衆議院の過半数の議席を占めた国会の情勢から、「憲法改正」が現実のものになる可能性が高まったことを訴えました。
 「自衛隊を海外に出さないと、日本は世界から取り残される」と疑問を投げかけてきた人もいて、こんな議論が街中で生まれるのは大歓迎です。
 24日、アメリカでは10万人を超す人たちがホワイトハウスの前に集まったとのこと。武力によらない平和を求める声は、決して世界の少数派ではないと思います。

★5番目の候補者は幸手市の教育長柴田幸雄さん
 というよりも、春日部市では、牛島小学校、緑小学校で、学校を地域に開放し、地域の人たちと協力して子どもたちを育てていこう、という改革をした校長先生、といったほうが通りがよいでしょう。
 市長選挙に向けて、市民が政策をつくろうという、いわば逆マニフェスト運動に春から取り組んでいた、「プロジェクト K 100」が白羽の矢を立てて立候補を要請したのに応じたものです。
 牛島小学校時代からのお付き合いの柴田さんは、なんと私の大学の2年後輩に当ります。
 というだけで応援するわけではありませんが、
・「トップの意識さえ変われば改革はできる」という信念で、学校改革を実践した実績。
・多くの人を束ねるネットワークを構築する力。
 この二つはリーダーとしてふさわしいものだと思います。

 ただ、一緒に参加した仲間の感想も含め、「プロジェクト K 100 」に係わって来なかっただけに、具体的な政策には疑問が残る点もあります。
 政策に同意して立候補することを決めた柴田さんが、今後、公約などをまとめる上で、どの程度「柴田さんらしさ」を打ち出していけるのか、今日のところは未知数。
 というわけで、もう少し、政策は検討して欲しいと思っています。
 しかし、すべての政策の柱になる「市民と一緒につくりあげる市政」という点では、きちんと実行していくだろうという信頼のもてる候補者であると思っています。


〈立候補に当たっての決意を述べる柴田さん〉


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